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ブリンケン国務長官の中国訪問、CNNの見方「中国と米国の間に依然危険な隔たり。米国政府は、中国との競争段階入りと認識。中国企業に制裁発動し、半導体輸出制限へ同盟国に圧力、中国政府の「経済的強制」とサプライチェーンの「リスク回避」に対抗する様働きかけ
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ブリンケン国務長官の中国訪問、CNNの見方「中国と米国の間に依然危険な隔たり。米国政府は、中国との競争段階入りと認識。中国企業に制裁発動し、半導体輸出制限へ同盟国に圧力、中国政府の「経済的強制」とサプライチェーンの「リスク回避」に対抗する様働きかけ

2023-06-21 07:38
  • 7
 
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>一方は世界的な影響力を拡大しようとしている権威主義国家、もう一方は国際的な影響力を広く持つ民主主義の超大国、という双方の間で共通点を見つけるのは決して簡単ではなかった。

>米国は、影響力を拡大し、人権と民主主義という普遍的価値を持つ世界秩序を解体しようとする中国政府の取り組みとみなしているものに対抗する措置を講じている。

「もう一方は国際的な影響力を広く持つ民主主義の超大国」

「人権と民主主義という普遍的価値を持つ世界秩序」

 上記フレーズ。アメリカ帝国が体現する世界観、ということなのだろう。

 この自己肯定感はなんだろうか?呆れるやら、コワイやら。怒り、イライラ、脱力。

 複雑な思いが一気に押し寄せる。

 なんというか、自己肯定感のバケモノと化したDV野郎が嘯く自己弁護を聞かされているようなカンジだろうか?

 しかし、属国日本において、アメリカンヒーロー映画やディズニーランドに興じるB層なら、アメリカ帝国と共依存関係というわけかもしれない。

 日本の「病み」が深い・・・。

 それはさておき、次の一節が引っかかる。

>両国はここ数カ月、台湾海峡での軍艦同士の衝突寸前や、南シナ海での中国による米偵察機の接近迎撃など、危険な軍事交流を複数回経験している。

 Moon Of Alabama、6月20日付。題して「米国、ロシアと中国との戦争で敗北を認める」

 この中で、「台湾海峡での軍艦同士の衝突寸前」問題に関して、国連海洋条約を踏まえて、下記のようにアメリカ帝国を批判している。

https://www1.doshisha.ac.jp/~karai/intlaw/docs/unclos1.htm#:~:text=%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%8D%81%E5%85%AB%E6%9D%A1,%E9%80%9A%E8%88%AA%E6%A8%A9%E3%81%AF%E3%80%81%E5%AE%B3%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82

海洋法に関する国際連合条約
第三十八条 通過通航権
1 すべての船舶及び航空機は、前条に規定する海峡において、通過通航権を有するものとし、この通過通航権は、害されない。ただし、海峡が海峡沿岸国の島及び本土から構成されている場合において、その島の海側に航行上及び水路上の特性において同様に便利な公海又は排他的経済水域の航路が存在するときは、通過通航は、認められない。

「地図で見ると、これは明らかに中国本土と台湾と呼ばれる中国の島の間の海峡に当てはまります。もし米国が本当に「一つの中国」政策をとっているのであれば、同海峡の立ち入り禁止を受け入れなければならないだろう。」

 ブリンケンは先の中国訪問において、一つの中国を再度確認したということだ。

「われわれは台湾の独立を支持しない」:ブリンケン氏、習主席との一か八かの会談で「一つの中国」政策への米国のコミットメントを再確認-中国政府が二軍間の接触拡大を求める米国の要求を拒否

https://www.dailymail.co.uk/news/article-12210999/We-not-support-independence-Taiwan-Blinken-stresses-U-S-commitment-One-China-policy.html

 このCNNの記事には、「一つの中国」政策への米国のコミットメントを再確認、ということは触れられていない。その一方で、艦船衝突寸前みたいな軍事的緊張のみ煽るのは、いかにもアメリカ帝国軍産複合体系メディアらしい、偏向報道ぶり。

 Moon Of Alabamaは、このブリンケンの一つの中国再確認を、中国の勝利と見做しているのだ。

 因みに「ブリンケン・ワン会談の中国語読み上げは、英語翻訳よりもさらに軽蔑的だと伝えられている。」

https://twitter.com/chinahand/status/1670883450964832265

 中国からの歓待もなく、軽くあしらわれて、しまいには歓心を買いたい一心だったのだろうか?アメリカ帝国覇権衰退を印象付ける一幕と考えている。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9f0086a21705c9e45723e38dadd26d9ae4536f70

 なお、ロシアの勝利については、言わずもがな。ウクライナ反攻失敗と、「バイデン氏「ウクライナのNATO加盟を容易にするつもりはない」」として、ウクライナのNATO加盟について、「タオルを投げた」。
 https://thehill.com/homenews/administration/4055273-biden-wont-make-it-easier-for-ukraine-to-join-nato/

 ついでに言うなら、ウクライナ軍司令官ヴァレリー・ザルジニーと悪名高いスパイチーフ、ブダノフは、ロシアのミサイルにより、それぞれ病院送りらしい。

 同情はしないが、哀れである。

https://english.alarabiya.net/News/world/2023/06/18/Putin-does-not-rule-out-that-Ukraine-s-army-commander-in-chief-could-be-abroad

https://www.agenzianova.com/en/news/German-media-The-director-of-Ukrainian-intelligence-is-in-a-coma-in-a-Berlin-hospital/

No.1 17ヶ月前

米国が動いているのに、中国は相手をしてやっているような傲慢な姿勢は、見ている人にとって見苦しさだけが目立つ。

剣呑な米中対立の原因は、中国の現状変更が、ウイグル、香港から台湾に移ろうとしており、台湾住民を巻き込んで米中の対立が取り返しのつかない状況に移行しようとしていることに起因する。

中国が台湾統一を住民の意志に反して行おうとしており、最終的には「武力行使を排除しない」という中国の硬直化した姿勢に対して米国が「NO」といっているわけであり、中国の姿勢がかたくなになれば米国の姿勢もかたくなになる。両国関係が緩和されることが期待できなくなっている。

中国の経済状況は、初めて見るような悲惨な状況に入っているが、中国は強気の姿勢を崩さない。

若者の失業は20.4%であり、新たな大学新卒は1,200万という。都市部の企業の倒産が増え、失業者総数は5,400万人という。為替レートは21日1ドル=7.2元台になっている。消費者物価は下降曲線を描いており、経済が最悪の状況に入っており、中国各地でデモが140回も起きている。

このような経済状況で苦しむのは多くの人民であり、台湾統一を止め現状維持に戻さない限り、中国は急速に衰退し国内の内乱を招きかねない。過去二度ほど多くの失業者を出したが、回復できたのは、民間企業の活発化であったが、今回は習近平政権であり経済音痴であり、とことん苦しむしかないのでしょう。

No.2 17ヶ月前

中国は米国が台湾を切り口に中国と戦争を視野に入れて破壊工作にとりみ始めたと判断しています。米国がレッドラインを超えたら台湾島は人民解放軍により解放されます。中国はその為にはあらゆるコストを払う決意をしてます。

中国は今の米国を弱いと判断してます。理由の一つは行き詰まった米財政。二つ目はアジア、アフリカ、南米が中國を支持していること。

今の中国には脅しは全く効きません。

No.3 17ヶ月前

CNNの見方=米国エスタブリッシュメントの見方≒DSの見方だろう。
「お互いフェアプレイに徹しようじゃありませんか」の中国に対し、それでは もはや勝ち目なしと悟った米国(DS)が、隙を見て反則技を仕掛けるのを虎視眈々と狙っている―これを勝手に「中国と米国の間に依然危険な隔たり」と言ってるだけだ。

>「中国は米国の利益を尊重しており、米国に挑戦したり、米国を排除したりしようとはしていない。同様に、米国は中国を尊重する必要があり、中国の正当な権利と利益を傷つけてはいけない」

これは、先達て孫崎さんが紹介されたオンライン会議での中国人学者の論とピッタリ重なるものだ。係る学者の方は、故に米中衝突は起こらない―とするも、孫崎さんは「問題は、米国の方は現状を、中国側のその認識通りには捉えていないことにある」とされた。そういうことだ。狂人に何を言ってもムダだ。どんなに宥めようとも「黙れ!オマエはワシをトップの座から引き摺り降ろそうとしている!絶対そうはさせんゾ!」―そうハッキリ言えばいいものの、格好つけて毎度 次のように誤魔化すのが米国(DS)流である-

> 米国は、影響力を拡大し、人権と民主主義という普遍的価値を持つ世界秩序を解体しようとする中国政府の取り組みとみなしているものに対抗する措置を講じている。

何が「人権と民主主義という普遍的価値」だ。ダブルスタンダード常習犯の米国(DS)が言える台詞でない。

>「根本的な原因は米国の中国に対する誤った認識にある」と北京のトップ外交官、王毅氏は...米国人に語った。

中国は全てお見通しだろうが、要するに米国(DS)は、中国の体制etc.がどうであろうが、絶対に負けたくない、そのためには手段を選ばない、何遍でも「ノルド・ストリーム」をやる―これだろう。

先日のNiall Ferguson氏の論にしても、何故グテグテ長いだけで中身カラッポになるのか。氏は次を書いた-

> 中国の李尚福国防相は...シャングリラでの演説は、米国(「ある国」)が「他国の内政や問題に意図的に干渉し、頻繁に一方的な制裁に訴えている」として批判し、驚くほど戦闘的だった。

「驚くほど戦闘的だった」と書くだけで、中国側のこの批判を全く掘り下げようとせず、実質的に無視するのみだ。これだから「御託100点、中身0点」になるのですよ。それでも しこたま原稿料を貰っているのだろう。

No.4 17ヶ月前

>>2
あなたがこっぴどく中国の経済の悪口をいうほど中国の実情は悪くなく、ひょっとすると米国を破産に追い込むかもしれないと米国は恐れています。ブリンケンはそうさせないように何らかのデイールが出来ないか探っているところです。

あなたが強調する失業は社会主義ですから何とかしますよ。消費者物価が下降していると言うことですが、インフレで物不足になるのより圧倒的にいいでしょう。

中国のこれからの課題は砂漠の緑地化、黒海までの壮大な一帯一路経済興隆、等々建設的プロジェクトが多々あり、特色ある社会主義大国として世界のリーダー国に着々と成長して行くでしょう。

No.5 17ヶ月前

エイヤ―で書きましたが、採り上げて頂き、正しいことが証明されました。有難うございました。

No.6 17ヶ月前

>>5
第一小節で「ブリンケンはそうさせないように何らかのデイールが出来ないか探っている」お申し上げましたが、私の推測が正しいことが証明されました。

昨日付のmoon of alabamaに「ブリンケンは米国は台湾独立を支持しない」と明言したと出てます。これは大ニュースです。ところが、日本のマスコミは隠してます。日本のマスコミは日本人をつんぼ桟敷にして台湾有事という戦争にひきずりこみたい陰謀を岸田政権と共有しているからでしょうね。

No.7 17ヶ月前
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