今東京で売られている新聞で、一番真実を報じているのは日刊ゲンダイではないか。エロと競馬報道に隠れて、真っ向から戦っている。次いで東京新聞と言う構図。
3月25日日刊ゲンダイ掲載
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よりによって日本一危ない原発を真っ先に再稼働させるのか。
原子力規制委が新規制基準への適合審査を優先させることに決めた、九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県)。安倍首相は「新基準に適合すれば再稼働を進める」と、この夏にも川内原発を稼働させるつもりだが、正気とは思えない。
川内原発は全国の火山学者が選んだ「巨大噴火の被害を受けるリスクがある原発」のワースト1だ。
昨年12月に毎日新聞が実施したアンケートで、回答した50人の学者のうち29人がリスクを指摘。周囲に阿蘇や姶良など巨大噴火後に形成されるカルデラが存在するなど、日本有数の
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私たち日本人は、「死」に対して鈍感なのか、本来的に諦観しているのか、よくわからない。多分、どちらかであるのでしょう。しかし、諦観しても、自覚して「死」に向き合っている人は少ないのではないか。原因は、個人個人が生きる生き方に信心を置いていない、すなわち宗教心が少ない故に、起因するといえるのではないか。
したがって、外因的影響、「便利になる、安くて済む、利益が出る、技術が進歩する、他国が利用しているものを日本が利用しないという正当性はない」など物質的要因に簡単に支配されてしまう。恐ろしいことには、現実的にあの福島の原発事故を体験しながら、原発から抜け出せない人々が多いのです。特に問題なのは、あの事故の直接的責任者が責任を取ることなく、先頭になって原発を推進しようとしてる関係者、すなわち政治家、官僚、電力業界を巻き込んだ大企業、マスコミなどです。まず国民の声を聴くべきなのに、マスコミなどはデモを積極的に放送をしようともしません。人間というより、畜生餓鬼に成り下がっているといえるかもしれない。
日本の上空は、常に偏西風が吹いている。福島第一原発の東側は太平洋だったため、放出された放射能の大半は海中に落ち、住民には影響がなかった。だが川内原発の東側には、鹿児島県が存在している。原発から50㎞圏には鹿児島市中心部や鹿児島空港も入っている。伊藤知事自身が被曝するのは自業自得としても、子どもや孫が苦しむことを考えないのだろうか。
それ以上に、関西全域が「人の住めない地域」になってしまう可能性もあるのだ。二度目の原発事故で日本国自体が壊滅したら、原子力ムラの利権だって吹っ飛んでしまうのだ。そんな愚かな決断をしてはいけない。
私は日刊ゲンダイのマニアックな読者です。創刊以来ずっと読んでいます。若い時はエロを中心に読んでいました。政治経済は極端な筆致が馴染めませんでした。しかし、小沢弾圧の記事が私を目覚ましたのです。今は年齢のせいかエロは余り馴染めず政治経済を中心に熱心に読んでいます。五木寛之のエッセイもいいですね。会社を辞した2004年から五木のエッセイをコピーしてファイルしています。
日本がその手本にしている米国は原子力から事実上撤退しています。資本市場から金が集まらないのです。コストが最も高いから納得出来るROIが出ないのです。事情は日本も同じなのに一体何のために核にこだわるのかさっぱり分かりません。やはり狂ってしまっているのでしょう。日刊ゲンダイはその狂気を告発しています。私は日刊ゲンダイがあの幸徳秋水みたいに弾圧されないか心配です。この日刊紙がそういったリスクにひるまず頑張っているのに敬意を表したい。
「今東京で売られている新聞で、一番真実を報じているのは日刊ゲンダイではないか。」とのご指摘には同紙の愛読者の一人として同感です。しかしそれに続く「エロと競馬報道に隠れて」には大衆商業紙とはいえ残念ながら悲しくなります。これはつまりそれ以外の大手日刊紙(東京を除く、朝日毎日はすこしまし?)が如何に堕落しているか(真実を伝えていないか)の証左ではないか。特に産経の論調等は最たるものでネトウヨを煽り迎合し真実を捻じ曲げた(慰安婦問題、日米間会談でのパククネ大統領の態度等日中韓関係)報道はまるで極右政党のプロパガンダ紙で、しかもネットを通じて偏った情報を無料で垂れ流し若年層世論に悪影響を与えている。NHKも今の経営委員や籾井会長がのさばっている限り真から信頼できない。日本一危ない川内原発を真っ先に再稼働させる様な重要情報を在京メディアがまるで報じないとは既にメディアとしての使命を放棄し有料紙としての価値は無い。それにも拘わら夕刊フジ(産経系)に対抗して真っ向から戦っている日刊ゲンダイの姿勢は、せめてもの救いである。
最近よく思うのは、長期的ビジョンと目の前の問題解決策の必要性。どちらを書いてもうまくいかない気がする。原発は上の識者が書いている通り、GEなどの原子力ビジネスの圧力はあまりないのだろうと思う。ただウランの方はいまだに売りたいのではないだろうか(シャレじゃない)?ただ基本的にはやめなくてはいけないし、やめれるのだ。それをどうやって行うかは、原子力村解体や依存自治体などのケアを含めて慎重に考えないといけないが、政治的決断があれば基本できるはずだ。サポートがあれば依存体質は治るはず(甘いですか?)。
そして、浜崎あゆみが言うように「一つの時代が終わっていく」その境目に僕らはいる。資本主義、物質主義、官僚主義、それらのすべてはいずれ否応無しに衰退してていくはずだと思う。今の論理があと100年もつはずがない。遅いか早いかの違いだ。でも経済的、精神的ににどんどん追い込まれて、ともすれば長期的なビジョンを忘れてしまう。でもどちらもおろそかにできない。僕らは苦しい立場にいるけど、手を取り合ってがんばっていきたい。日本は次の時代のビジョンを生み出す国のはずだ。原発も、アベノミクスも、対米従属も乗り越えていかなければいけない。
日本人は「死」に鈍感とも思えません。無意識にでも「死」を抱え日暮ししています。この混乱振りも、その事を物語っています。只、宗教心でどーなることか・・?つまらんからヤメ・・・!