1:18日、検察官の定年延長を可能にする検察庁法の改正案について、政府・与党は、国民の理解なしに国会審議を進めることは難しいとして、、今の国会での成立を見送ることを決めた。

2:本法案の最大のポイントは「役職定年」を設け、内閣の意向によって延長できることにある。

・問題点に関しては私の次のツイートが参考になる。特捜部検事OB 38人の意見書(18日法務大臣に提出)

・特捜部で仕事した検事として、検察庁法改正案の性急な審議により、検察の独立性・政治的中立性と検察への国民の信頼が損なわれかねないと深く憂慮。準司法機関=検察がよく機能するには独立性・政治的中立性、厳正公平・不偏不党の検察権行使が極めて重要。

・幹部検察官の定年、役職定年の延長規定は、検事総長を例にとると、1年以内のサイクルで定年延長の要否を判断し、最長3年までの延長を可能とするもの。通例2年程度の任期が5年程度に。これは、検察権