アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは狂犬ディーン・アンブローズと呼ばれた男、その過去です


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「時々、普通のプロレスをしていると、とても退屈に感じる時があるんだ。そんなとき、もっと暴力的で、もっと血を流して、誰かを蛍光灯でぶん殴るような試合をしたくなるんだ」

これは、人気ユニット「ザ・シールド」の一員として活躍し、WWE王座のベルトも腰に巻いたディーン・アンブローズが、インディー時代に残した言葉だ。

ニックネームは「狂犬」。

先月4月末をもってWWEとの契約が終了。早くも翌5月1日は、WWE入団前のインディー時代に使用していた「ジョン・モクスリー」に名前を戻し、ツイッターでは、今後の新たな活動を予告するかのようなビデオを投稿。ファンの想像を掻き立てている。

新団体AEWに参戦するのではないか? はたまた、実はWWEに復帰するストーリーが用意されているのかも?などなど、人気選手なだけに様々な憶測が飛び交っているが、ツイッターに投稿したビデオの最後には、有刺鉄線を腕に巻きつけ、手には血が付着している映像となっており、インディー時代にデスマッチで、血まみれになっていた場面を思い出してしまった。あらためて、ディーン・アンブローズと呼ばれた男のこれまでを振り返ってみたい。

ジョン・モクスリー、本名:ジョナサン・グッド。1985年12月7日生まれ。アメリカ・オハイオ州シンシナティ東部の危険な地域で育った。物心ついたときにはすでに父親はおらず、女手一つで育てられたが、母親はアルコール&ドラッグ中毒だった。
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