第67号 2013.12.24発行
「小林よしのりライジング」
【今週のお知らせ】
【今週の目次】
第69回「朝敵、この一年の暴言集」
もはや男系主義者たちにとっては、皇太子殿下は「邪魔者」なのである。
そして皇太子殿下を排除するための理由として、病気療養生活が10年目に入られた雅子妃殿下の存在を挙げ、皇太子殿下と妃殿下を共にバッシングする。
今年の皇太子・同妃バッシングの皮切りとなったのは、週刊文春1月31日号「天皇『秋篠宮はわかっている』の衝撃」と題する記事だった。
そして、今年の皇太子バッシングの火付け役として決定的な役割を果たしたのは、新潮45・3月号に掲載された宗教学者・山折哲雄の『皇太子殿下、ご退位なさいませ』だった。
歴史学の泰斗・田中卓氏は、これを放置すれば今後どのような不敬な発言が続発するかもしれないという危機意識から、齢90にしてウェブサイト「戀闕の友へ」を立ち上げ、山折の無知や誤りを詳細に論じている。
一方、週刊文春3月7日号には、「皇太子『退位論』にご友人が怒りの猛反論」という、山折論文批判が載っている。
そして週刊新潮6月20日号に、本年最大の問題記事が載る。
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
大島優子のAKB卒業・・・。2013年、最後の最後でこれですか。
聞いた時は正直ショックで、嘘であってほしいと思わずにいられませんでした。それと同時に「来るべき時が来たんだな」と受け止め、優子の卒業を祝福してあげなければと思いました。
後で考えたのですが、僕の今の気持ちは優子卒業のショックより、優子卒業後のAKBがどうなってしまうのか、という不安の方が大きいのではと思いました。
今のAKBで優子並かそれ以上の人気をとれるメンバーがいるかと言われても、まゆゆ・ゆきりん・ぱるるにそこまでの力はあるかな、と考えざるをえません。
あとチームKのキャプテンや、Notyetはどうなるんだろう・・・。
芸能界から引退するわけではない、とわかっていても優子の卒業はショックですね。僕の推しメンだから、なおさらです。
あけましておめでとうございます。
大島優子卒業表明の瞬間、わたしは
NHKの紅白で見て、非常にショックでした。
そして、よしりん先生はどうしているだろうと
ブログを覗いてみると、「風呂入って寝る」の文字が(笑)
よほどショックだったんですね(悲)
先生、正月は「寝正月」にならないようにね、
あと、おとそをガブ飲みしないでくださいね。
あけましておめでとうございます。
昨年のうちにコメントができずに大晦日を迎え、『紅白』と『ガキの使い』を行ったり来たりで見ていると、運よくAKB48の出番に間に合い(といっても両方録画していたのですが)安心して見ていると、衝撃の発表でありました。
「ああ、今頃よしりん先生は……」と心中を察しつつ、「卒業」という言葉と直後のどよめきが耳に残ったまま新年を迎えました。
「読み初め」は毎年、先生の著作と決めている私にとって、今年は『AKB48論』とさせていただきました。この精神状態で読むと、より一層心に沁みてくるものがありました(特に第13章)。凡庸かつ陳腐な表現ではありますが「感動しました」。
また読後、年末年始に頻繁に流れる「さや姉」のコマーシャルを見ると感慨深いものが込み上げてきます。
今年の1月2日で『ゴー宣』を初めて読んでからちょうど20年、『天皇論』を再び精読して勉強しようと思っております。
しかし『ガキの使い』を見ていると、『ウルトラQ』も見たくなってきました。忙しくなりそうです。
新年あけましておめでとうございます。
昨年はライジングを通して多くのことを考えるきっかけをいただきました。
今年は既存の考え方が通用しなくなる局面が益々増えてくる展開になるでしょう。
考えることを怠らず、自分の意見をしっかり持つように精進してまいります。
紅白歌合戦を家族で観ていたら、父(67歳)がまゆゆを指して何でこの娘がセンターじゃないんだ、と
ずっと言っておりました。
普段歌番組を観ず、AKBに詳しくない人の感想は重いなと思った次第です。
皆さん、あけましておめでとうございます。諫議大夫さん、magomeさんへ。返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。
諫議大夫さんへ。
まず、このようにストレートな主張をぶつけていただいたことに、感謝申し上げます。一番マズイのは、小林先生が再三指摘されておられるように、「沖縄は可哀想」だけで終わってしまい、腫れ物に触るような扱いをされてしまうことです。やはり沖縄の人間として聞きたいのは、本土の方の”本音の部分”です。僕ら沖縄の人間にとって耳の痛い話も(さすがにネトウヨのような差別意識丸出しの発言では話になりませんが)、もっと真摯に受け止めなければなりません。その上で、僕なりに感じたことを率直に述べることにします。
>童人さんには苦しい言葉かもしれませんが、沖縄のことは結局沖縄人が自らのアイデンティティーを確立させて”自分の領土は自分で守る””援助も思いやりもいらない!自分(沖縄)のコンテンツ(産業)だけで全てをまかなっていくんだ!”これに賭けるしかない、とまで、わたしは思うようになるのです。
安全保障の面に関しては、僕もほぼ同意見です。ただ実際のところ、かなり難しいと言わざるを得ません。
沖縄では、あの悲惨な地上戦を経験したトラウマが根強く残っており、「軍隊=悪」だという感覚が(サヨクの偏向教育のせいでなく)祖父母の世代から孫の世代へと(良くも悪くも)受け継がれてしまっています。
事はそう単純ではないのです。所謂”命(ぬち)どぅ宝”に象徴される戦後の”生命至上主義”だけでなく、そこには「この沖縄が再び焦土と化すことがあってはいけない」という”郷土愛”とも密接に結び付いています。僕はそうした県民感情を、左翼的な反戦平和と一緒くたにして批判する気にはなれません。
しかし、だからといって安全保障の面を無視するわけにもいかない。これとどう折り合いを付けていくかが、大きな問題だと感じます。
経済の面に関しては、本土(というより日本政府)にも責任を取ってもらうのが筋だと僕は思います。
なぜなら、沖縄が「基地負担に対する国からの補助金」に依存する体質を作ったのは、祖国復帰後も日本政府が「カネをやるから基地負担を我慢してくれ」という態度を続けてきたことが大きいからです。確かに今の沖縄は、国からの補助金に大きく依存していますが……ただでさえ狭い土地です。基地さえなければ、もっと土地を有効活用でき、自力で経済活動を進めることができたはずだという思いもあります。
僕としては、政府に「○○年までに沖縄から今の米軍基地をすべて(無理なら何割かでも)撤去するから、それまでに沖縄は自力で経済活動できるように準備して欲しい」という”方針”を掲げて欲しい。それなら、具体的に「何をすれば良いのか」が見えてきます。現段階では先行きがまったく見えないから、どうしても「基地ありき」で考えざるを得ない状況があります。
ただ諫議大夫のおっしゃるように、沖縄も「基地(補助金)に頼らない」という姿勢を持つことは必要です。戦中・戦後の混迷を生き抜いた沖縄に、それができないはずがないとも僕は思っています。
magomeさんへ。
>沖縄の問題はよその問題ではなく、國内の問題であるという認識を皆が持たぬ限り、「沖縄の声は本土に届かない」という疑念は絶対に消えないと思いますが、これは考えすぎなのでしょうか?
いつも熱心にコメントをくださるmagomeさんに対して、失礼な言い方になってしまうのですが……以前から少し気になっていたことが1つあります。
magomeさんは、「間違いなのでしょうか?」「考えすぎなのでしょうか?」というふうに、”正しいか間違っているか”という二者択一で質問されることが多いので、少し返答に困ってしまいます。僕は自分の感性だけで「~と思う・感じる・考える」と述べているだけです。それに対して、magomeさんが「違う」とお感じになるのならそうおっしゃっていただければ良いし、僕もそれに対して思ったことを返信することができます。
magomeさんは、いつも論理的な文章を書かれます。何が正しいのかを追求なさるのが、magomeさんなりの「誠実さ」なのだろうなと察します。
ただmagomeさんもご存知の通り、沖縄問題は一筋縄でいかない”複雑さ”をはらんでいます。ですから、あえて何が正しいのかではなく、「(日本人として)どう思うか・どう考えるか」という主張の仕方もありなのかなと思います。その方が、もっと自由な議論ができる気がするのですが、いかがでしょうか。
知識も必要だが、それ以上に「感性」を磨き上げることが大切なのだ――これは小林先生が、「ゴー宣」で一貫して主張されていることでもあります。
知識「だけ」で考えるなら、僕は何の葛藤もなく沖縄の米軍基地の存在を受け入れています。確かに中国は怖いし、日米関係も大事だし、おカネもないし……「しょうがないんじゃないの?」と言って。しかし、”それではダメだ”と何かが僕の心の奥で叫ぶのです。そして、「おまえは日本人として、ウチナーンチュとして、この理不尽を簡単に許していいのか?」と。
僕らのウチナーンチュとしての感性と、本土の方々の「日本人」としての感性が”共鳴”した時こそ――本当の意味で、日本も沖縄も変わり始める時なのだと僕は思います。
>>90 童人さん。
あけましておめでとうございます。
お返事、ありがとうございます。
> 経済の面に関しては、本土(というより日本政府)にも
責任を取ってもらうのが筋だと僕は思います。
おっしゃるとおりです。確かに沖縄島の大部分を米軍基地が
”占拠”している状態では、確立した産業が育つのは難しいことだと
推察します。この先いつまでに基地がどれだけ返還されるか
未知数では、沖縄の生活を支えるためには、本土からの
支援は必要不可欠です。わたしもそこに異論はありません。
恥ずかしながら本土では、(ネトウヨが)「仲井真知事は
ゆすりたかりの名人だ」(という許せない暴言をネットで広め
たおかげで)このような意識が(”ゆすりたかり”というどぎつい
表現を使わなくても)一般の人々にまで表れはじめています。
ネトウヨの「仲井真知事中国人(の子孫)説」はネット中に
わんさか拡がっています。
ネトウヨは、どうして沖縄を切りたがるのか、不思議で仕方
ありません。
自分の領土だろ、恥ずかしくないのか、といつも思います。
”沖縄を再び焦土と化してはいけない”は貴重な言葉です。
日本と中国が衝突したら、”沖縄の焦土化”は現実味を帯びて
きます。
小林先生は、それを避けるために、頑張っていらっしゃるの
かもしれません。
だから、靖国参拝で首相は軽はずみなことをするなという
小林先生の主張が、わたしには重く感じます。
ライジング読者の皆様、あけましておめでとうございます!!
ちぇぶ様、リラリラックマ様、三味線弾き様、dai様、あやめ様、くにさん様、magome様、mayu様、こけけっこー様、monmon様、あーる。様、na85様、ボン様、ごっさん様、諫議大夫様、mashiro様、閑人様、sokonuke様、airman様、irikun様、Coji様、ひなたなの様、これひさ様、さくら様、ちょこ様、ニセただし様、t35daifuku様、カラス様、tintiropo-n様、遅くなりましたが「ザ・神様キャラクターグランプリ」に投票していただき、ありがとうございました!!
(何度も確認したのですが、もし投票したのに名前が抜けているという方がいらっしゃったら、申し訳ありません。)
さい様、急に締め切りを変更してしまい申し訳ありませんでした。
これに懲りず、次の機会があれば、ぜひよろしくお願いいたします。
最初にこの企画を提案した時は、まさかライジング本文中に掲載されて、さらに木蘭師範からコメントをいただけるとは思ってもいませんでした。
これも協力していただいた皆様のおかげでございます。
改めて、本当にありがとうございました。
それと、Q&Aはdai様からいただいたコメントを読んで投稿しました(笑)。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
元坂口さん、今さらながら集計お疲れ様です。もくれんさんのコメント、面白かったですね。けど、疑問なのは、もくれんさんのタイプのスサノオみたいな色白メガネ男子っているのか!?
Q&Aのよっしーさんの息子さん、頭がいいですね。うちの息子も小学2年だけど、あんなに理路整然とはしゃべれないし、サンタさんを信じきっています…。やっぱり、親の会話か…。
遅ればせながら、よしりん先生、みなぼん編集長、トッキーさん、木蘭師範、よしりん企画のみなさま、ライジングの読者さま、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします(^o^)/
今回のゴー宣は、年末に相応しく『ゴー宣』『流行語大賞』『ザ・神様!』で、2013年を振り返ることができるとても面白い回でした!
『流行語大賞』のよしりん先生のコメントで、マジメな意見が多いと聞き、2014年はもう少し、ユニークな感想も書けるように心がけたいです(^_^)
また『よしりんwiki直し』では、『沖縄論』の修正に入りましたが、Wikipediaの杜撰な編集が垣間見えた回でした。
ですが、個人的に難解だと感じてる『沖縄論』をトッキーさんが丁寧に解説してくれたので、また『沖縄論』を再読してみようという気持ちになりました(^^;;