スノーピークのマグは1時間冷めない。だから、部屋でもアウトドアでもボクと共にある｜エディター私物
新潟県燕三条で60年以上、アウトドアギアを作ってきたスノーピーク。
中でも、このマグほどボクの生活に寄り添っているモノはない。
とにかく冷めない
スノーピーク「ステンレス真空マグ 300」税込3,704円
特筆すべきは、暖かい飲み物がとにかく冷めないことだ。
沸騰したお湯で紅茶やコーヒーを淹れると、このマグなら1時間は冷めない。
そのヒミツは、魔法瓶などによく使われる技術であるダブルウォール構造、かつ内部を真空化しているからだ。
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なのに軽い
110g。
本当に軽い。だから、登山にいく時だって全く負担にならない。
ボクはスタンレーの4重構造マグも愛用しているけど、いかんせん重い。使用頻度でいったらこっちの方が圧倒的に上だ。
さらに小さくなる
スノーピークの定番マグ同様、ハンドルはフォールディング。だからコンパクトになる。
同じくスノーピークの定番クッカー「トレック 900」に、バーナーと一緒に入るほどだ。
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だから、共にある
山では3月の日帰り登山でも、山頂は雪が降り、0度近くになることも珍しくない。
でも、たとえ雪山だろうが、コイツで飲む一杯の紅茶がボクの身体を温める。
道具とヒトの信頼関係は、こういう至福の一時の中で自然と生まれていく。
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リビングで朝食と
もちろん、部屋でもバリバリ使う。
父から受け継いだスノーピークの「Take！ チェア」に腰掛け、毎朝の朝食「バジルと胸肉のサンドウィッチ」と共に、ボクはこのマグで紅茶を飲む。
そして、寝る1時間前にはコイツに白湯を入れ、ベッドサイドで読書をしながら飲み、眠くなった時に眠る。
それが僕の変わり映えしない毎日であり、この冷凍都市をサバイブする道具との感覚だ。
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好きが高じて…
親友とのキャンプ
ボクは父の教育方針で、幼稚園生から10年ボーイスカウトをやり、土日はサバイバルの方法やら野営の実践やらをリーダーたちに怒られながら学んだ。
そして、長期休暇には父がヴォルクスワーゲンのキャンピングカーにボクを乗せ、キャンプに連れて行ってくれた。
父は厳しく、ボクがアラサーになっても未だに打ち解けられているとはいえない。
それでも、アウトドアはボクにとって、自然と他者、そして父をつなぐ数少ない場だったのだ。
代表取締役副社長 山井梨沙さんと
そして、スノーピーク代表取締役社長の山井太さんと、娘であり、スノーピーク代表取締役副社長の山井梨沙さんもまた、キャンプを通じて絆を培っていたと知り、会ってみたくなった。
ボクは編集長として、スノーピーク製品を数多く取り上げながら、最初は怪訝な顔をされつつも、ショップの取材を重ねた。
そうして半年ほど経って、ようやく山井梨沙さんにインタビューをさせていただけた。
そんな彼女の話には、やっぱり家族や、モノ（道具）との信頼関係の話が溢れていて。
ボクはもっと、もっとスノーピークが好きになった。きっと、これからもそうだと思う。
人と自然、人と人を近づける素晴らしいアイテム、1ファンとしてこれからも期待しています。
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