マルティン・ニーメラー(1892年- 1984年)は、ドイツの福音主義神学者である。彼はナチ党の宗教政策に反対し、1937年7月逮捕され、1941年ミュンヘン近郊のダッハウ強制収容所に移送され、1945年にイタリア、南ティロルに移送された。彼の発言に基づくとされる言い回しが1946年頃に生まれたと見られ、1950年代初期には詩の形で広まっていた。それが次の句である。
「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから。社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから。彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから。そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」
2021年7月11日、ツイッターの「トレンド」を見ていたら、「#望月
孫崎享のつぶやき
随想56 マルティン・ニーメラーの言葉と望月衣塑子氏のツイッター事件
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コメント
コメントを書くバカみたいな現象であるが、
望月記者のツイッターを見ると、引っかかったのは、
IOCバッハ会長に対する外国人ヘイトとみられる「バッハ帰れ」という言葉である。
朝鮮人ヘイトの「帰れ」コールにつながりかねないとみる人もいるのではないか。
朝鮮人に対する「好き嫌い」、オリンピックに開催に対する「賛成と反対」は双方のサイド言い分であるが、言動が互いに相手を刺激するのでしょう。
> それは皆、「彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」を避けるためにである。
3万5千人超の誰もが そこまで考えて声を上げたならば、日本の民度も大したものだ。だが、殆どは直感的に「おかしいでないか」とストレートに反応しただけだろう。一方、敵はそれに怯んで望月記者潰しを諦めたのか。恐らくそれも違う。どれだけ反国民的デタラメ、メチャクチャ政治をやろうがブタ箱行きを免れるアベ、スガ一味だ。せいぜい、飼っている家畜に熱湯浴びせて「キャンキャン悲鳴を上げとるわい(笑」程度の感覚でいるのでないか。
先日の生放送:アリエフ外務次官のエピソード━「例えば、旧ソ連・バルト海諸国での200~300人の集会で、誰かが『大統領を殺しに行け』と言ったとしても、バルト海の人間は誰も殺しに行かない...」
バルト海諸国よりもっとダメな日本で、大衆が やられっ放しの現況を変える現実的戦略が必要だ。
望月記者のコメントは、散見するところだが、安倍、菅氏にとっては嫌な奴!程度で、蚊に刺される程度のことだ。ツイッター社に働きかけ、彼女から言論道具を奪うほどのものではない。側近とツイッター社が、安倍氏や菅氏に忠心を表明する為にやっちゃってみたが、案の定、えらい騒ぎになり、ひっこめたというのが実情だろう。だって、望月記者の知名度が上がるだけで菅氏たちにメリットは無いのだ。
日本も近々そうなるだろうが、米国では只今凄まじいことが起こっている。1930年代のドイツがバイデン・米国で蘇った感ある。ワクチンに関する科学は徹底して削除されている。ミシガンに住む私の友人なんかメール以外には事実上使用禁止になっている。U-TUBE,TWITTER,FACEBOOKは堂々とワクチンの科学を排除してその正義を訴えている。バイデンたちも容認している。
その動きはトランプをもワクチン同様シャットアウト扱いし、弾圧している。私の眼にはトランプとその連れ合いは1930年代の社会主義者に見えて来るから奇妙。
菅氏たちはワクチンに関して米国と同様の行動に打って出るだろう。もう既に打って出ていると言う説もあるが、定かでない。彼らは、もう一つ、トランプに代わるものとして、中国との経済関係を重視する世論と人物の弾圧だ。ツイッターやFACEBOOK,UーTUBEは「鬼畜中国」関連の用語で埋められて行こう。
>>1
確かに、朝鮮人嫌いは大多数。オリンピック開催反対も大多数。前者も後者も「帰れ」コールで一致する。他ではなかなか気がつかない指摘ですね。面白い。
「帰れ!」は私に今は殆ど死語化している「ヤンキー ゴー ホーム」を思い出させました。貴殿はその言葉をご存じでしょうか?
「帰れ!」と言う言葉に敏感な貴殿ですから、米軍にはもっと長くいてほしい。出来れば広く。北海道から沖縄まで満遍なく中国向けミサイル基地で埋め尽くしてもらいたい、みたいに貴殿は思っていらっしゃるのでしょうね?
米軍部はそうしたいんだと思わせぶりに朝日新聞が先日書いてましたよ。