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踊って、笑って、信号を待ってみよう
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踊って、笑って、信号を待ってみよう

2014-09-29 12:00

    ヨーロッパで愛されている小型自動車といえば、ドイツの「Smart」。その昔、わたし自身もフランスに住んでいたとき、本当によく見かけた車です。他のメーカーの小型車をみることはなくても、この「Smart」だけは首都パリのみならず、フランスのあらゆる町で走っていました。

    今回ご紹介するのは、その「Smart」が2014年夏、ポルトガルの首都、リスボンで行ったキャンペーン「WhatAreYouFor」。

    信号無視は、歩くひとにとっても、車にとっても危険な行為です。そこで、「Smart」は「赤信号を待つ時間をハッピーなものにしよう!」と、踊る赤信号をつくりました。




    実は、この赤信号のシルエットはプログラムされた踊りをしているのではなく、人間が踊った動きがリアルタイムにシルエットに伝わっているそう。

    だから、シルエットの踊りは千差万別!


    ダンサーは好みのジャンルの曲を選ぶことができ、用意されたボックスの中で好きなように踊れます。

    直接まじまじと自分のダンスを見られるのは個人的には恥ずかしいけれど、信号のシルエットが代わりに自分のダンスを披露してくれるから楽しい。

    赤信号を待つひとの顔をみれば、驚きや笑顔。そして、みんな赤信号を待っている間を楽しんでいて、このキャンペーンは成功しているような気がします。

    ヨーロッパの中でも、陽気なお国柄のポルトガルだからでしょうか、思わずつられて踊り出すひとたちもいますね。もし、日本で同じようなキャンペーンが行われたら、どんな反応になるのでしょう。




    歩道は、年齢も性別も関係なく、さまざまな人たちが利用する場所。その人たちに楽しんでもらいながら、赤信号を待たせるキャンペーン。非常に面白いですね。

    Dancing Traffic Light Helps Pedestrians Moonwalk Safely

    [Mashable]

    RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2014/09/206743/
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