米国ならではの機能にも、ほっこり。
アマゾンがアレクサ対応電子レンジをリリースしてからしばらく経ちますが、今度はシャープが米国でアレクサ電子レンジを作ったようです。
アマゾンの電子レンジは60ドルと安価ですが、より豪華なデザインのシャープ「Smart Countertop Microwave Oven」は2種類のサイズ展開で、0.03立方メートルモデルが149.99ドル(約1万5600円)あるいは0.04立方メートルモデルが169.99ドル(約1万7700円)。
電子レンジにデジタルアシスタント機能が必要なのかどうかは意見が分かれるところかもしれませんが、従来の電子レンジの使いづらさ(どのボタンを押せば良いかわかりづらい、結局のところタイマーとスタートボタン以外使うことがないなど)を経験したことのある人にとって、音声コントロールは想像以上に便利。
シャープによれば、この新しいスマート電子レンジでは、たとえば「2ポンドの肉の解凍」をはじめ10種類以上のプリセットと30種類の音声コマンドが利用できるようになっているとか。
ただ、大きめのサイズのバージョンを選ぶと、これが50種類以上のプリセットと70種類以上の音声コマンドになるといいます。大きめの方が幅広い料理に対応していることがわかりますが、それにしてもその差(プリセットは5倍、音声コマンドは2倍以上)はちょっと大きすぎでは……!?
米Gizmodoがシャープに問い合わせましたが、2つのモデル間で音声コマンドの範囲が大きい理由についてはわからず。
マイクがないので操作はアレクサアプリ経由で
一方、もう1つ注意したいのが、Amazon Basics電子レンジと同様に、シャープのスマート電子レンジにもマイクが内蔵されていないこと。このため音声制御を利用するには、Wi-FiとペアのEchoデバイスやアレクサアプリが必要になります。
またこのスマート電子レンジには、米国の家庭用電化製品として愛されるべき機能も備えていて、たとえば「Orville Redenbacher’s」の電子レンジ用ポップコーンをレンチンするうえで、「最適な結果が得られるように調整」されているんですって。これはポップコーン好きにはたまらないかもしれないですね……!
Source : Gizmode US
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