事実関係A:週刊ポスト[3月20日号] は「大誤報連発で創業以来の危機だった朝日新聞より読売新聞が部数をもっと減らしていた」の表題で報じている所、主要点
・2月10日に発表されたABC部数調査(14年6-12月)で一番の驚きは読売新聞のダウン幅である。
なんと60万4530部減、これは朝日新聞の44万2107部減を大幅に上回っている。
販売部数 昨年との比較
読売 926万3986 -60万4530
朝日 710万1074 -44万2107
毎日 329万8779 -5万1587
日経 275万0534 -2万5586
事実関係B 安倍首相支持率
(1)NHK: 2015年3月10日[火曜日]
世論調査
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なぜそこを大きく報道しない?
思いつきですが、
特に新聞を必要としない、家計的理由から新聞を取らなくなる家庭が増えていると感じる。
読売新聞購読層にはその割合が多くあった。
昨年から今年にかけての購読者数の減少率を昨年の購読者数を分母として計算すると
読売 60.5 / (926.4 + 60.5)x 100 = 60.5 / 986.9 = 6.13 (%)
朝日 44.2 / (710.1 + 44.2)x 100 = 44.2 / 754.3 = 5.86 (%)
という計算結果となり、下落率に直すと両者の差は百分率では0.3%であり、微小である。各社とも同様の傾向で下がっている点が新聞業界全体の問題であり、企業間の差はあまり有意義な差とは思えない。
むしろ孫崎氏の読売の読者層に非常に大きい落ち込みがあるという思いこみの方が有意義であろう。
>>1
younghope says: 御用新聞から離れていくのは当たり前のことである。
So, according to your theory, which one is the most favored newspaper among the three media company listed here? Nikkei's subscription drop rate using the same formula is 2.56 / (275.1 + 2.56) x 100 = 2.56 / 277.6 x 100 = 0.922 (%). Nikkei's drop is only 1/6 of the other two. In other words, according to your theory, Nikkei is by far the most preferred paper. By the way, I subscribe to Nikkei.
「安倍首相の御用新聞」の発行部数が減り続けるとの孫崎先生の予想が的中するのを切に希望します。
初代読売社主の「大正力」の経歴は実に暗い。内務官僚として出世階段を上り始めて虎の門事件で懲戒免職、年齢は38歳だった。翌年、読売新聞を立ち上げ、大政翼賛会のコアとなり、A級戦犯、そしてCIAの協力員、戦後の活躍は目覚ましい。しかし、彼には愛国心、国粋主義みたいな純粋なものが見えない。大正力、岸信介、渡辺恒雄、安倍晋三、これらの人々が日本のエスタブリッシュメントなんでしょうか。それでも、ロスチャイルド、ロックフェラー、イスラエルがいない分、日本はまだましと考えるべきでしょう。つまり、日本の支配層は浮薄だということです。政治を民衆の力で変えることが出来る余地がまだ大きく残っているということです。
oldjap さんへ
コメントありがとうございます。%はともかくとして、あなたが、日経を購読することについては、異論がありません。
私自身は、読売が悪いとか、朝日が悪いとか、日経なら良いというような考え方をしていません。程度の問題でしかとらえていません。どこも同じようなものです。
例えば、産経だと偏った報道はするが、事実をそのまますべてを報道するところがあります。新聞をどのように利用するかということではないでしょうか。基本的に報道機関が気を付けなければならないことは、一時期のの体制にあまり深入り迎合していくと、日本人の偏ることを嫌う本質が拒否反応を起こすことです。今回は、報道の質の問題と購読層の問題と物価上昇による生活防御が入り組んでいます。日経は経済に主点を置いた新聞であり、長く購読していましたが、株など実取引をする場合、逆に判断を間違えてしまうことが多く、止めてしまいました。どんな問題でも、実務行動に移した場合は、仏教では、「自燈明、法燈明」と言いますが、自分の見方考え方と真実、真理を無視しないことが大切と考えています。
昨年の読売の部数拡大の為の凄まじい営業全国展開があった割にはこの数字。日本の民衆は根っこのところでしっかり判断している。それが私の数字から受ける実感。私は孫崎先生と同じく読売が更に落ち込んで行くのを期待するわけです。その向こうに虹が見える。そういう幻想があるわけです。元々私はアンチジャイアンツ。これだけは私の脳に組み込まれた文化的遺伝子。どうにもなりません。はい。
読売の読者は、元々自民党支持か、意識せずに購読している内に洗脳された人が多いだろう。そういう人たちも、安倍政権の暴走には疑問を感じているのだろう。まして、リベラル思想の読者が多い朝日に場合、あまりの変節ぶりに落胆し、読売とほぼ同率に落ち込みになったのだろう。政権が暴走して、マスコミの力が重要な時に、政権に迎合したのでは「自殺行為」と言わざるを得ない。70年前の反省も忘れてしまったようだ。
そんな中で、元々は自民党べったりだったフジテレビが、意外にがんばっている。朝の「とくダネ!」やBSフジで夜8時からの「プライムニュース」では、キャスターのお陰なのか、安倍批判や自民党のだらしなさを堂々と報じている。NHKなどでは絶対聴かれないコメントが多発している。
>>8
m.m.さんと同感です。
私も最近、BSフジの「プライムニュース」を好んで見ますが、NHKではとても言えないような良識と勇気に富んだ発言をよく耳にします。昨日も「村山談話」について村山元首相や東郷氏らを呼んでお話を聞いていましたが、これぞより多くの国民に見て欲しいと思う良い番組でした。安倍氏の「90年談話」で村山談話を薄めたり、半ば否定するに近いような談話を出すことは絶対してはならない。
読売でも読まないよりは読んだほうがいいですよ。
以前、1万円のビール券につられて6ヶ月購読した
のですが、そんな滅茶苦茶ではないです。
読まないよりはずっとまし、読売でも。
読売をはなれた購読者が中日グループにいったのなら
いいのですが、そうではないでしょう。
だから喜ぶのはまちがいです。
>>1
鈴木大拙博士をご存知とは、うれしくなる。といって全集を読んだ訳ではなく、妙好人研究家のお一人でもあり、立派なお坊さんです。柳 宗悦だったでしょうか。楠木 キョウ{漢字度忘れ}。大拙翁の父は医者でした。これは、鈴木 大拙で検索すると、肉声が聞けます。が、です。分ける事に付いては興味はある。イエスキリストと聖母マリアを分ける。その分ける行為から、自然と人間を分ける。その結果、自然を征服する観念が生まれる・・とザットですが、その様に記憶してます。霊性に付いても、誤解を招く言葉と思っては困る。境涯から出た言葉と思われます。妙好人とは、生き仏の意味ですから。霊性と表現しても何等おかしくはない。ここで、キリスト教について、出エジプト記と記憶してます。「ありてあるもの」といった一文があります。これは、仏教では如来を表わす言葉です。デカルトの生きた時代背景には、キリスト教の影響が大きいとも思っております。が、さて・・これも異論があればお教え願いたい。なにしろ人間中心の哲学ですから・・。ここからは、飛躍しますが、市場原理主義たる経済思想もこんな所から人間の心に入り込んだと・・これは仮説ですが、科学の進歩もめまぐるしく進んだ事実がある。冷蔵庫にせよ必需品になった。当たり前の様に日々使う。そして省エネ。ですが、ここで貯める、もしくは貯蔵するといった行為は当然生まれる。これと、金融を結び合わせるには無理があるのだろうか?貯蓄しかり。不安な時代と同時進行したのが、技術の進歩と、金融の進歩と思ってみると・・これも仮説ですが・・。とにかく、江戸時代は悠長だった事だけは納得される筈ですし、逝きし日の面影・にも記述されてますね。渡辺京二さんだったでしょうか?江戸の末期、西洋人がキレていたといった文面もある。こんな点を結び合わせる能力があれば、少なくとも今の日本の病理のほんの一粒でも改善できるのですが・・。はたして、いかがなものでしょう。