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  • <ビュロ菊だより>No.129「<1人で行くのと11人で行くのと+」

    2017-06-10 10:00
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    <映画の仕事が少しずつ増えている>

     
  • <ビュロ菊だより>号外『ライブ3週に4回連続(DC/PRG/HOLIDAY2/菊地成孔DUBSEPTET/JAZZDOMMUNISTERS)』

    2017-05-20 08:00

     どうもどうも。ご機嫌いかがですか?(株)ビュロー菊地ならびにTABOO LABEL代表の菊地成孔でございます。なかなか夏になりきれないですよね。梅雨に至っては引退したかの様です。地球も変わって行きますね。大人になりきれないですね。あなたもワタシも地球も。

     

     とまあ、そんな、無理矢理なまでにエコロジカル風な出だしになったも故無き話ではありませんで、私、少なくともこの15年間、つまり、少なくとも40代に入ってからは記録となります。3週間に4回連続でそれぞれ別ユニットのライブを行います。保つかなあ体(笑)。

     

     ご贔屓筋の皆様に於かれましては、左はラジオ主体のゼロ円ファンの方から、右は可処分所得を全部突っ込んで下さる過激派の皆様まで、幅広くいらっしゃるとは思いますが、やっぱりそうですね、理性的に考えて、全部来るべきでしょうね。全部来るのが良いと思います。はい(笑)。

     

     以下、各ライブ、その当該アーティストについて私の筆で直接ご紹介させて頂きますが、比較的重要(ひとバンドは解散します)な情報もありますので、短文時代の長文遺憾ながら、刮目してお読み頂けると幸甚の至りに御座いまする。かたじけない。

     

    *    *    *    *    *    *    *    * 

     

    <第一ライブ 5/25(木)DC/PRG/WA/R0/2 渋谷WWW

     

    * 詳細はコチラ

     

     田中教順の脱退(アリガスは、リザーバーとして在籍しています)を受け、オーディションによって、驚異の新人、秋元&近藤を得る事で、バンドのコンディションが更に5倍ぐらい良くなっている、結成20年目に向かわんとするバンド(今や、類家心平くんはおろか、小田朋美くんまでが姉さんですからね・汗・菊地/大儀見/坪口/津上は元老院入りです)としましては、当の本人がキモチ悪いぐらい老化しない、dCprG改め「DC/PRG」ですが、何とメンバーリニューアルライブの二回目にして、千住宗臣がスケジュールアウトで不参加。代打を、ユーミンやももクロ、スキマスイッチ等でお馴染みの完全無欠のオーヴァーグラウンダー、村石雅行が務めます(彼を知っている方で我々を知っている方は100%全員驚くと思うんですが、旧友なんですよね)。

     

     もう、ぶっちゃけ言っちゃいますけど、先日ドワンゴさんで生中継されたライブとコンテンツ全く一緒です。一緒ですが、村石×秋元ですよ(断言しますが、秋元はあと数年で「石若駿の時代」を終わらせると思います。これは石若にとっても良い事です)。そそそそそれに、フロントアクトとして、急遽オーニソロジーの出演が決まりました(メンツは前日のHOLIDAY 1と同じ。辻村くんのバックはDC/PRGの秋元&近藤と、東京ザヴィヌルバッハ、菊地成孔ソロの宮嶋くんです)来ないとおかしいっしょ。オレだったら行く。因にウチラは今年夏フェスありません!(笑)

    つうか年間この日以外はあと2回しかやらねえし!!(泣・1回は東名阪ですらない) 

     

    <第二ライブ  5/31(水) HOLIDAY 2  LADYS PAY DAY(市川愛、ものんくる、けものwith菊地成孔) 代官山UNIT

     

    *詳細はコチラ  

     

     お陰さまで満員御礼、御高評のうちに幕を閉じました「TABOO LABEL PRESENTS  HOLIDAY 1 GENTLEMANS PAY DAY」ですが、早速第二回をば。初回が男性ヴォーカルばかりでしたので、二回目は女性ヴォーカルばかりでお送り致します。LADYS PAY DAYというのは、30年代のアメリカだと、ちょっと言えない様な意味になっちゃうんですけどね。

     

     市川愛さんは、長らくジャズヴォーカリスト「Ai ichikawa AKA 市川愛」として、またJAZZDOMMUNISTERSのアンノウン・フィメール・ラッパー「I.C.I」として活動されて来ましたが、今年からスッキリと「市川愛」名義で、シティ・ポップ/AOR/フォーク系の日本語ヴォーカリストとして活動を開始するに際し、TABOOとサインしました。既にこのセットでの活動は始まっていますが、HOLIDAYのステージに上がって頂きます。

     続きまして、既に重鎮の風格さえ漂う「ものんくる」ですが、こちらも最新アルバム完成直前(もう、ジャケ写撮り始めてます)で、アコースティック9重奏団を止め、スティーリー・ダン・スタイル(メンバー2人と、腕利きのプレイヤーの集結)で制作されたこちらも、ハッキリ言って赤ちゃんにパンパースないんですけど(ハンパない。という事だよ。「パねえ」が嫌いなんだよ。)、ライブもクッソやばいです。

     

     そして実質上のフロントライナーとなります、こちらも セカンドアルバム完成直前の(マジ直前。あとはTDとマスタリングを残すのみ)、「けもの」ですが、アルバムの音楽性は「オルタナAOR」もしくは、以外とありそうでなかった同語反復「オルタナニューウエーヴ」(「オルタナ/ニューウエーヴ」じゃないよ。すげえ微妙な話だけど)。に突き抜けていて必聴!なのですが、今回のライブは、正式リリパ前のリリパ前夜祭、という事で、プロデューサーである私が、ほぼほぼ全曲参加し(アルバムでは3曲デュエットしてるからね。サックスも4曲ぐらい吹いてるし)、「けものwith菊地成孔」というスペシャルユニットとして参加します!まあ聴いたらヤラれるよアルバムもライブも。

      

     情報にあります通り、この日は安価で3バンドご提供するショーケース・イベントでもありますので、お気軽にお越し下さい。お気軽にお越し頂いて、ヤラれ果てると思いますが(笑)。

      

    <第三ライブ  6/3(土)&4(日) 菊地成孔DUBSEPTET モーションブルー横浜>

    *詳細はコチラ  

      

     もう、どんどんライブが減り続けているDUBSEPTET初の2DAYS、という事ですが、突然ですが、この2DAYSをもって無期限の活動休止に入ります。

     

     理由は例によって喧嘩とか駒野の取り合い、とかではなく、余りにもメンバー全員が多忙になり、スケジュール&マネージがほぼほぼ壊滅状態に成って来たので、所謂「余儀なくされた」系の活動休止でありまして、そもそもペペとDCPRG(当時)の大人数によるスケジュール&マネージの難航という問題をクリアすべく結成された、スモールコンボ「ダブ・セクステット」が、最初にスケジュール&マネージのブレイクダウンを起こし、そのまま引き継ぎバンドであるDUBSEPTETがとうとう活動休止に至ったのは皮肉としかいいようがありません。やっぱねえ、ジャズメンは働き過ぎよ!あとオレがアゲチンすぎ!!(←スンマセン、活動休止の悲しさのあまり調子に乗りました)

     

     という訳で、閉店商売ではありませんが、この2DAYSは、4ステージ総て同じセットリストではなく、2ステージ1セットの2デイズの恰好で、総てのレパートリーを出し尽くす恰好で有終の美を飾りたいと思いますので是非お越し下さい。因に、「私がサキソフォン奏者オンリーで参加するジャズのバンド」は、暇だが腕利きの若手を集めて再結成します(どうせすぐ全員が売れっ子になって、同じことになる。これを防ぐ為に終身雇用制の、奴隷商人の様な悪徳な契約を結ぶしか無い)。 

     

     <第四ライブ  6/11(日) JAZZDOMMUNISTERS ft aka GAMI/OMSB/BIM/I.C.I  代官山UNIT

    *詳細はコチラ

     と、こう、実のところ、我がレーベルの実力と水準をシュプレヒコールする4週とも言えるんですが、最終コーナー、4番目の悪魔として、JAZZDOMMUNISTERSが登場します。しかも漢aka GAMIOMSB(SIMI LAB)、BIMTHE OTOGIBANASHIS)、I.C.Iという、いろんな意味で恐ろしい人々ばかりを連れて。

     

     先ほど、けものも、ものんくるも、最新アルバムが完成間際。と申し上げましたが、要するに昨年末からTABOO LABELは「ガンダム2」「けもの2」「ものんくる3」の同時制作を行って参りまして、何とかギリギリでリリースタイミングを守りつつ、ハイクオリティを確保出来たのですが、一番遅れて制作に着手し(つうか製作期間4週間)、全員を追い越して最初にアルバムを完成させてしまった、永遠のグロテスク、JAZZDOMMUNISTERSですが、アルバムどうしようもないよ凄過ぎて(笑)。

     

     タイトルは「Cupid & Bataille, Dirty Microphone(キューピッド&バタイユ、ダーティー・マイクロフォン)」と言いまして6/7にリリースします(発売まで一ヶ月切ってる!店頭展開用のアー写もMVも何もない!でも平然とリリース!要らねえよそんなもん!!)。上記4名のft陣にプラスして、女優の菊地凛子さんが、rinbjo名義ではなく、ご本人として1曲参加しています)。

     

     でも、さすがのノープロモーションはおっかないので(笑)先ずは6/4オンエアの粋な夜電波で、アルバム全曲試聴会を行います。これで値踏みして、買ったりライブに来たりしてくれ!今日すでに3回目のテンドンなんで胃ももたれているだろうが、聴いたら驚くぞ!(笑)、どう驚くかって?ぜんぜん説明出来ない(笑)。

     

     そして、この日が正式のリリパだという(笑)オレたちは女性ヴォーカルが居るバンドの前衛を守るブッコミか!(笑)。

     

     まあ、こういう事は全作のプロデューサーであり、レーベル代表者が絶対に言ってはいけない事なんだけれども、一番ヤバいのはドミュニスターズです。もう比べ物に成んない。ドープ&ポップ過ぎて。

     

     ではお待ちしてまーす。ネットだけで生きてると次の戦争まで保たないぞ!薄々オマエラにもそれは解っている筈だ!!助けてやるから現場まで来やがれヘッヘー!! 

  • <ビュロ菊だより>No.128「 「突然個人練習のスタジオ写真を撮る事が虚しくなった日+」」

    2017-05-12 10:001
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     <どんどん人々が馬鹿になっている気がする(大変良い事である)>

     

     SNS嫌いなのはもう言い飽きたが、擬似で課金でやっているこのインスタグラムもどきも、写真を撮るのに飽きてしまった。自分が如何に、日々同じ事を繰り返しているか、それは全く構わない。人生は反復である。厳密には反復とその暫時的な、目に見えないほどの揺らぎの増減である。ただ、自分で自分の写真を撮る事に飽き飽きしてしまった。ここに飽きないのがミ二マリストであろう。川原温とかボロフスキーとか惚れ惚れする。私はミ二マリストがもれなく好きだ。自分がなれないからだと思う。

     

     私はSNSの中でも、インスタグラムは好きな方だ。OMSBが言う様に「素人のポルノだと思うと、アレは面白いですよ」というのも痛いほど解る。玄人のポルノも好きなのだからして、言わずもがなである。しかし、私は二次元でまで素人のポルノを観たいとは思わない。素人は3次元でたくさんだ。

     

     私がインスタグラムを好きなのは、「恥ずかしげもなさ」が、他のメディアと比べると突き抜けていて、爽やかだからだ。女子高生が「インスタグラム映えする<壁>を探して、見つけるとそこで、雑誌のモデルの様なポーズを取ってスマホで写真を穫る」というのは、本気かつ当たり前過ぎて、まるで雑誌のパロディのようだし、昔からあるチェキだのプリクラだのの流通と変わらなくなって来ていると思う。彼女達は、それが表現だの発信だのいったクソッタレではなく、遊戯であり、自己満足的である事を知ってやっている。サブカルが喜びそうな物言いで嫌だが、可愛さは予め自覚的なパロディという意味で粋なのであって、ツィッターと正反対だ。あれだけ無粋で野暮ったいものはない。素人の一家言を聞いて一喜一憂する生活なんて、そんなもんは濃厚な中世か古代であろう。

     

     あれに比べて、といおうか、あれの感覚の浸透によって。というか、この写真

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     の言いたい事は良くわかるが、同じメニューにこの写真が並列するのは

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     SNSによる言語感覚、デザイン感覚のアマチュアライズという巨大な動きが無ければ無理だったろう。そもそも「食うてみ」を「食べてみて下さい」と訳す(標準語に)いうのは、流石に要らねえだろう。という以前に、先にある「たべてみっくやい!」の逐語訳こそが「食べてみて下さい」だと思うのだが、そちらは意訳されて「どうぞ」になっている。というか、「愛情たっぷりに育てた地どりを」までは標準語だと思う。もう滅茶苦茶だ。「日本語の乱れ」というか、国語の乱れを嘆く。というのはバカのする事だ。私もとうとうバカの仲間入りである。