カプチーノの泡立てって面倒じゃないですか?
ミキサーを出して泡立て器をセットして、ボウルを置いて、分解して洗う……。たかが泡を立てるだけの労力なのに……。
でも、100円ショップ・ダイソーの洗顔料泡だて器「ほいっぷるん」を使えば、濃厚もっちり泡だけでなく、カプチーノ、ホイップヨーグルトも作れるんです。
「ほいっぷるん」の使い方
「ほいっぷるん」は、きめ細かな泡石鹸ができると、すでに人気の商品。使い方は簡単です。
本体に少しの水を入れて、穴の開いているプレートに洗顔料を出すか、石鹸をこすりつけるだけ。
あとはシャカシャカ上下にバーを押し戻しすると、10回ほどで泡が生成。
もっちり泡が!
固形石鹸が、逆さにしても落ちないほどの、もっちり泡に変身です。
触ってみると弾力のある、なめらかな触感。
牛乳を泡立ててカプチーノに
さて、まずはカプチーノです。牛乳泡の作り方は、本体に牛乳を1㎝ほど入れて、あとは石鹸泡の作り方と同じく、シャカシャカするだけ。
10秒ほどシャカシャカすると、泡ができはじめ、抵抗感が生じてきます。容器の中の容量も泡でかさが増してくるので、目でも確認できます。
結構画になります。
できた牛乳泡をすくって、濃い目のコーヒーにのせれば、カプチーノの出来上がり。
お客様には、つまようじにコーヒー液をつけて、泡に絵を描いたラテアートもどきで、おもてなし。
一口飲んだあとも牛乳泡はすぐに消えることもなく、厚みを保ちながら浮いています。
いつものコーヒーを、少し贅沢に。プライベートタイムをワンランクアップさせてくれる牛乳泡です。
残念なところ:泡がやや粗目
石鹸を泡立てたときと異なり、牛乳の泡はやや粗目。きめ細やかな泡ではないところが残念です。
また、牛乳泡をコーヒーに注ぐときに、液だれができてしまいます。
なので、汚れてもいい場所、もしくはタオルやペーパーを敷いておいたほうがいいでしょう。
ドリンクヨーグルトを泡立てて、ホイップヨーグルト
牛乳を泡立てることができるなら、と、ドリンクヨーグルトでも試してみました。牛乳よりも泡立ちに時間がかかりますが、こちらも成功。
色合いもきれいな、今が旬の苺にかけてみると、ヨーグルトの味が主張し過ぎることもなく、上品なデザートに。
フルーツのほか、シリアルやパンにのせてもいいかもしれませんね。
さて、いつか消える儚さをまとっているからでしょうか、泡をプラスすることで、ちょっとだけ贅沢な気持ちになれます。
また、手軽にできるカプチーノ作りに飽きたら、本来の目的でもある洗顔のための泡立てにも利用できる。
この用途の逃げ道があるところが、泡だて器にはない「ほいっぷるん」の良さかもしれませんね。