南北首脳会談が開催される。
本来は、南北首脳間で緊張緩和に向けての行動がとられれば、朝鮮半島に平和が来たと言えるべきである。
だが今日の現象はそうではない。
米国は、必要なら、韓国、日本の同意なしで軍事行動をとると述べている。
トランプ大統領にとって、北朝鮮問題は魅力がある。戦後、「現職大統領として初めて北朝鮮と交渉」、「悪の枢軸の北朝鮮を抑え込んだ」、これらは選挙民の支持をえる可能性がある。
しかし、トランプ政権内はより具体的な要求を行っている。
米国政府はこれまで様々な場で、米国の要求は「最終的、不可逆的、検証可能な非核化」と述べている。具体的には、ハリス太平洋軍司令官は三月一五日、議会で証言し、米朝首脳会談について「結果について過度に楽観的にはなれない」「完全、検証可能かつ不可逆的な非核化」が必要だと強調した、
ボルトン国家安全保障補佐官は
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米朝で、非核化までいかなくても、どのように、核管理問題を共同管理に移行できるか、米国は体制問題をどのように保障していくかに、かかっているのではないか。最低限の体制維持ができれば、北朝鮮は、米国の軍事介入をいとわないことも予想できる。米朝の軍事的対立が排除できれば、不可侵平和条約に進むことも不思議ではない。
問題は、朝鮮半島に配置されている迎撃ミサイルの脅威が中国に向けられることになり、米国が排除に同意するかどうかが、焦点になってくるのではないか。同意すれば、日本特に沖縄基地の重要性が今まで以上に求められてくるのではないか。米国にとっては、イエスマン隷属的安倍政権は、米国の国益に合致し、安泰ということにもつながる。
わたしは民事裁判を一度戦ったことがあります。
ここにきていらっしゃるかたはいかがでしょうか。
作戦会議で代理人の弁護士からこう言われたものです。
ありとあることがらで最大限の要求をします。
こんな要求はさすがに通らないだろうと思うことでも
全て要求項目としますので逐一自己規制せず要求すべきを
書き出してください。
わたしが北方領土問題で二島返還で合意しなければ、
裁判をすればすべてを失うぞ、というのはこの経験からです。
トランプもこの会談の前に同じようなレクチャーを受けているはずで
単なる戦術です。
だってちょっと前まで何を言っていたか思い出してみてください。
こちらの言い分を全て丸呑みするという態度を示さない限り
話し合いには応じない。
米国はすでに負けているのです。
日韓の意向など無視して攻撃するぞ、などと言わされていること自体
追い詰められている証拠。
「最終的、不可逆的、検証可能な非核化」を呑むと言っても「守る訳がない」と返され、呑まないと言えば「軍事行動をとるべし」で、「韓国、日本の同意なしで軍事行動をとる」なら、結局イラク戦争の繰り返し。欧州、ロシア、中国に反対されようが、「過去の同じ過ちを繰り返す」のが米国だ。そして全て終わった後、「ほら、お前の出番だ」と日本は後片付けをやらされるのだ。
万が一、米国に恨みを持つ者たちの手に核が渡ってしまったら...その思いに駆られっ放しの米国。だが、米国も極悪の悪事を重ね過ぎた。孫崎さんも(私も)もうこの世にはいない いつの日か、壊滅的な天罰が下るのだろう。
>>3
そして全て終わった後、「ほら、お前の出番だ」と日本は
後片付けをやらされるのだ。
日本の被害は第二次大戦を上回るか匹敵する、という見通しが
あるのにどうやって他国の後片付けを?
第二次大戦の日本人死者、310万人。
他国に後片付けを頼むしかないのではないでしょうか。
米国は明らかに「ならず者国家」だ。けんかしたくて仕方ない狂犬だ。イスラエルに200発ものアトミックボムを持たせて、涼しい顔をしている。一昨年か、ネタニアフに「イランに核先制攻撃をするぞ」と米国は脅しをかけさせている。米国は自ら保有する核について「専制的に攻撃するために」保有していると恥じることなくのたまい、鼻息の粗さを隠そうとして無い。その態度はヤクザのものだ。こんな横暴極まりない国家がいままであっただろうか。願わくば、プーチンと習近平が手を取り合って不法者をしょっ引いて欲しい。これはイデオロギーを超越して捕り物帖レベルの、つまり、ワイアットアープがドクホリデイと一緒にOK牧場でならものを退治した筋書きの実践なのです。
>>5
「中国」はこの世の正義、不正義には何の関心もない国です。
それは国連決議の投票行動をみればわかります。
関心があるのは自国の損得だけです。
イスラエルや欧米列強ゴロツキ国家がどんな不正義を
働いても棄権がとっても多い。
それだけに先日のロシア連邦、ボリビア提出の米英仏
非難決議への賛成は異例であり驚きでした。
これまでの中国なら棄権したはずです。
トランプは就任直後から中国への敵愾心をむき出しにして
台湾承認を匂わせました。
さすがにそれは後が続きませんでしたが、舌の根も乾かぬ
うちに今度は貿易戦争。
中国はトランプを見限ったのかもしれません。
>>6
確かに中国は「自国の損得」を第一義的にするのは確かですね。「米朝会談が決裂すれば、米は無条件に北朝鮮を先制攻撃する」(菅長官の得々した記者会見で明確)のを中国は黙って見過ごすわけには行かないのではないでしょうか。シリアではロシアが米国の狂気にひるんでいるようですが、朝鮮半島で中国がその狂気にどう対応するか、私は中国には先制攻撃阻止に向けて強く出てもらいたいと念じているんですが。
>>7
米国が正気なら「北朝鮮」攻撃など決してしません。
やるにしても韓国の意向は無視できませんし、「中国」の
意向は絶対無視できません。
韓国の了解を取らずにやれば、ムンジェインは韓国軍に
在韓米軍と戦うことを命じかねません。
実際それは、ソウルへの北からの核攻撃を防ぐ現実的な
唯一の方策です。
理で中国は参戦しないまでも、武器弾薬糧食の補給で
北の後背地になる可能性があります。
そうなったからといって米軍は決して中国を攻撃できません。
わたしは戦争には変数がついて回るので米軍勝利で決着するとは
限らないと書きましたが、もうメチャクチャです、そうなれば。
ただ、日本は米軍の忠実な手下として振る舞うでしょうから、
日本の被害は日本の被害は激甚でしょう。
以前、わたしは核のボタンをめぐる米英のいざこざについて書きました。
イギリスで、米国がソ連を先制核攻撃するにあたって
自国の核ミサイルを使わずに、在英の核ミサイルを使うのでは
ないか、との疑惑が持たれました。
ソ連の報復が自国でなくイギリスに向くようにです。
イギリスの特殊部隊にはその動きを察知したら米軍基地に突入して
それを阻止する作戦プログラムがあったとの記事を読みました。
韓国軍が在韓米軍と戦うのはありえない話ではありません。
>>9
なるほど。良く分かります。