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  • <ビュロ菊だより>No.115「好きな本と好きな映画を観させて欲しいよマーケット君+」

    2016-09-21 10:00
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    「吉田沙良さんはあんだけ歌が旨いのに、芝居も上手いのは何故か?」

     

     どっちも上手い人は、まあ、絶無とは言わない。それこそ先週、法廷コント(あれ本当に面白かったよなあ我ながら。「どうして雪の華なんだよ」という不条理と感動で、何回も聞き直しています。「少年法」と「雪の華」が、何となく似合いそうで全然関係ない所が良い)で歌って頂いた「雪の華」のオリジナル、中島美嘉さんは女優であり、歌手であるし、そういう人は多々いるし、ミュージカルなんかやっちゃう人はみんな「そう」であろう。でも、ひいき目抜きで、一番ポップで、一番フレッシュで、一番魅力があるのは吉田さんだと思っている。「ミュージカルの人」は、必ずアクションもやる。本当に申し訳ないのだが、中川翔子のドラゴンクエストとか、何も出来なくなるぐらい辟易する(ご本人がとても良い人なだけに)。吉田さんはダンスも覚束ない。そこも素晴らしい。日本の伝統だから仕方が無いが、「決めポーズで歌舞く」というのは、ブラックミュージックから最も遠い。何でどこの事務所も手を挙げないのだろう。まさかオレの女だと思っているのではあるまいな(あるまいが・笑)。

     

     予断だが我らがOMSBが映画に出ている「ディアスポリス」という作品で、一番似ている映画は何と「濱マイク」だが、それは良いとして、オムスもダンス以外はみんな上手い。  

     
  • <ビュロ菊だより>No.114「大阪だけで良いの?ミンガス、ラッセル?+」

    2016-09-16 10:00
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     <大阪だけで良いの?ミンガス、ラッセル初日(本番前日)>

     

     

     大阪のビルボードで「大西順子/菊地成孔双頭セクステット」のライブがあった。これは裏話だがもう時効だと思われるので書くが、本当は(大半の予想通り)これは「ティータイムス」のレコ発ツアーの一環だったのである。東京公演が、予定より延期になったため(そりゃなるよね、あのアルバムのメンツがほとんどーービッグバンド、オムス、挟間さんさえもーーー来るんだから)、先に大阪でレコ発。ではまずかろうという事で、せっかくなので特別セッションをしようという顛末に相成った。

     

     現在の大西順子ジャパニーズトリオ(山田君、井上さん)に、ウチらダブセプテットのフロントライナー3人を併せ、ジョージラッセルの忠実なカヴァー、大西さんが総てリアレンジしたチャールズミンガス、そして、菊地、大西のオリジナルが1曲ずつ。というシンメトリーで行こうという事に成った。まあ、単純に言って、私が客だったら100%行く。

     

     さして意味も無いかもしれないが、ラインナップを書いておく(順不同)

     

     ラッセル作曲

     

     リディオット

     クロマティックユニヴァース

     ストラタスファンク

     ビリー・ザ・キッドのための協奏曲

      

     ミンガス作曲

     

     リ・インカーネーション・オヴ・ラヴバード

     ラブ・チャント

     メディテーション・フォー・インテグレーション

     直立猿人 

     

     大西作曲

     

     トゥッティ 

     

     菊地作曲

     

     GL/JM 

     

     しつこいようだが、これはまあ、小遣いを溜めても行くと思う。ラッセル曲の再演は、地球上で私のバンドしかやっていないし、大西さんがミンガスの曲を編曲する(しかも、スー・ミンガスの許諾をちゃんと取って!)というのも、アルバム一枚に出来る話しである。まあ、「小遣いを溜めて何かを買う」という行為は、可処分所得が全部小遣いである様な(ローンを一切しない、保険にも一切入っていない、あらゆる投機的行為をしない)私には、中学生の記憶の段階で止まっているが。

     
  • <ビュロ菊だより>特別編「ガルーダが左手に舞い降りるまで」

    2016-09-12 18:001
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    *このコンテンツには、若干ですが刺激の強い写真が入っています。ご注意ください。

     

     私は幼少期から刺青を入れたいと思っていた。痛いというリスクはなんともなかった。SMは嗜まないが、痛いのも、痛がらせるのも好きだ。しかし、長い間我が国では、刺青を入れた者を、プール、サウナ、温泉から締め出すという、後述する「刺青の悪用、という文化の流れ」の遺産に依拠した差別行為がまかり通っており、プール、サウナ、温泉をこよなく愛する身として、大変な抑圧感とともに40年以上諦めてきた。どのくらいの抑圧かといえば、よく「泣く泣く諦める」と言うが、実際に涙が流れないだけで、心理的には泣いているに等しいほど。と書けば少しは御理解頂けるかもしれない。 

     主に海外からの観光客の力によって、こうした差別はここ10数年かけて急激に減り、いつになるかはわからねども、やがて完全解禁の方向に向かっていくだろう。私が歌舞伎町を出て、母を亡くすまでの数年間には、特に急速に進んだ。