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プロの『カウンターストライク』プレイヤーたちがADHDの治療薬アデラールを使用していることが明らかになったことから、Eスポーツリーグ「ESL」が薬物検査導入を計画している模様です。
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ESLのルールでは「薬物やアルコール、他の成績向上薬の影響下での試合はオンラインであってもオフラインであっても固く禁じられており、罰としてはESL Oneからの除外もありうる」とされています。
しかし、先日プロの『カウンターストライク』プレイヤーであるSEMPHISさんが、特定のEスポーツのイベントでは「みんなアデラールをやっている」とインタビューで発言。
SEMPHISさんのチームは25万ドルの賞金がかかったESLの試合でアデラールを使っていたとも話しており、Motherboardが報じるところによると、これを受けてESLは「イベントでの成績向上薬の取り締まりを近日導入」するとしています。しかしESLは、これまでに薬物を使用したと認めた人たちに対しては行動を起こさないそうです。
アデラールは注意欠陥・多動性障害ADHDや睡眠障害のナルコレプシーに対して用いられる治療薬。覚せい剤として知られるアンフェタミンとデキストロアンフェタミンが入っており、これにより集中力を高め、ADHDの症状を抑えます。
実は、The InternationalやLCSなどの他のプロリーグも薬物検査は導入しておらず、ESLが薬物検査を導入すれば、これがEスポーツのプロリーグでは初めての薬物検査の実施となるようです。
どんなスポーツでも薬を使ってチートせずに、自分の能力でフェアにプレイしてもらいたいものですね。
[via Kotaku]
(abcxyz)
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