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一生もののお弁当箱など。新生活に贈りたい7アイテム|中川政七商店・店長のオススメグッズ
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一生もののお弁当箱など。新生活に贈りたい7アイテム|中川政七商店・店長のオススメグッズ

2018-03-12 11:00
    1716年創業の奈良の老舗として、暮らしにまつわる道具を展開する「中川政七商店」は、各地のものづくりと向き合い、日本の工芸を元気にする取り組みを行っています。

    中川政七商店スタッフの方に、季節に合わせたおすすめアイテムを教えていただくこの企画。今回は「新生活に贈りたいアイテム」をテーマに、中川政七商店 表参道店店長・今井美里さんお気に入りのアイテムをご紹介いただきました。

    中川政七商店 表参道店店長の今井美里さん

    引越しや入社に「ごあいさつふきん」(540円)

    お引越しや新しい職場で肝心な、はじめましてのご挨拶。自己紹介とともに、パッケージにご挨拶の一言があしらわれたふきんをメッセージカード代わりにわたせば、第一印象はバッチリです。

    奈良の特産・蚊帳生地を活かしたふきんは、吸水速乾性に優れていて清潔。小ぶりなので、台ふきんやハンカチなど、いろいろな用途に使えるんですよ。

    使っていて気持ちが上がるポップなカラーを揃えていますし、贈られた相手の負担にならない手軽さもポイントです。

    織る際に糸がピンと張るようにのりをつけているので、使用開始時はまずぬるま湯で手洗いするか、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗ってください。

    大人のための1本「筆ペン 鹿紋」(3,456円)

    私がいちばんおすすめしたいのが、筆のたたずまいをもつ上質な筆ペンです。

    大人になると使う機会が増える筆ペン。使う頻度が低いので、毎回てきとうな安いものを購入してしまったりしますが、これはという大人の1本をもっておくのはどうでしょう?

    奈良の筆屋・あかしやの職人が1本1本手作業でつくったペンは、本格的で本物の筆のようです。

    素材は竹。自然のものなので、模様がすべて異なるのも魅力です。1本ずつ見比べて購入する方もいらっしゃいますよ。

    若い方ほど嬉しい贈りものだと思いますし、私は父へプレゼントしました。

    ここぞというシーンのために1本はもっておきたい一生ものの一品。表参道店では、他の文房具と合わせてお試しも可能なので、試し書きにいらしてくださいね。

    なめらかな書き心地が楽しい「大成紙器製作所 PAD NOTE」(A5サイズ540円、A4サイズ756円)

    優れた紙加工技術をもつ大阪の大成紙器製作所ならではの、特別な製本による「開きやすい」ノート。もともとはコスメやお菓子のギフトに用いられる上質な紙箱をつくっていたメーカーです。

    男性からも人気が高いシンプルなデザインで、新入生や新入社員など、これから1年新しい勉強や仕事を始める方へのプレゼントにおすすめですよ。


    1枚の紙がふたつ折りで製本されており、剥がせばA4はA3サイズに、A5はA4サイズの1枚の紙としても使えます。

    サイズはA4とA5、それぞれ方眼とプレーンがあります。

    試し書きさせてもらったら、本当にペンがなめらかに滑る!

    筆のりがよく、ペンがすべるような書き心地なので、デザイナーさんにもおすすめです。

    テンションの上がるお弁当を「漆琳堂 長手角のお弁当箱」で(9,180円)

    新生活ではお弁当をつくりたい! という方も多いのでは?

    福井県鯖江市の漆メーカー・漆琳堂(シツリンドウ)の、天然木と漆だけでつくられたお弁当箱はどうでしょう。

    とても軽いですし、湿度調節によってごはんがふんわりします。

    簡単なおかずなど、どんなお弁当もおいしそうに見せてくれるので、日々のお弁当作りを支えてくれますよ。

    色合いに深みが出る経年変化を感じるのも楽しいし、これは一生ものです。ご両親からお子さんへ就職や入学のプレゼントにどうですか?

    あまり汁っぽいものはこぼれてしまうのと、食洗機は使用できないのでご注意ください。やわらかなスポンジで優しく洗ってあげましょう。

    夏場も安心な「BAGWORKS LUNCH MAN」(4,104円)

    海外ドラマや映画で見かけるクラフト紙のランチ袋に着想を得てつくった、紙袋のようなランチバッグ。

    兵庫県豊岡市のBAGWORKSによるもので、業務用カバンを制作するメーカーです。

    厚手の帆布を防水加工してあり、内側には保温保冷シートが付いているので、夏場も安心。マチがしっかりあるので、水筒やデザートを一緒に入れることもできます。

    帆布は使っているとシワができるので、ラフな風合いが出てくるのも楽しいですよ。

    使い終わったらペチャンコにたためるので、通勤カバンの中のスペースも取りません。

    外でのランチに持って出かけたくなるベージュと、オフィスにもなじむシックなネイビーの2色展開です。

    その日の気分にあわせて選びたい「motta ハンカチ」(1,296円~)

    「ハンカチもった?」という、お出かけ前の合言葉から生まれたmottaは、2013年にはじまった中川政七商店オリジナルブランドです。

    麻や綿麻生地でできたmottaのハンカチは、肩ひじはらないハンカチがテーマ。風合いがよく、アイロンがけいらずでもサマになるため、忙しい毎日におすすめです。



    フィリップ・ワイズベッカーさんとコラボレーションしたmotta

    使うと徐々にやわらかくなっていくので、変化を楽しむことができます。

    フランスのイラストレーター、フィリップ・ワイズベッカーさんとコラボレーションしたものもあります。海外の方が見た奈良の象徴(椿の花、五重の塔、鹿)をモチーフに、描きおろしていただきました。


    麻混のハンカチは乾きが早く、お弁当包みにもなるサイズなので、いくつ持っていても困りません。

    表参道店と大阪のルクアイーレ店限定で、刺繍を入れるサービスもあります。1枚5分ほどでできますので、イニシャルやイラストを入れて贈りものに。

    30以上の柄を展開しているので、渡す方をイメージして選んでください!

    飾り方はあなた次第な「フック画鋲」(6個入り1,404円)

    鍵やアクセサリーをかけられるフック機能がついた画鋲です。

    ふつうの画鋲はポップすぎるデザインのものが多いので、もっとかっこよく、プラスチック製でないものが欲しいと、開発がはじまりました。

    賃貸のおうちでも壁の穴を最小限に抑えて、使用することができます。

    500gまで掛けられて、意外と力持ちなんですよ。

    私は、ふたつを組み合わせて写真やポストカードスタンドにしています。

    これからはじまる新生活での楽しい思い出を、部屋に飾るのにおすすめしたいですね。

    ※価格はすべて税込

    中川政七商店・店長のオススメグッズ
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    Photographed by Kayoko Yamamoto

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2018/03/418588/
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