-
近況報告コラム「東奔西走」第65回 -届きますように-
2020-07-27 12:00会員無料 4近況報告コラム「東奔西走」第65回 ------------------------------------------届きますように------------------------------------------リモートの会議にて、「綺伝」の公演延期が伝えられた。その頃には他公演の中止や延期が続出していたので覚悟はしていたものの、それを聞いたときはやはり気が滅入った。2月3月の頃は、刀ステをやる時期にはコロナも収まっているだろうと楽観視していた。その考えが甘いと気づくのは緊急事態宣言が発令されたあたりだ。情報も虚実ないまぜのものが飛び交っていたが、総じて「すぐに収束するのは難しい」という厳しい見通しを理解するには足り得るものだった。「綺伝」としての公演は難しいが、この状況下でなんらかの公演をすることはできないか? と相談され、「科白劇」という形を提案をした。本来ならば「朗読劇」のよう -
近況報告コラム「東奔西走」第64回 -実績と希望-
2020-07-18 18:56会員無料近況報告コラム「東奔西走」第64回 ------------------------------------------実績と希望------------------------------------------五夜連続の「はじめての繭期2020」ミュージカル『キルバーン』公演延期の発表科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』稽古からの劇場入りからの開幕音楽朗読劇『黑世界』情報公開『TRUMP』コミカライズの発表怒涛の一週間だった。なにについて書けばよいものか悩むところだけど、ここは先日開幕した刀ステ科白劇について書きたいと思う。刀ステ科白劇は、制作サイドが、稽古中から徹底した感染予防対策を実施してくれていた。もちろん個々がプライベートでも感染予防の意識を高く取らないと、そうした対策は意味のないものになってしまう。稽古中、一度たりとも食事や酒席を関係者と共にすることはなかった。劇場入りしてからもそれ -
近況報告コラム「東奔西走」第63回 -未知-
2020-07-11 12:00会員無料 4近況報告コラム「東奔西走」第63回 ------------------------------------------未知------------------------------------------7月に入ってから科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』 の稽古が始まっている。和田琢磨座長を始め、刀ステのカンパニーは「科白劇」という未知なる演劇を鋭意創作中だ。「全国公立文化施設協会」が定める「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に乗っ取った上演となる。「前後左右を空けた座席配置」「出演者間で十分な間隔を取る」など、興行や作品にとっては易しくない項目を守らなくてはならない。基本的には、客席、舞台、楽屋などのソーシャルディスタンスを確保するということになる。もちろん稽古場もそうだ。客の目に触れないからといって、コロナウィルスが見逃してくれるはずない。関係者から感染者 -
近況報告コラム「東奔西走」第62回 -過去より-
2020-07-04 12:00会員無料近況報告コラム「東奔西走」第62回 ------------------------------------------過去より------------------------------------------このコラムを書いているのは6月6日。みなさんがこれを目にするであろう日より、一ヶ月近く前になる。なぜこんなことになっているのかと言うと、6月7月のスケジュールがどえらいことになっているので書き溜めねばならなかったからだ。普段、文字級数10.5で書いているが今回に限っては22で書いている。メールだとわからないかもなので、是非、ニコ生のサイトの方で確かめてほしい。文字、でかいから。なぜそんなことをしているのかというと、6月7月のスケジュールがどえらいことになっているので文字数を稼げなかったからだ。いやあ、一気にきましたね。自粛で堰き止められていた仕事の波が。嘘だろ?ってくらい、波が来ま
1 / 1