• このエントリーをはてなブックマークに追加
古代遺跡から見た、あの金色の夕日を忘れない
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

古代遺跡から見た、あの金色の夕日を忘れない

2014-12-03 06:30
    キュレーター松村有希のミャンマー・バガン旅行記一覧は、こちらから。

    ミャンマーの都市、バガンに行ってきました。バガンとは、壮大な仏教遺跡群のある地域。カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドールと共に、世界3大仏教遺跡に数えられているバガン遺跡のある街です。

    バガンを訪れる際には、夕日を見に行く事をおすすめします。

    レンガ色と金色に飾られたバガンの大遺跡からみる夕日は、忘れられない美しさ。夕日の絶景スポットと、夕日と合う黄金色の寺院をご紹介します。

    エーヤワディー川添いに立つ美しい金色の仏塔は、川を行き来する船の矢印にもなっています。

    Lawkananda Pagoda(ローカナンダパゴダ)は、レンガ色がほとんどのバガン遺跡の中で数少ない、金で飾られたキンキラな寺院。昼間はもちろん、夜はライトアップされているのでいっそう綺麗。現地の人もたくさん写真を撮りに訪問していました。

    寺院内にいたミャンマーの赤ちゃん。顔につけたタナカ(ミャンマーの日焼け止め)がよく似合っていてかわいい!

    こちらは、バガンの抜けるような青空に向って伸びる、金色の仏塔Shwezigon Pagoda(シュウェズィゴンパゴダ)。この釣鐘型の建築様式は、ビルマ式仏塔の原形となったそう。

    また釈迦の遺骨と歯が奉納されていると言われ、ミャンマーの人々の厚い信仰の対象となっています。

    バガンを代表する仏塔の一つで、周囲には土産物屋が並び、非常に活気のある場所でもあります。寺院のてっぺんを、色々な動物(鳩、猫など)が散歩している様子も必見。

    仏塔の壁面にあった金の仏陀像。自分が健康で気になっている所に、金箔をこすりつけると効果があるんだとか。

    私も、地元の子供に半ば無理矢理買わされ、5カ所ほど仏陀像に張り付けてきました。金箔一枚1000チャット(100円)。

    入り口には、バガン遺跡ではお決まりの禁止事項が書かれた看板が建てられてます。

    靴下、ショーツ、靴、露出の高いトップスが禁止と書かれています。服装には非常に厳しいので、訪問の際は気をつけましょう。

    寺院を見物していると、リスに遭遇しました。

    絶好の観光地でもある寺院には、これでもかというくらいの地元の物売りがいます。

    なかでも一番しつこいのが、ポストカードを売ろうとする子供達。日本人だというと片言の日本語で食いついて付いてきます。興味がないのならば、その場はササッと去る事をお勧めします。

    Shwesandaw Pagoda(シュウェサンドーパゴダ)は人気のある観光地のひとつ。最上階まで階段で上る事ができるので、絶好のサンセットスポットとして知られています。夕方5時半頃のシュウェサンドーパゴダは、このように観光客でびっしり!

    階段に上って場所をゲットするのが大変でした。みんな絶好のシャッターチャンスを逃すまいと、必死で夕日をみつめます。

    何千もの仏塔の先に落ちる夕日は、まさにため息もの。バガンに行くなら絶対に見ておくべきの絶景です。

    バガンで夕日を見るとなると、遺跡に登って見るのがいいよと周りの人に言われたのですが、エーヤワディー川でみる夕日も絶景でした。

    川沿いにあるレストランで、ミャンマービールを飲みながら鑑賞したこの夕日は、バガン旅行のハイライトにもなるほどの美しいものでした。このときは天気がよく、夕日だけでなく三日月も一緒に見る事ができました。

    夜になると、ライトアップされる寺院がたまらなく綺麗。日中とは全く違う雰囲気を醸し出してくれます。

    仏教遺跡が、夜になるとここまでロマンチックに変貌すると思うと、不思議な気持ちになります。ライトアップされる寺院の数は限られていて、夜は街灯も少数。都会では想像もつかない、バガンの夜空に無数に広がる星の数は、私には信じられないものでした。

    キュレーター松村有希のミャンマー・バガン旅行記一覧は、こちらから。

    RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2014/11/218510/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。