アンティークマーケットというとヨーロッパをイメージする人が多いのではないでしょうか? でも、アメリカだって捨てたモンじゃない! この国でもさまざまな場所で開催されています。
「ただの古着?」「家でいらないものなのでは?」というモノもしばしば。でも、それもアメリカならでは。その中から自分が欲しい宝を探す、それが醍醐味ってものさ。
アメリカのアンティークで人気があるモノは、ビンテージの古着やミルクガラスのファイヤーキング、オールドパイレックスの食器など。
それではお宝探しにカリフォルニアのロングビーチで行われている「Long Beach Antique Market」に行って見ましょう。
必需品は戦利品を入れるもの。大きいものを狙っているのならタイヤが付いたそれなりのキャリーが必要です。
日本のマーケットは整頓され「食器エリア」「古着エリア」「家具エリア」などカテゴリーごとに分かれていますが、アメリカはそんな細かいことを気にしません。
買い手より売り手重視のレイアウトといった感じでしょうか。ですので、とにかく歩いて見なければなりません。でも、それでステキな出会いがあるのです。
欲しいモノが見つかったら値段が付いているところもありますが、とりあえず交渉してみましょう。抱き合わせで買うと値下げしてくれるところが多いです。
交渉の前にちょっと世間話をするとより効果的。人って気が合うとついつい心が広くなるものですよね。そんな、会話を楽しむのもマーケットのよさかな。
ホットドックやドリンクなど軽食は販売されていますが、座る場所がありません。「疲れた~」といってゆっくり休憩する場所がないのがちょっと辛いのですが、いいモノを見つけた後のビールは格段においしい!!
今回は、ファイヤーキングやオールドパイレックスの食器とアンティーク風地球儀を購入。
「この食器はどんな料理と相性がいいかな?」と考えるとついついニタニタしちゃいます。
入場料は$6。スタンプをもらえば何度でも出入りができます。
さ~、お宝探しに出かけませんか。
photographed by kana funatsu