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これは見事です!
イギリスのアーティストコンビ、Tim NobleとSue Websterが先月ロンドンのギャラリーでおこなった展示がこちらの「Nihilistic Optimistic」。床に置かれた、がらくたにしか見えないゴミの塊。しかし、一方向から光を当てるとなんと人のシルエットが浮かび上がるという作品です。
針金や木片からジャンクなものまで、ゴミにしか見えないようなもので構成されたオブジェ。光を当てることで見えてくるのは人間のシルエット。そのシルエットはお世辞にもモデルのような美しい人間ではなく、汚れた服を着てそうなどこか物悲しい雰囲気にも見えてきます。
光がなければ「ただのゴミ」。でも、そのゴミにだって光が当たれば「美しい作品」にだって見えてくる。人の固定観念、視覚情報が本当に正しいものなのかを疑えと言われているような、そんな作品です。
Nihilistic Optimistic [wallpaper] [Tim Noble and Sue Webster]RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2012/12/39377/