• このエントリーをはてなブックマークに追加
日本のRPGをリスペクトした海外製J−RPG『Soul Saga』を細かく見てみた
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

日本のRPGをリスペクトした海外製J−RPG『Soul Saga』を細かく見てみた

2013-06-27 20:30
    『Soul Saga』タイトルロゴ


    J−RPG......。それは少年少女が世界を救う物語。海外では、「少年少女が世界を救うなんてあり得ない!」と言われてしまっているのが、日本製のRPGの現状です。

    しかし、中には熱烈なファンもいますMike Galeさんもその中の1人で、彼は『Soul Saga』というJ−RPGをリスペクトした作品を製作しています。

    彼は小さい頃から、『ペルソナ』や『クロノトリガー』、『ファイナルファンタジー』、『幻想水滸伝』をプレイしてきて、J−RPGの虜になってしまったそうです。そして、自分でも制作してみたいと思い、現在制作しているゲームが、『Soul Saga』なんです。作品の随所随所にJ−RPGをリスペクトしたポイントがあるので、確認してみましょう。
     


    【大きな画像や動画はこちら】

     


    ほぼ個人制作なのですが、とてもクオリティが高い! 私はこのテーマソングとBGMがかっこよくて、一発で気に入ってしまいました。



    テーマソングは、ボーカロイドで素晴らしい楽曲を多数手がけているTerry Chandlerさん。テンポが速く、リズムに乗りやすい曲ですよね。ボーカルはSakura Tohnoさんという方。私はこの方の声を初めて聞きましたが、非常に力強い声の持ち主で感動。気が早いですが、エンディングテーマも歌って欲しいです。

    BGMに関してはMike Galeさんではなく、Aivi Tranさんという女性らしいです。男女2人のキャラクターの掛け合いのシーンでバックに流れている曲を担当していると思われるのですが、昔のスーファミ時代の曲調に似ていて、懐かしい気持ちに浸ってしまいます。その他の彼女の曲はコチラで聞くことができますよ。


    『Soul Saga』戦闘に入るところ

    いざ戦闘へ!


    さて、RPGでも重要な位置を占める戦闘は、どんな感じで展開されていくのでしょうか。敵とのエンカウントは、『クロノトリガー』のようなシンボルエンカウント方式を予定しているそうです。画像を見る限りでは、こちらから攻撃を仕掛けると何らかのポジティブ要素があるのかもしれませんね。敵が気絶した状態で始まったり、プレイヤー側が先攻を取ったりなんてこともありえそうです。

    戦闘のイメージは、パズル要素と『ファイナルファンタジーX』のCTB(カウントタイムバトル)を合わせた感じになるとのこと。CTBを簡単に説明すると、キャラクターの行動した結果がその後の行動に影響を及ぼすというバトル方式。時間に追われず、じっくりと戦略を考えることが出来るのが特徴ですね。

    パズル要素とは、敵がシールドを貼っていたら、そのシールドを魔法で打ち消したり、敵の魔法で火だるま状態になったら、味方の水の魔法でその火を消したりすることだとか。敵との相性を考えて戦略を組み立てる感じでしょうか? このあたりは『ペルソナ』シリーズをイメージするとわかりやすいのかもしれません

    RPGではキャラクターも重要です。『Soul Saga』でも、昔のJ−RPGで見たことのあるようなキャラクターが多数登場しています。では、主要なキャラクター達を順番に見ていきましょう。


    主人公Mithos

    主人公「Mithos」


    主人公の名前はMithosで、冒険大好きっ子属性を持っているみたいです。彼の夢は世界最強のギルドマスターになることで、亡き父が果たせなかったドラゴンの王を倒すことが目的になるとか。王道系の主人公ですね。個人的には、1本だけ突き出たアホ毛? にジャパンリスペクトを感じます!


    ヒロイン Elise

    ヒロイン「Elise」


    可愛くて魅力的なヒロインは、J−RPGの特権! むしろメインと言ってもいいぐらい。たてがみロールが印象的なEliseが、『Soul Saga』のヒロインです。彼女は機械整備士になるのが夢で、機械を扱うのが得意な女の子。『ロックマンDASH』のロールちゃんに雰囲気が似ていますね。彼女は「機械は友達!」と考える性格で、機械を馬鹿にする人に対しては、少し凶暴になるらしいのですが、いったいどんな感じになるのでしょう......。


    ロボット Max

    味方キャラクター「Max」


    かわいらしくデフォルメされたロボットが登場するのも、J−RPGの特徴なのでしょうか? Maxはときどき内気になるのですが、Eliseの修理によってテンションが激高になることもある模様。どれだけテンションが上がるのか気になります。機械語とか話したりするのでしょうか。


    味方キャラクター Taro

    味方キャラクター「Taro」


    『ファイナルファンタジー』のモーグリのようなマスコットキャラは、J−RPGの花形ですね。Taroは見た目は、マスコットキャラかもしれませんが、設定がかなりエキセントリック

    見た目は可愛い顔をしていますが、世界の異変のせいで二重人格になってしまいました。しかも、もう一つの人格は血に飢えた殺人鬼の人格。現在は抑えられているけど、いつ爆発するか分からないみたいで......。ストーリーにどのような影響を及ぼすのか、楽しみです。


    悪役・ライバル Garen

    悪役・ライバル「Garen」


    カリスマ性のある悪役になるのでしょうか。Garenは、主人公のライバルとなるキャラクターです。表の顔は世界評議会という政府の機関に携わっている人物ですが、心の中では世界を支配しようと考えています。彼は Inkheart(モンスター)をコントロールする力を持っているとのこと。手強いライバルなりそうですね。

    他にもKickstarterでは、色々な情報が載っています。Eliseのフィギュアやトランプ、アートブック、Tシャツなどなど。また対応プラットフォームはPCだけのようですが、寄付金額によってはWiiUへの対応も考えているそうです。

    また、はっきりとは約束は出来ないものの、PS4やVitaへの対応も考えているとのこと。さらに! 寄付金次第ですが、プロの声優の方にキャラクターの声を当ててもらうことや、ランダム生成ダンジョンなどの搭載も予定されています。

    しかし、日本語対応の予定はまだ書かれていませんでした。J-RPGのリスペクトなので、日本語対応版を発売して欲しいですね。字幕でもいいのでお願いします! 発売は2014年の7月予定です。


    Kickstarter 『Soul Saga』公式ページ
    Soul Saga's Kickstarter Video[YouTube]
    Waltz for Luma ☆ Aivi Tran[YouTube]
    神無月[YouTube]

    (Go Itakura)

    関連記事

    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2013/06/soul_saga_j_rpg.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。