人気ミニチュア作家の新作モチーフは「台湾」。鍵屋の上のベランダに置かれた植物がリアル

以前、現実世界を縮小したようなリアルさがROOMIEにて大きな反響を得た、Joshua Smith氏のミニチュア作品。

そんなSmith氏が、新作を発表した。今回の舞台は台湾であり、台湾のArcade Art Galleryにて11月10日から作品が展示されるとのこと。

台湾らしい雰囲気と、作品の緻密さがまた素晴らしい作品となっている。

今回の作品は台湾の鍵屋さんを再現したもの。カラフルな黄色の看板が印象的で、前回の作品と同様にかなり細かいところまで再現されている。

素材や建物の質感にもかなりこだわりを持っていて、古くからある鍵屋のレトロで懐かしい感じが絶妙にデザインされているのがポイントだ。

また、今回の作品は電灯にもこだわりがある。実際にお店に使われるいくつかのものが、夜の台湾の雰囲気をリアルに表現している。

更には上の写真からわかるように、カーペットの色褪せ具合や街でよく見かけるバイクの細かな部分までしっかりと作り上げられている。

見ているだけで、街の雰囲気が楽しめる完成度が相変わらず素晴らしい。

建物の裏側も細かくデザインされている。白い建物の寂れ具合はもちろんのこと、ベランダにありがちな植物まできちんと作り込まれている。

この鍵屋の場合、台湾の街の雰囲気が建物から伝わってくる。建物そのものを街からそのまま取り出して、縮小したかのようなリアルさから、いつまでも細部を眺めていたくなる。

Smith氏の新作である鍵屋は今までの作品以上に本物感があり、街の雰囲気を忠実に再現したものとなっている。

作品は台湾にあるArcade Art Galleryでの展示となっているので、この時期台湾に行く予定がある人はぜひ実物を見に行って欲しい。

ミニチュア好きにはたまらない、完成度の高い作品であった。次回の新作も楽しみになる。

Photographer: Ben Neale
Instagram details: @ben_neale
Website: www.bneale.com
Artist: Joshua Smith
Instagram details: @Joshua_Smith_Street_ Artist
Website: www.iknowjoshuasmith.com

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