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一年間、ありがとうございましたああああ!!!!(三木一馬のコラム)
2021-10-31 18:00
みなさま、『三木一馬と石飛恵里花のラノベは人生!』を今まで応援していただき、ありがとうございました。
一年間という短い期間でしたが、みなさまの温かいコメントや、楽しいメールなどとても励みになりました。
思い出深いコーナーとしては、やはり『MCはワシが育てた!』です。
ラノベの面白さ、楽しさ、素晴らしさを伝えるために生まれたこのコーナーですが、いろんな視聴者の皆様から、『前回紹介されていたラノベを買いました!』とたくさん報告をいただいて、とても嬉しかったです。
毎月、必ず本を読んできて、真摯に紹介してくださった石飛さんにも感謝しかありません。
そしてなにより、『ラノベを学ぼう!』のコーナーでも、石飛さんは嫌な顔ひとつせず(?)、僕の珍妙なテキストを読み上げてくれて……。
俺得企画過ぎて申し訳なさでいっぱいでしたが、きっと……きっとみんなも楽しんでくれたに違いない……!!
そんなラノジンも先 -
『このラノ2022』結果発表直前!! 過去のこのラノを振り返ってみた(SE編集者のコラム)
2021-10-28 19:00100pt
皆さん、こんにちは!!
ストレートエッジでアシスタントをしております、大熊です。
今年もあと少しで、あの季節がやってきますね……。
そう、待ちに待った『このライトノベルがすごい!』の結果発表ですっ!!
毎年11月、この一年で最も読者を熱狂させたライトノベルが決まる祭典、それこそ宝島社発行の通称『このラノ』
ランクインすれば多くのラノベ読者から注目される当イベントは、ラノベ愛読者だけでなく編集者や作家陣も大注目の一大イベントとなっています。
そんなこのラノは今年も無事に開催され、すでに投票は終了済み。
例年通りであれば、11月末には結果が分かるということでドキがムネムネの大熊ですが、今回はこのラノにちなんで、こんなことをしてみました!!
『このラノ2022』結果発表直前!! 過去のこのラノを振り返ってみよう
このラノにランクインすることは、それはそれは並大抵なことではありません。
歴戦のビッグタイトルを打ち倒すべく、その年ごとに新たなルーキーが上位を目指し熾烈な戦いを繰り広げています。
その戦いの中には、純粋な面白さだけでなく、シリーズを通しての魅力、未開拓領域の発掘、登場人物のかっこよさ・可愛さ。
様々な要因が絡み合い、最終的な結果を導いているはず。
それらを掘り下げていきたい……ところではありますが、絶対に記事一本では収まらないので。
今回は気楽に、2005年から始まったこのラノ全17回を文庫に注目して振り返り、新たな気付きを得られればと思います!!
では早速、本編スタート!!
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最後だからこそ『ライトノベルの完結』(SE編集者のコラム)
2021-10-25 19:00100pt
読者の皆様こんにちは、平和です。残念ですがこのコラムも今回で最終回です。これまでお読みいただいた皆様、ありがとうございました……!
今回は最後に触れておきたいと思った『ライトノベルの完結』について語ってみたいと思います。無念の打ち切りから長期シリーズの大団円まで、始まりがあれば終わりもあるのは世の常ですが、「どんな形で物語の結末を届けるか」はとても難しい問題です。
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ついに発売した伝説の作品『月姫』リメイクのお話(SE編集者のコラム)
2021-10-19 19:00100pt
リレーコラムでもこんにちは。平和です。
仕事が忙しくても少しは遊びたい……という時、自分は主にPCとPS4でゲームをしています。(PS5がまだ買えていません……)ジャンルはアクションや街づくりシミュレーションなどが多いのですが、それらはどちらかと言えばストーリーは控えめです。ライトノベルで描かれるような、王道のボーイミーツガールのゲームを最近やっていないかも……?と思ったら、ついに発売されたのです。そう『月姫 -A piece of blue glass moon-』通称月姫リメイクです。
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【10月新刊】ストレートエッジが編集したライトノベルのご紹介
2021-10-08 19:00
みなさんこんにちは!いつも「三木一馬と石飛恵里花のラノベは人生!」ブロマガをご覧いただきありがとうございます!
こちらではストレートエッジが制作に携わったライトノベルのご紹介をさせていただきたいと思います。
弊社の10月新刊ライトノベルはコチラ!!↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングV
著者:川原 礫 イラスト:abec電撃文庫(10月8日発売)
二つの世界を巡るキリトたちの戦いは新たなステージへ!
「キリトさま……アスナさま……アリスさま。……お帰りなさいませ」
セントラル・カセドラル八十階《雲上庭園》。そこでキリトたちを待っていたのは、懐かしい人々との再会だった。
彼女たちを目覚めさせるため、そして《アンダーワールド》に迫る悪意の正体を突き止めるため、キリトは策謀渦巻く惑星アドミナへと飛ぶ。
そのころ、《ユナイタル・リング》世界ではシノン、シ -
ラクラク作家になる方法(SE編集者のコラム)
2021-10-07 19:00100pt
みなさんいかがお過ごしでしょうか、
ストレートエッジ編集者のTMです。
早いもので10月、今年も終わりが見えてきましたね。
オフィスの引っ越しの都合もあり、毎日歩くようになったので、ほどよく健康になった気持ちで生きています。健康診断の結果にも反映されると平和なのですが、どうなんでしょうか。
もうおじさんなので、体力づくりも兼ねて引き続き頑張りたいです。
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みなさんはボードゲーム、やったことありますか?
テレビなどで特集されているようなハイカラなものには触ったことはないけれど、トランプや人生ゲームぐらいなら遊んだ人は多いんじゃないかなって思います。Vtuberの配信を見ていると、たまに七並べとか、ババ抜きみたいなものでも遊んだことがないという人がいて、びっくりすることはあるんですけれど。
自分はボードゲームが好きで、時節柄もあって最近はめっきり遊ぶ機会が減ってしまったのですが、一時期は毎月友人と集まって遊んでいたこともあって、いろいろなゲームに触れてきました。
それこそ、バックギャモンのような古くからあるゲームも遊んだことがありますし、ゲームマーケットなどで売られているような新しいものもチェックしています。そんな中で、印象に残っているゲームの1つが、「ラクラク大統領になる方法」です。
だいたい4人ぐらいで遊ぶゲームで、選挙や資金を運用して、大統領への当選を目指すという明快な内容です。パッケージが特徴的なのもありますし、発売当時は話題になりましたから見たことのある人もいるんじゃないでしょうか。
このゲーム、何がすごいって、当時流行っていたいくつかのゲームシステムをパクったものなんです。海外のゲームなのですが原題も「Fremde Federn」というもので、”他人の羽で身を飾る”、つまり”他人の功績を我が物にする”というドイツのことわざのようなものからの引用のようです。つまり原作者も意図的にパクってるんですよね。
具体的なところだと「ドミニオン」、「アグリコラ」、「スルージエイジズ」、「プエルトリコ」などで、どれも大ヒットした作品ばかりです。「ドミニオン」は日本でも大きな大会が開かれたり、ニュースに取り上げられたりもしました。ガワだけ変えた商品であったり、ルールを派生させたゲームもたくさん出ていますから聞いたことのある人もいるんじゃないでしょうか。
そんな有名ゲームの、いわばキメラみたいなものなのですが、絶妙にバランスが取れていて、遊べる、面白いものになっているところがすごい作品です。
あまりアナログゲームに詳しくなかったりするとそれって権利的にはどうなの?というのが気になるところだと思いますが、実はゲームのルールといいますか、アイディアは権利が発生しないんですよね。文字数の都合もありますから詳しくは調べていただきたいのですが、例えばパッケージのデザインであったり、ルールブックの文章やカードのテキストは著作権が発生するので、そのまんまコピーすることは違法です。しかし、ゲームルールは知的財産として認められませんので、同じルールのゲームを作ること自体は問題ないんです。近いところだとデジタルゲームの場合には、特許が申請されて守られることもあるんですけど。最近でも任天堂とコロプラが特許を巡って係争していましたし、コナミの音ゲーの特許なんかも界隈では有名だったりします。それ以外だと、サッカーゲームの特許を巡って係争が行われたということもありました。
ですから、トランプやオセロ、ドンジャラなどがいろいろな会社から発売されているのも、著作権が切れているからとか、誰が作ったのかがわからないからみたいな理由ではないんですよね。「ラクラク大統領になる方法」みたいに露骨なのは少ないですが、アナログゲームでは、参考にした作品がひと目でわかるゲームが世にでることが結構あるんです。
ちょっとだけ補足しておきますと、ルール無用の邪悪な世界…というわけではなくて、たいていのゲームは根源的にはトランプだったり、石並べのようなシンプルなところに行き着くために、お互いに節度を守って影響を与えながら良いゲーム、面白いゲームを作っていこうという健全なサイクルが出来ているように思います。
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ライトノベルに限らず、エンタメ作品においても、パクリ、オマージュ、リスペクトなど言い方は様々ですが、他の作品の影響というのは大きいものですよね。
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