近年、日本政府、外務省は尖閣問題について、「尖閣諸島は日本固有の領土である。国際的に何ら問題ない。従って話し合うことはない」との立場をとってきている。

これに対し棚上げとは

・お互いに尖閣諸島の領有権を主張している、

・それを認め、紛争にしないことが重要である、

・解決の知恵が出ない間は棚上げにしておく

ということで、この路線が田中角栄首相と周恩来首相、園田外務大臣と鄧小平副首相の間で「暗黙の合意」があったものである。

この合意を無視し、近年、前述のとおり「尖閣諸島は日本固有の領土である。国際的に何ら問題ない。従って話し合うことはない」との立場をとってきた。

しかし、この流れと異なる動きを安倍政権が行い始めた可能性がある。

毎日新聞報道を見てみたい。

沖縄・尖閣諸島:「時間かけ対話」 打開案、首相提示で調整 首脳会談時

「 政府が日中首脳会談の実現に向け、沖縄県・尖