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ワールドオールスタージョッキーズ出場騎手の共同会見が28日、札幌市内のホテルで行われた。
会見で笑顔を見せるターナー騎手(撮影・奥村晶治)
注目を集めたのは初来日となったヨーロッパ地区代表ヘイリー・ターナー騎手(32=イギリス)。ブロンドの長髪、胸元の開いた赤いシャツをまとった淑女の存在が光った。G1・3勝の実績があり、世界で最も有名な女性騎手。「シャーガーC(世界のトップ騎手12人が選抜4チームに分かれて争う対抗戦)は女性チームが優勝した。こういう舞台で女性が戦っている姿をみんなに見てほしい」と力強く訴えた。武豊騎手が「ついつい目がいく」と名前を挙げるほどの実力者だ。
日本競馬については「ほとんど分からない」と正直に話したが、「英国ではさまざまな競馬場で乗っている。硬い馬場も柔らかい馬場もアジャストできる」と札幌攻略に自信を見せた。90年ジュリー・クローン以来史上2人目の女性騎手が今シリーズの主役になる。