シティーユースを前提とした使い心地のいいベルギーのバッグメーカー「WEXLEY(ウェクスレイ)」。私もユーザーのひとりですが、機能性、デザイン性、セキュリティのどれを取っても満足できるクオリティを実現しています。特にデザイン性に至っては、ビジネス、プライベート使えるオフィスカジュアルな見た目で気に入っているんです。
今回はそんな「WEXLEY(ウェクスレイ)」から、撥水性が高く、15インチまでのラップトップ専用スリーブや複数のポケットにより収納力が格段にアップした「ACTIVE PACK」をご紹介します。
15インチ対応サイズ。背中への収まりが一番いい
Photo: 島津健吾
バックパックを語るとき、15インチか13インチのラップトップが入るかどうかの2つに分けられることが多くあります。13インチは小ぶりで、女性でも合わせやすいのが特徴。その反面、収納力はちょっと足りないと感じることもあり、パソコンや充電器、ヘッドホンあたりを入れたら、満タンになってしまうなんてこともあるのではないでしょうか。
逆に15インチのバックパックは容量は安心感が高い。けれど、見た目的にゴツすぎてしまったりと気になるところもあるんです。
「WEXLEY(ウェクスレイ)」の「ACTIVE PACK CORDURA」は、15インチのバックパックで、170cmの身長の僕の背中にもちょうどいい、この感じ。
普段13インチむけのバックパックを使っている僕からすると、少し大きめではありますが、思った以上に見た目がスマートでスッキリとした印象におどろきました。そして、背中全体へぴったりとフィットするので、背負ったときの装着感も安定しています。
Photo: 島津健吾
ちょうどよさはありながらもフィットしすぎず空気が通る、緩衝性と断熱・遮水性に優れた背面パネル。蜂の巣のように六角形のパネルデザインが特徴なのですが、ちょっと固めなんです。だからなのか、背中への装着感は独特で、なにより蒸れにくいなと感じました。僕は汗っかきなので、蒸れにくさを重視していますが、パネルの形状に十分満足しています。
正面にポケットがない潔さにも理由がある
Photo: 島津健吾
デザイン面では、正面から見ると1つもポケットがない、潔さが特徴的です。このシンプルさはWEXLEYならでは、これに尽きます。
なぜポケットがないかというと、これはセキュリティを意識した結果なんだそう。都市生活で使われることを前提にしているので、電車に乗るときここにポケットがあるとスリにあう可能性があります。
「無駄なリスクは減らそう、都会生活では目立つようなポケットは避けたいな」ということなんです。
そして、正面ポケットを省くことによって、しっかりとした容量のバックパックでありながら、スッキリとしたスマートな印象も与えてくれます。ビジネスシーンでもプライベートでもどんな格好にも合わせやすく、ひとつ手元にあると便利です。
3wayで使え、出し入れも楽々
Photo: 島津健吾
外見的な特徴でもう1つ言えば、3wayで使えるというところ。これは人によって好き嫌いあると思うんですが、「バックパック」で使える以外に、手持ちバッグとして使うこともできます。しかも、縦方向と横方向で。
Photo: 島津健吾
横方向の便利なところは、カバンの中をアサれるところですね。たとえば、レジに並んでいて、カバンからお財布を出すとき。手持ちができると、ささっとカバンから取り出せちゃう。もしくは、ビジネスシーンでバックパックを避けたいとき。そんな時にも、手持ちにできちゃうわけです。
撥水性が高く、雨の多い季節も安心
Photo: 島津健吾
正面のみ、撥水性の高いコーティングされたナイロンを使用。水をかけてみましたが、この通りしみこみません。数分置いても、この状態だったので撥水性はかなり高めで梅雨時も安心して持ち歩けます。
さらに止水ジッパーを使用しているので、ファスナー部分からの浸水もちゃんと防いでくれているんです。
その他の部分の撥水性は少し弱くはなりますが、一番雨が当たる部分・染み込みやすい部分をしっかり守られているので、安心感がありますよ。
バックパック表面にこだわりのポケットを搭載
Photo: 島津健吾
正面にはポケットがないと説明しましたが、そのほかの部分にはジッパーポケットが全部で5つあります。
背面には独立したポケットが両側に。ほぼ背中のあたりになりますが、iPhoneが入る程度の深さです。背中に接している場所なので、防犯性も高くスマホやパスポートなどを収納しておくと便利。
Photo: 島津健吾
さらにトップにも隠しポケットが1つ。ここも完全に独立したポケットで、イヤホンやちょっとした小物を収納するのにいいでしょう。
Photo: 島津健吾
そして最後が、ショルダーパッドに搭載された小物用ジップポケット。これは右肩用のショルダーパッドについていて、サイズ的には鍵やSuica、フリスクなどが収納できます。
Photo: 島津健吾
ちなみにサイドポケットは1つ。ゴムできつめなので、ペットボトルや折りたたみ傘を収納しても、しっかりホールドしてくれました。前かがみになった時にペットボトルがロケットのように飛んでいってしまうことがあるので、このしっかり感は心強いです。
整理整頓がしっかりできるメイン収納部分が秀逸
Photo: 島津健吾
そして、整理整頓に特化した収納力が高いメインスペースは、大きく2つのルームに分けられています。
1つは背中よりのファスナーを開くと、PCや雑誌などを入れるスリーブがついています。新幹線で読もうと思っていた大きめの雑誌でも余裕で入りますし、クッション素材がしっかりしているのでPCなども安心して収納できました。
Photo: 島津健吾
15インチまでのラップトップに対応しているとのことで、私の持っている13インチのPCは、説明の必要がないくらい余裕。
Photo: 島津健吾
それ以外にも、メッシュポケットや小さなポケットが2つついています。サイズ的にはモバイルバッテリーやスマホを入れるにちょうどよく、名刺入れやお財布を収納しておくスペースとしてもいいんじゃないかと思いました。特に深さが結構あり、ペットボトルや折りたたみ傘を奥まで入れてみましたが、高さに全然余裕があります。
これが15インチ対応のバックパックの余裕! 1泊くらいの旅行や出張に必要な荷物も余裕で収納できちゃうくらいの心強さなので、仕事だけではなくプライベートのレジャーにも活躍間違いなしです。
Photo: 島津健吾
もう1つのメインスペースがこちら。正面よりのファスナーを開けたルームです。
より細々とした小物を整理整頓できるように、ポケットが複数に分かれています。特徴はバックパックの半分ほどの位置で180度にガバッと開くところ。これにより、中身の出し入れや視認性もよく、ワークステーション的に使えるようになります。
ポケットにはモバイルバッテリー、ペン、定規、のり、印鑑、ノートなどを細かく配置してみました。これで蓋を完全に開けておけば、直感的にどこに何がどこにあるかわかります。やっぱりカフェで仕事をするということも多いので、バックパックの中身を出さずに、大きな筆箱のように使えるのは助かるところですね。
Photo: 島津健吾
手帳を入れるのにちょうどいいスペースもありました。物によって細かく配置を指定できるのが、こちら側のスペースの特徴ですね。ペンスペースは2つ、モバイルバッテリーサイズが入るほどのメッシュのポケットも2つあります。
Photo: 島津健吾
あとチャックをひらけば、そこもポケットになっており、中にはストラップが。ここに鍵をつけて収納しておけば帰宅時もすぐに取り出せます。
Photo: 島津健吾
私は物を整理整頓しておくのが苦手な人間なので、こうしてバックパックの中を直感的に整理できるのは嬉しい。ポケットも多いので、必要なものをそれぞれポケットに入れていくだけでキレイにしまえちゃいますよ。
これからの季節、撥水性の高かさは非常に助かる機能で、なおかつ、収納力の高さにもかなりお世話になりそうです。僕がすぐに思いついた使い方は、ジムと仕事の道具を分けて入れられるところ。
背中側のスペースにはジムの靴やシャツ、そしてラップトップやファイルを入れて、手前のスペースには仕事で使う小物類やお財布などを入れておく。こうすることで、仕事帰りに使いたい荷物だってひとつのバッグで身軽に持ち運べちゃいますよね。
「WEXLEY(ウェクスレイ)」の「ACTIVE PACK」は、THE UNIT STOREで税別17,500円で販売中です。
残念ながら今回ご紹介した「COATED BLACK」は現在売り切れ中ですが、販売ページにて再入荷のお知らせを受け取ることが可能です。
また、記事内でご紹介した仕様などについては執筆現在のもの。仕様変更などの可能性もありますので、詳細は以下の販売ページよりご確認ください。
>>「WEXLEY:ACTIVE PACK CORDURA COATED BLACK」の詳細・販売ページへ
そのほかのカラーは以下のリンクより。
>>「WEXLEY:ACTIVE PACK CORDURA GREEN」の詳細・販売ページへ
WEXLEYのアイテムは、以下のリンクよりご確認いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
Photo: 島津健吾
Source: THE UNIT STORE
(島津健吾)