イスラエルは長期的に厳しい環境に追い込まれる
A:経緯
1;昨年107日、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルへの攻撃を開始。イスラエルに対して少なくとも3,000発のロケット弾が発射され、イスラエル領土への侵入を行い、イスラエル側は計1,139 名が死亡した。
2;イスラエル軍は直ちにガザへの反撃を開始し、「ガザ地区で殺害された人数、3万人超す=ハマス運営の保健省 大多数は女性や子供」(BBC202431日)となった。
3:国際世論は当初ハマス批判が大勢であったが、ガザ地区での殺害は戦闘員より女性や子供を含む一般人が多数になり、国司世論は停戦を強く求めるようになった。
4:国連安全保障理事会は3月25日、パレスチナ自治区ガザ地区において「イスラム教のラマダン(断食月)期間中の即時停戦」を求める決議案を採択した。米国は棄権した。
棄権したのは米国のみで、決議