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キッシンジャーのウクライナ問題への変容見ると、米国で如何に同調圧力が強いか判る。Kかつてキエフにロシアと西側の間で中立を保つよう促した。「ウクライナが生き残り、繁栄には、どちらかの側が相手方の前哨基地になってはいけない」。かかる発言撤回。
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キッシンジャーのウクライナ問題への変容見ると、米国で如何に同調圧力が強いか判る。Kかつてキエフにロシアと西側の間で中立を保つよう促した。「ウクライナが生き残り、繁栄には、どちらかの側が相手方の前哨基地になってはいけない」。かかる発言撤回。

2023-05-13 08:31
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RT 7 May, 2023

キッシンジャー氏、ウクライナ和平を予言
https://www.rt.com/news/575943-kissinger-ukraine-peace-china/

中国が関与すれば、年内に本格的な交渉が始まる可能性があると、長老政治家が述べた-

ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官は、CBSニュースに対し、ウクライナの紛争が転換点に近づいている可能性があり、中国が仲介する和平交渉が2023年末までに始まる可能性があると述べた。

「中国が交渉に参加したことで、年内には決着がつくと思います」と、99歳の外交官は日曜日に放送されたインタビューでCBSに語っている。その時までに、「交渉のプロセスや実際の交渉について話すことになるだろう」と彼は続けた。

中国は2月に「ウクライナ危機の政治的解決に関する見解」を発表し、モスクワとキエフの仲介役となりうる存在として名乗りを上げた。この中国案は米国とEUに真っ向から否定されたが、ロシアのプーチン大統領はその12項目の一部をモスクワの立場と「一致」していると評し、ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領はその中のほんの一握りを歓迎したが、キエフはロシアと一切妥協しないと主張している。

ゼレンスキーはプーチン政権との交渉を拒否しており、ウクライナの指導者は昨年10月の法令でクレムリンとの接触を禁止している。これは、中国や他の潜在的仲介者が直面する障害の一つに過ぎない。

ロシアはウクライナ紛争を自国とNATOの代理戦争と見做しており、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は金曜日に、いかなる交渉も「西側の手に落ちた操り人形であるゼレンスキーとではなく、彼の主人と直接」行われることになると述べた。

ワシントンでは、ジョー・バイデン大統領の政権が、いつ和平を求めるかはウクライナ次第であると公言しているが、ゼレンスキーは、米国からそのようなインセンティブを与えられておらず、バイデンは、彼の戦争目的を達成するために「必要なだけ」武器を供給し続けることを提案している。この目的の中には、2014年以来ロシア領となっているクリミアの占領が含まれているが、米国の軍事指導者たちは、その可能性は限りなくゼロに近いと公言している。

キッシンジャーは昨年、ウクライナが平和のために「以前の状態」に戻ること、つまりクリミアの領有権を放棄し、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国に自治権を与えることを受け入れるべきだと提案し、キエフの反感を買っている。その後、キッシンジャーは停戦とロシアの撤退後にこれらの領土を交渉の基礎にすることを提案するようになった。

モスクワは、キエフとの話し合いに応じるが、ウクライナがドネツク、ルガンスク、ケルソン、ザポロジエの各州のロシアの一部としての新しい地位を含む「現場の現実を認識する」場合に限る、と繰り返し述べてきた。そうでなければ、ロシアは軍事的手段で紛争を解決するとクレムリンは表明している。

No.7 18ヶ月前

RT 9 May, 2023

ウクライナ和平交渉は今や不可能-国連総長
https://www.rt.com/news/576012-un-secretary-general-peace-ukraine-impossible/

アントニオ・グテーレス国連事務総長はエル・パイス紙に、キエフとモスクワは共に軍事的勝利を得られると確信しており、従って妥協する気はない、と語った-

アントニオ・グテーレス国連事務総長は、スペインのエルパイス紙に対し、ウクライナとロシアがすぐに交渉のテーブルにつく可能性は殆どないと述べ、依然として軍事的に目的を達成できると両国が信じていると指摘した。

月曜日に掲載されたインタビューの中で、グテーレス氏は次のように述べた: 「残念ながら、私は和平交渉は現時点では不可能だと考えている」。彼は、ロシアは「今のところ、占領している地域から撤退する気はない」ようで、一方「ウクライナは武力で奪還することを望んでいる」と説明した。

グテーレス氏は、このような状況にもかかわらず、国連はキエフとモスクワに交渉させるためにできる限りのことをしていると付け加えた。彼は、ロシアが5月18日以降の更新を拒否しているため、現在その行方が危ぶまれている穀物取引について、これまでのところ「最も重要なイニシアチブ」であると述べている。

グテーレス氏によると、高官たちは、イスタンブールでの関係者会議を手配し、この取引の延長に努めているとのことだ。同事務総長は、モスクワの反論が正当なものであることを認め、同国からの食料・肥料の輸出は制裁対象外であるものの、「間接的な障害が残っている」ことで事実上阻止されていることを付け加えている。

トルコの外交政策担当大統領トップアドバイザーであるイブラヒム・カリン氏は、日曜日にトルコのHaberturk TVに出演し、「この戦争は地位の獲得で終わるのではなく、二つのグローバルブロックの間の新しい安全保障協定で終わるだろう」との見解を示した。彼は、現在の紛争は事実上、ロシアと集団的な西側諸国との間の紛争であると主張し、モスクワの立場を代弁している。

「この戦争は、ロシア対ウクライナではなく、ロシア対 西側ブロックである。冷戦2.0だ」とカリン氏は説明した。

しかし、トルコの高官は、現在のところ、「国際情勢は平和よりも戦争に賛成している」ため、対話のチャンスは殆どないと指摘した。

一方、同じく日曜日、ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官はCBSニュースに対し、ウクライナ紛争が転換期に差し掛かっている可能性があると語った。このベテラン外交官は、2023年末までに中国の支援の下で和平交渉が行われるかもしれないと予測した。

EUと米国は、紛争発生記念日に北京が提案した12項目の和平案を早々に無視した。ロシアのプーチン大統領は、この文書の要素の一部を歓迎し、ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領は、そのポイントの一部に同意したが、プーチン政権とは交渉しないとの立場を維持している。

No.8 18ヶ月前

>2023年1月17日、別のダボス会議でキッシンジャーは部分的な撤退を開始し、長年反対してきたウクライナのNATO加盟は「適切な結果だ」と述べた。 …このような状況下で中立ウクライナという考えはもはや意味を持たない。」

 アメリカ帝国における同調圧力、特定意見の抑圧という点では、FOXnewsがタッカーカールソンを馘首したことにも透けている。

 タッカーカールソンは、トランプの代弁者であったし、ウクライナ支援反対の急先鋒であった。

 キッシンジャーの変節もその流れに位置付けることはできそうだ。

 しかし、ロシアの特別軍事作戦の現実の戦況や見通しは、当事国のどちらが状況を有利にコントロールしているか、という点が重要ではないか?

 この点から見ると、ウクライナの「攻勢」は、未だ足踏み状態のようである。

https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-65550427

 また、ロシアに対する経済制裁は失敗に終わっている。

https://www.spectator.co.uk/article/why-the-economic-war-against-russia-has-failed/

 以上の状況から、ウクライナ側がロシアに対して、状況をコントロールを出来ているとは言い難い。

 ウクライナは不利乃至負けているのが現況と見るべきだ。

 とすると、武器支援をしているアメリカ帝国等西側が今後どうするか、ということになるが、この点ではアメリカ帝国等西側内では意見が割れているということが実情のようだ。

https://news.antiwar.com/2023/05/12/officials-in-washington-europe-divided-over-future-of-ukraine-war/

 私自身は、ロシアの特別軍事作戦は、①ウクライナのNATO加盟阻止=ウクライナ緩衝地帯化、②クリミア、ウクライナ東南部のロシア併合、以外に外交交渉的解決はない、と考えている。

 国際社会の「世論」としても、①、②に反対するのは、所詮西側G7諸国あたり(否、フランス、ドイツのホンネは①②賛成ではないか?)だけであろう。

 しかも、ロシアからすれば、①②が達成できないなら、特別軍事作戦を実行した意味がない。

 私は組合活動家時代、交渉において、必ず獲得しなければならない「獲得目標」を設定して、組合交渉に臨んでいた。それは、彼我の状況を踏まえた現実的目標であることは言うまでもない。空論ではない、現実的獲得目標でなければならない。

 だから、私は自らの設定した現実的獲得目標をブレることなく追求した。

 私はプーチンロシアの獲得目標は①②以外はあり得ないと考えている。核兵器を有するロシアには、力による現状変更の資格がある。その現実認識のない交渉は、私の「経験」からすると、空論である。

 ウクライナが敗北しないなら、収まりつかない。私はそれが現実的解決だと考えている。

No.10 18ヶ月前

記事中に「キッシンジャーのさらされた同調圧力」について、なんらかのエビデンスがあるのかとおもいつつ読んだが、見当たらない。「キッシンジャーのさらされた同調圧力」は、孫崎さんの単なる個人的感想なのだろう。あいかわらず、煽られているヒトビトを見かける。

むしろ記事中には「台湾についてはどうだろうか」とか「ポドリャク氏はさらに痛烈にこう言った。「残念なことに、10か月の戦争の後でも、キッシンジャー氏は何も理解していなかった…この戦争の性質も、世界秩序への影響も。・・・」」とあるのだから、要するにキッシンジャーは、G7側の大きな世界戦略を理解してなかったが徐々に理解してきた、ということを記事の趣旨tとして読むべきだろうと思う。G7側の大きな世界戦略とは、「ユーロ大西洋とインド大西洋の安全保障の連動性」のことであり、その一部に露宇戦争が位置つけられるということだ。

わたしの個人的感想だが、わたし自身は、ここで何度も書いたように、ウクライナがロシアの勢力圏であることにとくに反対ではなかった。ただし、それは外交とカネとで実現されなければならなかった。外交であれば、これも戦争がはじまったころにわたしはよく書いていたが、ロシア系「住民」を立ち退かせるかわりに立ち退き料としてクリミアを手に入れるというようなことも実現できたかもしれない。こういうのが外交交渉だ。

その実現性をぶち壊したのがプーチンがしかけた戦争だ。戦争をしかけ、非武装の住民を多数虐殺したからには、もうウクライナ側も簡単には後に引けない。ウクライナ側の「大攻勢」は、NATOからの援助にしても、そのほかなんにせよ、一度きりだとおもわれるので、その後には外交交渉もありうるのだろうが、中共の停戦努力は、かたちだけのものに終わるだろうとおもっている。

No.11 18ヶ月前

× インド大西洋
○ インド太平洋

No.12 18ヶ月前

核兵器については、いまだにウクライナ側が持たないと思い込んでいる議論があって、アホらしい。核兵器は、ウクライナ側が真に欲すれば、(仮にいま手に入ってなくても)どこからともなく手に入る。そういう世界だということを理解すべきだろう。
クレムリンへの攻撃は、わたしはロシア側の偽旗だとおもっているが、別に証明はない。そこでほんとうは、ウクライナ側の攻撃だったのだとして、ロシア側はウクライナ核攻撃への意欲を高めただろうか?わたしは逆だとおもう。別にクレムリンに限らず、ロシア各地で、ウクライナ「側」(ウクライナとは断定しない)とみられる攻撃があいついでいる。ロシアがウクライナを核攻撃すれば、ウクライナ「側」の攻撃が核攻撃にかわるだけだろう。

No.13 18ヶ月前

>>13
ああだこうだとお忙しいこと。ご苦労さん。

No.14 18ヶ月前

>>11
G7の世界戦略?G7は既にズタズタです。中国の工作でもうじき英米が孤立するでしょう。見といてごらんなさい、

ところで、バイデンは広島に来るかどうか危ういですよ。その背景、ご存じでしょうかね。恐らく検索する気も起らないでしょうが。

No.15 18ヶ月前

バイデンはWEFのシュワブとビルゲイツの操り人形だと批判する勢力が米ナショナリストから生まれて来てまして、その代表格がロバートケネデイージュニアとトランプです。

この二人は米主権の確立を高々と掲げて、前者が民主党、後者が共和党の大統領候補に立ち、米民は世界の動きの真相を全面的に知ることになるでしょう。今の日本の言論空間では想像もつかないことです。

No.16 18ヶ月前

どんな社会においても、出世したマイノリティーにはおおむねろくなやつは
いないというわたしの考えはこのキッシンジャーという男が証明した。

なさけない男。

No.17 18ヶ月前
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