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記事 7件
  • <菊地成孔の日記2022年10月27日午前10時>

    2022-10-30 10:00  
    220pt
  • <菊地成孔の日記 2022年10月25日午後10時記す>

    2022-10-26 10:00  
    220pt
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     今、京都のホテルにいる。そして、今から寝るまでの、およそ5~6時間のあいだに(いきなりだが、この「○~○時間のあいだ」という日本語は良いのだろうか?良いのだろうな?「時間の間」と書くたびに気になっている)やらなければならないことが入浴と運動だけであることに軽く驚いている。
     
     実は昨日から大阪~京都のショートCPに来ていて
     
    (「CP」お分かりだろうか?そう、「クラウドパーソン」のこと嘘。キャンペーンのことである。では「campaingh」は?確か、だが、「宣伝、活動」よりも些か「運動、闘争」だったような気がする。「ネガティヴキャンペーン」とか言うよね。今僕が来ているのは「マーケティング・キャンペーン」だ。「ネガティヴ・キャンペーン」が、「暗い性格のタレントが地方に宣伝にゆくこと」だったらちょっと面白いけど。それはともかく、僕は確か、高校の時、思いっきり背伸びして、シェイクスピアを原

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  • <ペペトルメントアスカラールのツアー2022 AWのセットリストを公開します>

    2022-10-22 12:45  
     <大阪公演に大阪限定曲を追加>
     
     大阪公演に、大阪限定の楽曲を追加します。「色悪」は「ガンダム・サンダーボルト」のED曲ですが、サルサアレンジの、ペペトルメント・アスカラールverとして、「Wの悲劇」と共に、大阪限定でご披露させて頂きます。あらゆるダンサーの皆様、お楽しみに。
      楽団長の菊地成孔です。既にチケットの初動発売が済んでおります、「ツアー2022」ですが、特に「大阪と京都、どっちに行こうかな?」と逡巡されている皆様へ。
     
     今回、大阪はオールスタンディング、京都はオールシッティング ということで、その仕様に併せ、セットリストを変えることに致しました。ご参考までに、公開したいと思います。エチケット上公開は致しませんが、アンコールを頂戴した場合は演奏曲をご用意させて頂いております。いずれも、曲順には若干の変更可能性があることをご了承ください。
     
    <大阪STUDIO PAR

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  • <菊地成孔の日記 2022年10月18日午後6時記す>

    2022-10-18 22:30  
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     なんだかんだで物凄く忙しくなってしまった笑。「10月は暇だ」とか、なんで言っていたのだろうか思い出せない。「済ませる要件メモ」というメモ用紙があるのだが、真っ黒けで何が書いてあるのかわからなくなってしまった焦。
     
     いきなりだけれども、来週、大阪にキャンペーンに行くことになった。「キャンペーン」つうのもかなり久しぶりだ。ぺぺの大阪公演のコイコイですわね。

     

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  • <菊地成孔の日記 2022年10月9日午前2時記す>

    2022-10-09 10:00  
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     現在スタジオにいて、ラップのリリックを書いているのだが、よくある話、行き詰まったので日記を書いている。行き詰まったのは「Q/N/K(仮称)」の中の1曲で、これもう書いて良いと思うので書くがdos monosの没くんが客演してくれる曲が1曲あり、没くんのラップが届いたのだが、あまりに素晴らしいので、そのままリレーで自分に渡された想定(QNのも入ったら自分は3番目になるかも知れないのだが、という意味)で書いていたのだが
     
    <さらに5years  ファビュラスなアディダスで踏み出す
    とスリップするフロイディアン
    シュナイダーはエレクトロニカの平均律
    国歌を作らないと 
    もう10年もフーチークーチー
     
    最後のクリスチャン
    スレーターが乗るエスカレーター
    忘れられた 踏みつけられた 氷と泥のセーター 
    あの嵓山の頂きまで登ってゆく
    国旗を掲げないと
     
    ジャスパージョーンズの書いた旗には 虐殺の翌日 みたいな雰囲気あるの
    アントナンアルトー ジャックイヴクストー 鼓笛隊の確保
    パレードを行わないと> 
     

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  • <菊地成孔の日記 2022年 10月2日午前3時記す>

    2022-10-02 10:00  
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     猛烈な速さと密度で9月が終わってしまった。ライブが2回、DJが2回あったが、どちらも何とか、自分のコンディションを鑑みるに、まあ、よくやったなあと思う。
     
     今は、来月、書評を書くのに、金原さんの長編を読んでいて、いつも言っている様に僕は、邦人文学者の、特に長編は、金原さんの作品以外読んでいないので、久しぶりで(というか、初めて)文学作品の書評を書くことにした。
     
     金原さんと、特に帰国後の作品は、プログラムピクチュア的といえるほどに毎回同じで、「複数の母親が出てきて、その中の一人は金原さんがモデルだと思しき人物で、複数の男性との関係を持ち、まさに<文学的>に、その男性と自分との関係について考察し続ける。という話に、料理に関する描写が、ものすごくいっぱい(ほとんど見開きごとに)入ってくる」というもので、やっぱ物凄い文学者だなと思うし、文学批評家の誰にも見えない、ヒップホップとの関係と、料理の話が入っているので、編集者は恐らく、そこを描いて欲しいのだと思うので、書く。
     
     アレッサンドロミケーレがグッチのプロモ用ショートフィルムを、キューブリックの作品からの引用的コラージュのみで構成したので、これに関してもコメントを依頼された。キューブリックの溺愛者も、今のグッチの溺愛者も山ほどいるだろうが、両者の溺愛者は山ほどはいないのだろう。
     
     「浜辺のアインシュタイン」が、何と今週末に横浜で上演される。ただ、今回は、日本語訳による日本語上演で(言葉の数は極端に少ないが)、振り付けもダンサーも、演奏するアンサンブルも全員日本人なので、どうなるか予想もつかない。コメントを求められたので書いた。
     
     オーニソロジーのアルバムがやっと完成(MV含む)したので、今、彼のアー写と、作品のジャケ写を選んでいる。時間をかけた甲斐があった。時流に全く乗っていない、ものすごく良いアルバムだと思う。
     

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  • 「<菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール>を御愛顧いただいている、大阪、大阪近郊、京都、京都近郊、全国、全世界の皆様へ」

    2022-10-01 23:22  
     楽団員とツアースタッフ全員を代表してご挨拶に参上仕っております。菊地成孔です。当楽団が結成されて、そろそろ20年が経過いたしますが、私が現在、指揮、運営する楽団として、とうとう最古参と相成りました。 
     
     我々、元々腰が重く、楽器の搬送だけでも大変な労力ですし、楽団員は腕利きばかりでマネージも難しく、そこにウイルスの蔓延も加わり、帝都東京都下で演奏会を行うのもままならぬ状況ではありまするが、数少ない演奏の機会には、皆様からの、それはそれは、言葉さえ選ばなければ、ふしだらとも、淫らとも言える愛と官能のバイブスは日々、頂戴しておりますし、私共も常に、皆様を愛し、淫しております。 
     
     この度、久しぶりに遠征の機会に恵まれ、私が最初に思いついたことと申せば、「我々を、酒や料理と共に、ゆったりとシーツに身を沈めて鑑賞したい方々もいらっしゃるだろう。しかし、我々の演奏で、現在、おおっぴらには禁

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