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2012年11月の記事 4件

ニャンとも言えない一二三伝説 vol.3

□―――――――――――――――――――――――――――――――――――――□  目次                            2012.11.26■―――――――――――――――――――――――――――――――――――――■  ・転機になったイスラエルの巡礼  ・真剣勝負の最中にリフレッシュ  ・趣味を持つ大切さ  ・過去を捨てることも必要   ・…………・…………・…………・…………・…………・…………・…………・  転機になったイスラエルの巡礼   ――――――――――――――――――――――――――――――――――― みなさんは日ごろ疲れたときなどに気分転換をしていますか。仕事や学業がはかどりますし、プライベートも充実することで、素敵な人生をおくることができるでしょう。私がそのことを実感したのは、いまから約30年前のことでした。私はカトリックの信者ですので、イスラエルに宗教的な旅に出ることがあります。ちなみに私は1986年に日本の将棋のチャンピオンとして評価をしていただき、先のローマ法王ヨハネ・パウロ二世から聖シルベストロ教皇騎士団勲章という大変名誉な賞をいただきました。1980年、イスラエルの巡礼から帰国すると十段戦の挑戦者になり、中原誠さんから十段を奪取しました。その4年後にも巡礼から戻ると王位戦の挑戦者になり、高橋道雄王位からタイトルを奪取したのでした。私の場合は祈りの旅が一番リフレッシュできます。祈りの旅といっても観光したり、美味しい食事をいただいたり、いろいろな目的で旅を楽しんでいます。旅に出ている間は将棋のことはいっさい考えません。  

ニャンとも言えない一二三伝説 vol.2

□―――――――――――――――――――――――――――――――――――――□  目次                            2012.11.16■―――――――――――――――――――――――――――――――――――――■  ・信じがたい人生初の反則負け  ・アクシデントの予兆  ・70歳を過ぎたいまも  ・…………・…………・…………・…………・…………・…………・…………・  信じがたい人生初の反則負け   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――事件は今年の7月20日、森内俊之名人と対局した達人戦で起きました。終盤戦で私が必勝形を築き上げ、勝利が目前に迫っていました。私は着手をしたあと一呼吸するために席を外したのです。まぁ、ここまではよくある行動でしてね。収束に向かう前に手洗いに立つというのは中原誠十六世名人が有名でした。勝ちを読み切っていた私は、相手がどの手を選んできても対応できるように指す手は決めていました。手洗いを済ませて席に着くと、かねてから読んでいた決め手を放ったのです。その時でした。  

ニャンとも言えない一二三伝説

神武以来の天才とうたわれた将棋棋士・加藤一二三九段。名人位をはじめとする幾多のタイトルを獲得するなど、盤上での活躍はあまりにも有名だが、実は盤外での逸話や伝説なども数多い。ニコニコ動画では「ひふみん」の愛称で親しまれて、偉大な棋士にして距離感の近さもまた魅力である。そんな加藤九段の思想や人生観、趣味など幅広い話題で突撃インタビューを試みた。「ひふみん」のすべてをお見せします!題して「ニャンとも言えない一二三伝説」。

著者イメージ

加藤一二三

現役棋士生活57年超、通算対局数、通算敗戦数は歴代1位(更新中)であり、1950年代、1960年代、1970年代、1980年代、1990年代、2000年代の各年代で順位戦最高峰A級に在籍したことがある唯一の棋士である。史上最年少(14歳)でプロ棋士になった記録は半世紀以上過ぎた今もなお破られていない。

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