トランプは何故、大統領選挙を勝てたのか。
金融資本を中心とするグローバル企業が海外展開を行い、米国の工業が荒廃し、人々の生活がどんどん悪化していることに国民が気づき、とにかく「アメリカ・ファーストだ」というトランプの下に集まった。
誰もが勝つと思ったヒラリーをトランプが破った。トランプを勝利に導いたのに、選挙参謀のバノンの功績は大きい。トランプはバノンの功績に感謝をして、バノンを戦略担当補佐官として、大統領首席補佐官と同格に扱った。当然実質バノンの影響力が強く、ホワイトハウスはバノンが取り仕切っていたといっていい。トランプ政権の特徴は、権限を各省庁に与えるのではなく、重要政策は全てホワイトハウス主導で行う体制を取ったことにある。そしてトランプは政権就任後、①米国内工場の強化(多国籍企業が労働賃金が安く、規制の弱い地域に進出し利益の最大化を図るのと逆)と、② 海外軍事行動の馬鹿
コメント
コメントを書く「軍産複合体との離別」を訴えて大統領になったトランプ氏も、娘婿のクシュナー氏が軍産複合体を支えるユダヤ人だった。
シリアの子どもたちが、化学兵器の被害で苦しむ様子を見たイバンカさんに泣かれたら、親父としては従わざるを得ない。
だが、シリア軍がすべての化学兵器を廃棄したことは米国が確認したばかりでだ。
どうやらシリア軍がアルカイダの基地を空爆した時に、アルカイダの化学兵器倉庫を破壊してしまったらしい。(田中宇ニュース)
つまりシリア軍は、米国の敵であるアルカイダを攻撃したために米国から反撃されてしまったのだ。
このように敵と味方が区別できなくなっているのがシリアの悲劇なのだろう。
>>2
>シリアの子どもたちが、化学兵器の被害で苦しむ様子を見た
イバンカさんに泣かれたら、親父としたら従わざるを得ない。
とんでもありません。
米国人のメンタリティーにそんなものはありません。
中東の子供達の不幸に涙するなどありえません。
化学兵器こそ使いませんが、米国自身がミサイル攻撃などで
たくさんの中東の子どもを丸焼きにしています。
イバンカがそれを批判したことがありますか。
二つの都市を核攻撃で壊滅させ、今もそれを正当化している
米国人、国際社会の批判など馬耳東風で劣化ウラン弾を使用
する米国。
深刻な放射線被害が子どもにも出ています。
普通の米国人がイスラム圏の子どもの悲惨に涙することは
ありません。
他の理由だと思います。
民主主義国家の指導者は支持率を気にします。
民主主義は戦争を起こす指導者の支持率をはね上げる性質
があります。
そんなところにも原因がありませんかね。
孫崎さんの見方に異論を持っている。トランプ政権の選択でなく、ロシア、シリアが、イスラエル寄りに追いやっているといえないか。
トランプ政権は、シリア国民が望むのであれば、アサド政権を認めるといっていたのに、何故、ロシア、シリアがトランプ政権を窮地に追いやることをしたかを、問うことが常識的である。トランプ政権の本意であれば、変質ということもできるがロシア、シリアがトランプ政権を追いやったような形での、トランプ政権の方向変換は、見方が違っているのではないか。第三者がロシア、シリアの立場に立てば確かに米国の方向転換といえるが、トランプ政権を信用せず、ロシア、シリアの立場をあくまで徹底しているという説明であれば、米国の方向転換を全く評価していないことになる。米国無視につながる。
自動車王ヘンリー・フォードは1920年に「国際ユダヤ」という本を出した。これはナチス親衛隊のバイブルにもなったという評判の本だ。私の解釈ではこの本の言いたいことは「正しい資本主義は産業を起こす企業精神にこそ本髄を置くべきだ。ところが国際ユダヤ資本は勿論本質に於いてコスモポリタン故に物の生産に関心を持たず貨幣にしか興味を示さない。これでは駄目だ」ということなんです。当然ユダヤ人の猛烈な批判を浴びヘンリー・フォードは自己批判を行い、その本のその後の出版を禁じた。
今ではユダヤ資本は米国のみならず世界で圧倒的強大さを誇っている。米国、西欧の主要メデイア全部と金融を完全に牛耳っている。孫崎先生のお話から推測しますに、この強大なユダヤ資本の影響を受け、トランプ大統領は早々とレイムダック(大統領人気の4年目は例外なくレイムダック化する)化し始めたと私は観ています。今後それに歯止めが効かなくなり、世界戦争のリスクが限りなく増大するのは間違いない。
続く
>>5
続き
このトランプのレイムダックは深刻だ。プーチンと習近平はトランプを交渉相手にするのではなくその背後に隠然と控えるビルダーバーグ・グループの主要人物(ロックフェラー、ロスチャイルド、イギリス王家、オランダ王家等々の代表とも言われている)と緊急に話し合うべきだと私は思う。これから、トランプはネオコンの小粒連中に囲まれ嘘の情報にまみれ飛んでもないことをしでかすのは間違いない。プーチンと習近平のビルダーバーグとの折衝目的は勿論ロンドン、ワシントン、モスクワ、北京、ニューヨークに水爆が落ちないようにするためだ。このトランプ体制の乱心傾向は軽視できない。トランプがある日突然リンドン・ジョンソンやリーチャード・ニクソン或いはブッシュジュニアみたいに狂人になり取り返しのつかない事態になるのを防がなくちゃいけない。もう既にトランプは化学兵器使用に関しアサドに責ありという偽情報に基づきミサイルをシリアに向けて放った。これは由々しき問題だ。
>>4
孫崎先生は事実の流れをおっしゃっているのであって米国無視につながるとはとても思えませんね。
言わせてもらいますが、今回の事件はシリア正規軍がISの拠点を空爆したら毒ガスが出たという事実です。ISが毒ガスを保有し使っているということは過去に沢山の事例が報告され証拠もあります。シリアは2013年に国連調査を受け毒ガスから完全に手を引いていると報告されている。
今回の正規軍空爆に伴う毒ガス発生と同時に米国好戦派は犯人をアサドと決めつけ世界のメデイアを使って「アサドがやった」と喧伝し、アサドの仕業と大騒ぎした。そのようなペテンをトランプが鵜呑みにしてミサイルを撃った。とんでもないことだ。国際法違反のみならず、暴力団顔負けだと私は思いますね。貴君が米国を好むのは分かりますが、贔屓の引き倒しにならないように望みます。
>>7
ひとつ言えることは米国がシリアをミサイル攻撃したのは
「化学兵器を罪のない子供たちに使ったから」攻撃したの
では決してないということです。
9人のシリア人が米国の「ヒューマニズム」によって殺さ
れたなんてことがあるでしょうかね。
考えなくともわかることです。
米国は攻撃したければ理由をでっち上げてでもするし
したくなければしません。
イスラエルが化学兵器を使えば、米国がイスラエルを
攻撃するか考えなくともわかります。
イスラエル支持声明すら出しかねない。
今回のシリア攻撃は、米国の口から出た言葉以外の
別の理由が探されなくてはなりません。
米国好きのひとは、米国のこととなるとちゃんと
ものが見えなくなる傾向があります。
これは宗教の信仰に似て、事実も理屈も受け付けないのです。
世界には少なく、日本にはとても多い米国教の信者に
いくら事実や道理を突きつけても信心をやめさせるのは
ムリとわたしは悟っています。
米国なんてイワシのアタマなのですが、それでもありがたいと
思うひとには無性にありがたいのです。
しかたありません。
軍産複合体に屈したといえば屈したと言える。軍産複合体に弱腰とみられているとき、化学兵器を使われてもトランプ政権が行動を起こさなかったとき、米国民は、トランプ政権を支持するであろうか。「NO」であり、トランプ批判が巻き起こるのが見えている。実力行使により、軍産複合体寄りになるのは当たり前である。
今までのアサド排除政権から、アサドを認めてもよいという真反対の方向性を示していたのであり、イスラエルロビーの攻撃が激しくなっていたでしょう。中立的トランプ大統領の足場を壊したのは、ロシア、シリアであり、トランプ大統領自身でないことは、重要なことである。トランプ大統領を余儀ないイスラエルロビー方向にロシア、シリアが仕向けたことから目を背けるべきではない。
対照的なのは、米中首脳会談であり、双方がいいたいことを飲み込み、お互いの立場を理解しあった大人の外交であった。大国同士は、大国同士意思が通じ合うのでしょう。プーチンが小さく見えてしまうが、反プーチンデモを取り締まり、多数を逮捕してしまう混乱ぶりがあり、国民に対する心証が悪く、ロシア国民の愛国心を煽る行動に出ざるを得ない事情があったとみるべきなのでしょう。選挙は、どこの国も死活問題のようだ。
>>8
実に良く理解出来ます。ただ、そういう連中をほっとくと乱暴な米軍が舞い上がって北朝鮮問題でとんでもないことになってノドンやテポドンが300発程度一斉に日本に飛んでくる事態が非常に高い確率で起こるであろうことを私は懸念しているんです。北朝鮮はシリアやイラクみたいな弱者じゃありませんからね。