本日の美術のお時間は、美術史的に価値の高いポートレイト...なのですが!?
今回ご紹介しますのは、フェルメールやヴァン・ゴッホが描いた世界の名画が、毛むくじゃらでゴツいチューバッカに描き代えられてしまったペインティングです。アーティストはクリスティーン・パリーシさん。
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なるほど、ゴッホの『自画像』では、あのウネウネのタッチがチューバッカの毛並みとマッチしていて、とても似合っていますね。しかしながら、ヨハネス・フェルメール作『真珠の耳飾りの少女』で見せる笑顔には寒気がしそうなキモさが漂っています。
同じ女性を扱ったレオナルド・ダ・ヴィンチ作『モナ・リザ』では、あのワンレンの髪型とチューイの輪郭が似た形状をしているのが理由なのか、そんなに違和感を覚えないかもしれません。
世界の名画ではありませんが、映画『ラスベガスをやっつけろ』のジョニー・デップさんをチューバッカにした作品や、クリンゴンの武器バトラフを持たせ『スター・トレック』化されたウーキーも並んでいます。
元記事となった「io9」でもオチとして最後に紹介されていましたが、チューバッカではなく『スター・トレック』のデータがエドゥアール・マネ作『オランピア』として描かれた作品も、なかなかのドイヒーさです。
オリジナルは美女だというのに
パリーシさんはfacebookアカウントにて、これらチューバッカ肖像画や『スター・ウォーズ』、『スター・トレック』にインスパイアーされた作品を多数公開しています。
シカゴ・カブスのユニフォームを着たチューイや、シャーロック・ホームズの衣装に身を包んだチューイなども観られるようになっていますよ。
彼のタイムラインでは、「もっとウーキー絵画用のアイディアが欲しい」とポストしており、コメントでは「ジャック=ルイ・ダヴィッドの『マラーの死』はどう?」ですとか、「『ピエタ象』だったら?」、「(ヒエロニムス・ボスの)『快楽の園』では?」といったご意見がありました。
中には「モンローのドレスを着せてみてくれ」や「サルヴァドール・ダリ風のウーキーは?」なんていう自由で適当なコメントが多数寄せられています。
Chewbacca Is Beautiful As The Wookiee With The Pearl Earring (And More)[io9]
(岡本玄介)
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