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記事 10件
  • デビューは次のスタートライン『新人作家の活動サイクル』とは(平和のコラム)

    2021-03-25 19:00  
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    桜と花粉症がセットになるこの季節は悩ましいですね。平和です。第七回目はこれまでの題材からの流れとして、「ライトノベルの作家さんは新人賞デビューしたときにどう過ごしているのか」について、知っている範囲で書いてみたいと思います。先に念のためお断りしておくのですが、もちろん人によって千差万別ですので「こういうことが多い」くらいに受け取って頂けると幸いです。

    ひとまず新人賞の受賞連絡があり、デビューが決まったとしても、実際に作品が書籍として発売されるまでにはある程度の月日が必要です。その間、だいたいの作家さんは「デビュー作の手直し(改稿)」「続巻の準備」「新作の企画検討」などをして過ごすことになります。
     
     
  • ここ最近どハマりした圧巻の「家族小説」(SE編集者のコラム)

    2021-03-25 19:00  
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    みなさんこんにちは!
    ストレートエッジ編集者のむぅ©︎です。
    今回は久しぶりにどハマりして、原作を一気読みしてしまった作品について書いてみようかと。
    その作品とは『無職転生 ~異世界行ったら本気だす〜』です。
    まあこちらのコラムをお読みくださるくらいのラノベ通の皆様には今さらご紹介するまでもないかも知れませんが、いちおう簡単に紹介文を引用させていただきます。

    2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』がTVアニメとなって2021年1月より放送決定!
    理不尽な孫の手の著による本作は、昨今多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」のまさに先駆者的作品であり、幅広いファンを獲得している当ジャンルの代表作。
    働きもせず他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男が、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生!
    少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー。
    ――TVアニメ「無職転生 ~異世界行ったら本気だす〜」公式サイト「INTRODUCTION」より

    上記引用の通り、「小説家になろう」に掲載された作品の総文字数は2,829,292文字!
    この壮大な異世界大河ファンタジーを、不勉強ながら自分は最近まで未読だったわけなのですが……。

    そんな自分が原作を読んでみようと思ったきっかけは、TVアニメ第8話「ターニングポイント1」を見て。そして読まねばと思ったのは第9話「邂逅」を見てからです。
    8話を見て感じた予感が、9話を見て確信に変わったのです。
    「あ、これ読まないと人生損してるやつだ」と。

    9話を見た翌日、仕事終わりにMFブックスから出ている原作小説を3巻まで購入(ちなみに3巻までなのは、特装版が出ていたため)。
    その日のうちにほぼ読み切ってしまい、翌日に続く3巻を購入。週末には刊行済みの書籍を残る全巻購入。こうして見事、久しぶりに寝食惜しんで読むほどどっぷりはまったのでした。

    ところで、上でTVアニメのサイトから紹介を引用しましたが、「STORY」ではなく「INTRODUCTION」から引用したのには、ささやかながら理由があります。
    物語内容だけでなく、作品自体の周辺情報まで書かれていたからというのも理由のひとつですが、なにより「今度こそ本気で生きていく」という本作品の最も重要なキーワードが入っていたためです。
    と言うのも、原作小説を全て読み、私はこの作品が単なる「人生やり直しファンタジー」である以上に、緻密にして重厚な「家族小説」だと思うからです。
    (※以下、TVアニメ1クール目の内容を含みますので、未視聴の方はご注意ください)
     
  • 観に行ってきました『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(SE編集者のコラム)

    2021-03-22 19:00  
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    いつもこのコラムを読んでいただきありがとうございます。平和です。
    いやあ、遂に公開されてしまいましたね『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が!
    原稿締め切りとタイミングが近かったので、今回はこちらをきっかけに「作品が完結すること」について少し語ってみたいと思います。もちろん作品内容のネタバレはしませんのでご安心ください……!
     
     
  • 【お知らせ】LINEMO(ラインモ)への変更をご検討中の会員の皆様へ

    2021-03-16 18:00  
    平素より、三木一馬と石飛恵里花のラノベは人生!をご利用頂きありがとうございます。

    このたびSoftbankより3/17提供開始予定の「LINEMO(ラインモ)」に関するお知らせです。

    「LINEMO(ラインモ)」は、現時点で「ソフトバンクまとめて支払い」に対応しておりません。

    そのため、Softbankをご利用のお客様が現時点でLINEMOへの移行手続きを実施されますと、「ソフトバンクまとめて支払い」を決済手段として利用しているサービスが自動的に解約されてしまい、意図せずチャンネルを退会されてしまう可能性がございます。

    つきましては、LINEMOが「ソフトバンクまとめて支払い」に対応するまで、移行をおまちいただくか、対応前に移行される場合は事前にチャンネルを退会の上、ほかの決済方法(クレジットカード、paypalなど)で再入会をお願いいたします。

    詳しくは【お知らせ】LINEMO
  • 『ラノベは人生』内コーナー『ラノジン presents ラノベ新人賞受賞への道』の途中報告(2021年3月分)です!!(三木一馬のコラム)

    2021-03-15 19:00  
    みなさんこんにちは!
    ストレートエッジの三木です。
    今回のコラムでは、『ラノベは人生』内コーナー『ラノジン presents ラノベ新人賞受賞への道』の途中経過(3月更新分)をご報告したいと思います!
    ~そもそもの成り立ちはこちら。~
    一流のラノベ・ライト文芸編集者と共に、新人賞受賞&作家デビューを目指す企画へ参加していただける作家志望者さん大募集!!!!
    ラノベの新人賞での受賞は、作家志望者の誰もが憧れる目標です。その頂きに向かって、自分たちストレートエッジの編集者と共に、新人賞受賞&デビューを目指す企画へ参加していただける作家志望者さんを募集しました。
    ~その結果!~
    約60名の方からエントリーを戴き、前回2月更新分のブログでは、以下の三名の方をがこの『新人賞への道』を共に歩むことになりました。蛙田アメコはなぶさしゅう雪星セルカ
    ※五十音順、敬称略
    上記三名が新人賞に向けて、プロットを
  • 【3/23(火)19:00〜】「三木一馬と石飛恵里花のラノベは人生!#07」情報

    2021-03-13 12:00  
    みなさんこんにちは!#ラノジンの次回生放送まで、あと2週間を切りました!
    第7回生放送のゲストは……声優の伊藤美来さんと豊田萌絵さんです!!
     
    ●生放送予約は ↓こちら↓ からhttps://live2.nicovideo.jp/watch/lv330191516また前回「MCはワシが育てた」コーナーで出された石飛さんの課題図書は、『声優ラジオのウラオモテ』でした!著者:二月 公イラスト:さばみぞれレーベル:電撃文庫それぞれ夕陽とやすみを演じるPyxisのおふたりに、石飛さんはどんな感想をぶつけるのか……どうぞお楽しみに!『声優ラジオのウラオモテ』の特設ページは【コチラ】堀江由衣さんによる「電撃文庫朗読してみた」は【コチラ】まだ読んだことがないという方は、生放送までにぜひチェックしてみてください!
    また、番組ではみなさんからのおたよりを募集中です!!
    ・あなたのマイベストラノベ 
    ・ラノ
  • 青春に期限なんてない(SE編集者のコラム)

    2021-03-11 19:00  
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    どもどもども~
    ストレートエッジ編集者のTMです。
     
     
    早いもので3月も中旬。なんと2021年も4分の1が終わってしまうわけですが、
    みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
    とはいえ、緊急事態宣言も続いていましたので、お家にこもっていたかたも多いんじゃないかと思います。私も家にいることが多かったのですが、なかなか終わりが見えないので嫌になっちゃいますよね。
     
     
    さてさて、3月といえば卒業、そして進学のシーズンですね。皆さんの中にもこの春卒業、そして4月から新しい学校や職場という方もいるんじゃないかなって思いますが、私が最近みた『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 』もそんな卒業をテーマにしたアメリカの映画でした。
     
     
    いやー学校生活って、基本的には誰しもが通るものですから、共感が得られやすいのでいろいろな作品で扱われることが多いんですよね。アニメやマンガ、ライトノ
  • 【3月新刊】ストレートエッジが編集したライトノベルのご紹介

    2021-03-10 18:00  
     
    みなさんこんにちは!いつも「三木一馬と石飛恵里花のラノベは人生!」ブロマガをご覧いただきありがとうございます!
    こちらではストレートエッジが制作に携わったライトノベルのご紹介をさせていただきたいと思います。
    弊社の3月新刊ライトノベルはコチラ!!↓ ↓ ↓ ↓ ↓
    (1) 


    ソードアート・オンライン プログレッシブ7
    著者:川原 礫 イラスト:abec

    電撃文庫


    第七層でキリトを迎えるのは、陰謀と誘惑渦巻く《カジノ》!

     かつて、ベータテスターの半数が脱落したといわれるアインクラッド第七層。そこでプレイヤーたちを待ち受けるのは巨大カジノと――。
    「…………失ったよ、全てを」
     ベータ時代のキリトが全財産を失った《モンスター闘技場》だった。情報屋のアルゴに誘われ、闘技場に仕掛けられた不正を探るキリトとアスナは、いつしかカジノの暗部へと足を踏み入れていく。
     いっぽう、《エルフ
  • 編集者の愛する喫茶店~新宿編~(SE編集者のコラム)

    2021-03-04 19:00  
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    ども、ストレートエッジ所属の編集者、ダキオさん@頑張らないです。未だにコロナ禍の影響で外出自粛の日々が続く昨今。当然ながら出版業界も関係がない話ではなく、私も在宅ワークがベースとなって、日々の業務を行っております。

    そうなると必然的に減るのが、喫茶店での打ち合わせなんですよ!いや、他にも外出自粛で困る事あるだろ! とツッコミたくなる気持ちは置いておいて、私的には結構大きなロスなのです。珈琲や紅茶の香りがする店内は、時が止まったような静寂が訪れる瞬間もあれば、ディナー前の待ち合わせの独特の喧騒を感じさせる時間帯もあり、私にとってはいつ行っても飽きなくて特別な場所。そんな場所で作家さんと作品の打ち合わせをするのが、編集者としてとても幸せな時間でした。←やたらポエミー

    というわけで今回のテーマは「編集者の愛する喫茶店~新宿編~」にしてみました。なお、数が多いのでまずは新宿に喫茶店の場所を絞っております。ご了承ください。

    早速紹介する一軒目は、名曲・珈琲 新宿 らんぶる
    http://www.e-shinjuku.or.jp/archives/kamei/1037
     
    こちらの最寄駅は東京メトロ・都営線新宿三丁目駅で徒歩2分ほど。新宿駅からも徒歩5分ほどで付きます。
     
    1975年創業となるここの喫茶店の特徴はなんといっても、外観からは想像できないほどの広々としたホール。入り口すぐの階段を降りて地下に入ると、初めての人はその壮観さに圧倒されます。私も幼少時に父に連れられて初めてこの店に入った時は、やたら感動したのを覚えています。また、昭和レトロ&ゴージャスなシャンデリアも一見の価値ありなのでお店を訪れた際は、是非注目してご覧ください。
     
    そしてとにかく広い! ということで必ずどこかの席に座れる(全200席!)のも利点です。従って打ち合わせ場所を探すために、喫茶店難民にならずに済みます。他の店が満席だった際、このお店に何度助けられたことか……。
     
    私のオススメは、ピザトースト。ただ、結構量が多いので、ディナー前の腹ごしらえなどで食べるとかなり満腹になるのでご注意を。
     
  • ライトノベルとTRPG(SE編集者のコラム)

    2021-03-04 19:00  
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    3回目の登場です!シンナカジマです!今回も、趣味の話をしていきます!
    いやいやいやいや、お前、前回も趣味の話だったやん!と突っ込みが入りそうですが、今回はちゃんとライトノベルや創作に絡めた話ですのでご安心ください!

    今回話したいテーマは「TRPG」です。
    みなさん、テーブルトークロールプレイングゲーム略してTRPGを知っていますか?
    TRPGはテーブルゲームのジャンルのひとつで、サイコロ等を利用しながら人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ“対話型”のロールプレイングゲームのことです。
    大雑把に説明しますとデジタルゲームで大きなジャンルとなっているRPGをアナログでやるイメージが近いかもしれません。

    実はこのTRPGはライトノベルと親和性はかなり高く、TRPGを取り上げている作品は多数あるんです。
    代表的なのは「ロードス島戦記」(スニーカー文庫 著:水野良)です。もとはTRPGリプレイ集が発端となり、シリーズが刊行されています。
    アニメ化もされた「這いよれ! ニャル子さん」(GA文庫 著:逢空万太)ではTRPGとしても有名なクトゥルフ神話を取り上げていたり、「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す」(オーバーラップ文庫 著:Schuld)などTRPGネタをうまく使った作品などもあります。

    今の時代ゲーム化といわれるとスマホやPC、コンシューマーゲーム機を想像するかもしれませんが、TRPG化している作品もあったりします。その作品の世界観を自分たちが作ったキャラで、楽しむことができるようです。
    ライトノベルやノベルスがTRPGと親和性が高いのはわかってもらえましたよね?
    時々、自分は友人とTRPGを遊ぶのですが、遊んでいるときにふと思いついたのです。「TRPGとライトノベルって親和性高いし、何か創作のヒントになるのでは?」

    前置きが長くなりましたが、今回自分が話したかったのは「TRPGを遊ぶこと」が、創作のヒントになるのではないかということです!
    こんな親和性の高いものであれば、何か期待できるのではないでしょうか?
    遊びながら、学べたらいいなという甘い考えが垣間見えますが、何か足しになればいいなというくらいの気持ちで読んでいただけると嬉しいです!