『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場するエイリアンキャラが、どうやらヒップホップ・グループのビースティ・ボーイズと関連しているようです。
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「Ello Asty」(エロー・アスティー)というこのエイリアンは、リークされたコンセプトアートなどにより、しばらく前から知られていましたが、ハズブロのブラックシリーズ(6インチで箱が黒い)のフィギュアとしても販売が予定されており、その写真が公開されています。
以下、微ネタバレ注意です。
どうやらパイロットのエイリアン「Ello Asty」
ヘルメットに書かれているオーラベッシュ(『スター・ウォーズ』の世界のベーシックという言語の表記体系)の文字は、Yakfaceさんによると「Born to Ill」。
Ello Asty was "BORN TO ILL". He doesn't need a license. #theforceawakens pic.twitter.com/OD9eskD6B9
— Yakface.com (@yak_face) 2015, 9月 11
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これはビースティ・ボーイズのファーストアルバム『Licensed to Ill』に関連性がありそうです。
というのも、Ello Astyというこのエイリアンの名前に「H」と「N」をつければ『Hello Nasty』、日本とも縁のある名曲『Intergalactic』収録のビースティ・ボーイズのアルバム名(トップ画像は同アルバムのジャケット)になります。
Ello Astyの足元
またMakingStarWars.netによると、『Aftermath』と『Moving Target』では、Ello Astyの種族名がAbednedoだということが判明しています。
ビースティ・ボーイズの曲『Shadrach』ではユダヤ・キリスト教の寓話「Shadrach, Meshach, and Abednego」(シャドラク、メシャク、アベド・ネゴ)に関して歌われているのですが、この「Abednego」が種族名となっているわけです。ここまでビースティ・ボーイズとの関連があるのは偶然ではないでしょう。
ちなみに、J・J・エイブラムス監督は映画『スタートレック』の中でもビースティ・ボーイズの曲『Sabotage』を使用しています。
Ello Astyの顔
キャラクターとしてのEllo Astyは、フィギュアの写真でもわかるようにパイロットです。スター・ウォーズ データベースにはこう書かれています。
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Ello Astyは時に無謀なところもあるが、腕のいいレジスタンスのX-ウイング・スターファイターパイロット。
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もしかしたら本編にはちょっとしか登場しないキャラクターなのかもしれませんが、フィギュアがベーシックシリーズ(安くてフィギュア化されるキャラも豊富)ではなく、ブラックシリーズでわざわざ発売されることを考えると、強い印象を残すキャラである可能性はあります。
ブラックシリーズでは、過去に作中でハン・ソロに撃ち殺されるだけながらも、後にそのシーンをめぐって論争があったり、編集されたりと話題を呼んだ「グリード」も商品化されています。
Ello Astyがどういう形で作中に登場するのか楽しみですね。やっぱりヒップホップ好きのエイリアンなのでしょうか?
Jedi Insider, H/T SW Underworld[via io9]
Yakface[Twitter]
Star Wars: The Force Awaken's Ello Asty is a Beastie![Making Star Wars]
アベド・ネゴ[Wikipedia]
Beastie Boys - Shadrach (Abstract Impressionist Version)[YouTube]
Beastie Boys - Sabotage[YouTube]
Ello Asty[StarWars.com]
(abcxyz)
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