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制裁は、制裁する側と制裁を受ける側双方に徐々に痛手が出てくる。
ロシアは、石油をインド、中国に購入して貰うから石油代金を従来のように確保できるから西側の制裁は効果なしという人たちがいる。
問題は同じ価格でインド、中国に販売していれば、ロシアの収入に変化がない。実際は、30ドルも価格を下げており、インドは安く買って石油精製処理をして、米国などに輸出しているのであって、ロシアの損失は余りにも大きい。商売上手のインドが漁夫の利を得ている。漁夫の利に米国も参加しているので、制裁の効果を得ているといえる。
このような中で、OPECが増産合意すれば石油の価格が下がる。ロシアは制裁され、、さらにインド向けに輸出しようとすればインドに値下げ要求される。ロシアは戦争停止に追い込まれているとみるべきでしょう。
今回のご投稿はその辺を織り込んだものと見ている。
CIAは米国の国家内国家として屹立していて威力は世界最大です。ネトウヨに分かるように言うなれば、日本の戦時中の陸軍本部と同じようなものです。
このCIAはこの今展開中のウクライナ戦争のれっきとした推進者であり、事実上の交戦国です。彼らの直接関与はオバマが発足する時からですから16年経ってます。そのCIAと共に最前線で指揮系統に入っていたのがバイデン氏です。
日経の今日の記事は太平洋戦争中のミッドウエー海戦についての大本営の発表みたいに空疎なものとして受け止めてます。何故なら、CIAとバイデンはロシアがBRICSのシンパシーだけでなく、具体的な支援を受けることを想定していなかったし、自分らのドル体制が土台から崩壊する局面を生み出すことを想定していなかったのです。加えて、自分らの庭だと思っていたアラブ地域とイスラエルが距離を米国と置き始めたのです。
ミッドウエー海戦の惨めな敗北は日本軍の暗号が開戦前に解読出来るようになっているのを帝国海軍は知ることがなく大戦争に突入したことで起こったのですが、それと同じように、CIAは金の裏付けの無いドルが標的になることを想定していなかったのです。
>>1
面白いな!よっぽど孫崎先生を味方に付けたいんですね。ご苦労様。
RT 4 Jul, 2022
国防相、プーチン大統領にウクライナの最新被害状況を報告
https://www.rt.com/russia/558329-shoigu-report-putin-donbass/
ロシアのショイグ国防相は月曜日、ウラジーミル・プーチン大統領にウクライナとの紛争に関する最新情報を提供しながら、わずか2週間の間に、2000人以上の死者を含む約5500人の兵士が失われたと述べた-
ショイグ国防相は、この数日で2回目の報告をロシアの指導者に行った。日曜日には、リシチャンスク市を占領した後、ロシア軍と同盟軍がルガンスク人民共和国政府が自国と主張する領土を完全に掌握したことを確認した。直接届けられた報告書では、作戦の結果についてさらなる詳細が報告された。
ショイグ氏によると、ウクライナ軍はこの2週間で5,469人の死傷者を出し、うち2,218人が死亡した。また、戦闘により、12機の戦闘機、6基の長距離防空ミサイルシステム、97基のロケット砲、200台近くの戦車やその他の装甲など、相当量のハードウェアがキエフに犠牲になったと防衛相は報告している。ウクライナ軍はリシチャンスクで、約40台の車両を含む武器の一部を放棄したという。
これに先立ち、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領を含むウクライナ政府関係者は、東部で大きな損失を被り、1日平均200人の死傷者が出ていると報告した。キエフは自軍がロシアとその同盟国の大砲に圧倒的に劣っていると主張し、欧米諸国に対し、ウクライナに約束した軍事援助の提供を早めるよう求めた。
孫崎さん、
「との分析を明らかに、」などと書いてはいけません。
CIAの長官などという職につくものが、自国が利害当事者である時
外部に対してどれほどの正直さが期待できるか。
CIA長官はこう主張している、情報の発信者が発信者なのでどれだけ信頼
できるかわからないが...のように書くべきです。
> バーンズ氏は「最新の推計では(ロシア軍の)死者は1万5000人ほどで、負傷者はその3倍程度だ。大きな損失だ」と明言した。ウクライナの死傷者に関しては「おそらくロシアより少し少ないが、かなりの死傷者が出ている」と述べた。
1万5000人の死者が本当なら大きな損失は確かだろう。だが、一頃、ウクライナ側に毎日 兵士 数百人の死者が出ていると伝えられた。累計ではロシアの損失どころでないだろう。バーンズについては以下のような記事もあった。即ち、ご紹介の日経が出したCIA分析も、DSが「ロシア劣勢」「戦争継続」願望を正当化するための眉唾記事でないか-
GP May 8, 2022
UKRAINE UPDATE:CIAの無策、ロシアの大釜、ウクライナのマフィア
https://www.thegatewaypundit.com/2022/05/ukraine-update-cia-ineptitude-russian-cauldrons-ukrainian-mafia/
ラリー・ジョンソン記
誰かが自分がいかに重要かを語っているとき、その人はあまり重要ではないことを示す良い指標となる。同じ原則がCIAにも当てはまると思う。先週、CIAの情報のおかげで、ウクライナ人がロシアの将軍を何人も殴り、巡洋艦モスクワを沈めたと情報筋を通して自慢しているのだ。
CIAが本当に秘密を守ろうとし、隠れた援助の手を宣伝することを避けていた時期があった。ソ連がアフガニスタンを占領していた1980年代、CIAはロシアを追い出そうとするイスラム戦士の武装と訓練を任された。特にCIAがムジャヘディンをスティンガーミサイルで武装させ始め、ソ連のヘリコプターが空から降ってくるようになった頃、国民はその事実を知ることはなかった。今のCIAは もはや そうではない。
ウクライナの民兵をゲリラ戦のために訓練し、武器を供給し、重要な情報をウクライナに伝え、それがロシアの標的を攻撃するために使われるということが公然と語られているのである。このようなリークはウクライナ軍を強化するどころか、弱体化しているように見せている。彼らは自分たちだけではロシアと戦うことはできない。その通り。彼らには武装強化のためにパトロンが必要だ。もしあなたが玉座の後ろにいる権力者なら、そのことを黙っているべきだ。沈黙は特権的な地位を守るのに役立つからだ。
ロシアの情報専門家は、米国が一体何をしているのか、頭を悩ませていると思う。おそらく彼らは こう訝しむ:この機密情報のリークは、ロシアに架空のリスを追わせるための巧妙な資本主義の陰謀なのだろうか?それとも、米国人は単に無能なのだろうか?━私は、無能であるという説明に賛成だ。
CIA長官ウィリアム・バーンズの最新の公の発言はその一例である。
“CIA長官ビル・バーンズは土曜日に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナでの戦争の第二段階に多くのものを賭けており、軍事衝突を「倍返し」することがまだ彼の最善の道だと信じている、と警告した。この考え方が、係る第二段階を少なくとも第一段階と同じくらい、もしかしたらそれ以上に危険なものにしているとバーンズは言う。「バーンス氏は、ワシントンで開かれたフィナンシャル・タイムズ紙のイベントで、プーチン大統領について次のように語った。「彼は今、まだ『倍返し』で前進できると確信しているのだろう」「ウクライナに関する彼の信念と、ロシアがウクライナの抵抗力を削ぎ続けることができるという現実━これらが まだ揺らいでいるかどうかは分からない」とも付け加えた。「というわけで、賭け金はかなり高いのだ」”
バーンズが示した現実との乖離は恐ろしい。プーチンはウクライナの非軍事化と脱ナチス化の意図について、公の場で非常に明確にしている。プーチンが二の足を踏んでいるというバーンズの主張は、ウクライナがロシアの攻勢を退け(つまり第一段階)、ロシアは今、敗北の残骸から勝利を救い出すのに必死なのだ、という誤った結論に基づいており、そのことを念頭に置いて、今日のドンバスとクリミアの出来事を考えてみよう。(以下省略)