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イタリアの工房「Barrique」が手がける、ワインの樽から作られた家具たち。 使われる樽は、最低5年はワインを寝かせた味わいのあるものばかりです。
一つ一つ手作りされており、デザインの良さと木の温もりが感じられます。
使い古された樽をアップサイクルしているのも、エコへの意識が高いヨーロッパらしい発想。樽になった木に3回目の生命を与える素敵なプロジェクトです。
そんな家具には、他にも注目すべきところがあります。
「Barrique」は、ヨーロッパで最大の薬物患者のリハビリセンターであるSan Patrignanoの一部として作られた工房。リハビリの一環として、入院中の若い薬物患者たちによって作られているのです。
リハビリに励みながら家具を作る患者さんたち。更生するポイントとなるのは、必要とされること、感謝されること、そして技術を得ること。まさにそれらの要素を与えてくれる素晴らしい工房です。
Barriqueはもう30年も運営をしていて、薬物患者たちの更生を助けながら、同時にアップサイクルも実践し続けています。さらに、近年ではワインも生産するようになり、販売もしているとか。
これらの家具やワインなどはSan Patrignanoを通して販売されているそうです。
Swing Chair Designed by Angela Missoni is Made from Reclaimed Wine Casks [Inhabitots]
[Barrique]
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2013/10/103721/