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ハリウッドがアイデアをパクった日本のアニメ8選
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ハリウッドがアイデアをパクった日本のアニメ8選

2015-11-20 21:30
  • 2
ハリウッドがアイデアをパクった日本のアニメ


映画や小説、漫画やドラマは、過去の作品からインスピレーションを得たり、参考にしたり、コピーしたり、盗んだりすることは珍しくありません。そして、良い作品であれば国も関係ないものです。


【大きな画像や動画はこちら】

日本のアニメも上手い具合にパクられたり、リスペクトされたりしています。そこで今回は、Screen Rantがまとめた「日本のアニメからアイデアをパクったと思われるハリウッド映画」をご紹介します。



■『パプリカ』/『インセプション』

クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』は、人の夢を操作することがテーマの難解な作品。近年のハリウッド映画にしてはオリジナリティがあると言われています。

しかし、日本が誇る今敏監督の『パプリカ』も夢を操るというテーマの作品。本作は夢に入り込んで夢を犯すテロリストに立ち向かう夢探偵の「パプリカ」の活躍を描いた長編アニメーションですが、ノーラン監督は実際にインスピレーションを得たと話しています

ちなみに、2010年頃に『パプリカ』の実写化が進められていましたが、その後、進捗がどうなっているかはわかりません。万が一、頓挫していないで製作が進められるのであれば、何としてでも平沢進さんの曲を使ってほしいところです。


■『新世紀エヴァンゲリオン』/『パシフィック・リム』

『新世紀エヴァンゲリオン』は、 14歳の少年が大きなメカとシンクロして「使徒」と戦う、空前のヒット作品。このメカとシンクロして~という部分はギレルモ・デル・トロ監督の怪獣映画『パシフィック・リム』にも採用されています。

アニメに影響を受けているとも言われる本作ですが、デル・トロ監督は1度も『エヴァ』を見たことがないとのこと。確証はありませんが、偶然というには類似点が多いですし、7000本のDVDをはじめとする数々のメディアの映画を所有し、知識を得ることに並々ならぬ努力をしている監督が『エヴァ』を見たことがないというのは......。


■『攻殻機動隊』/『マトリックス』

映画の中には人気アニメのスタイルやアイデアをこっそり盗んだものが多数存在します。しかし、ウォッシャウスキー兄弟は常に『攻殻機動隊』からアイデアを借りたとオープンに語っていました

プロットそのものは同じではありませんが、アクションやスタイル、設定において強い影響を受けています。ウォッシャウスキー兄弟は、プロデューサーのジョエル・シルバーに『攻殻機動隊』の映画を見せて「これを実写版にしたい」と言ったそうです。


■『アキラ』/『ダークシティ』

『マトリックス』にもインスピレーションを与えていると言われている『AKIRA』ですが、アレックス・プロヤス監督の『ダークシティ』にはより直接的に影響を与えているようです。

特にパクリと言われているのが、クライマックスのバトル。監督は「敬意」と言っていますが、2つの映画を横並びにしてみると......。


■『吸血鬼ハンターD』/『ヴァン・ヘルシング』

ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』に登場するヴァン・ヘルシングは精神医学を専門とする大学の名誉教授で、恰幅の良い60歳の初老の男性です。

これを独自の解釈で「無敵のモンスターハンター」にしたのが、人間と吸血鬼の混血児「D」が主役のスチームパンクと魔法とSFがミックスされた日本のアニメ『吸血鬼ハンターDD』。Dの格好はカウボーイのようで、日光から身を守るための長くて黒いマントとツバの大きな帽子、そして長髪が特徴です。

オリジナルとはかけ離れた、闇に紛れてモンスターを狩るダーク・ヒーローという設定は小説やアニメ映画でヒットし、最終的にハリウッドへ渡りました

『ヴァン・ヘルシング』の製作が開始された際、製作陣は年老いた学者のヴァン・ヘルシングを新しいイメージに変えようとし、結果的に『吸血鬼ハンターD』を実写化するような形になってしまったようです。


■『ジャングル大帝レオ』/『ライオン・キング』

ディズニーの超ヒットアニメ『ライオン・キング』は漫画界の巨匠、手塚治虫の『ジャングル大帝』がもとになっています。マシュー・ブロデリックも「『ライオン・キング』は『ジャングル大帝』のアメリカ版リメイク」だと考えているそうです。

『ジャングル大帝』は、父を亡くしたライオンの子供が試練を乗り越え、リーダーと成長する様子を描いた作品。かなり大雑把ではありますが、内容は『ライオン・キング』とほぼ同じです。

ディズニー側は『ジャングル大帝』をパクったことを否定していますが、初期のコンセプトではシンバが『ジャングル大帝』のレオ同様に真っ白なライオンとして描かれ、全く同じシーンが沢山使われていたのだとか。

ちなみに、『ライオン・キング』は元々『King of the Jungle(ジャングルの王)』というタイトルでプロジェクトが進められていましたが、「ライオンがいるのはジャングルじゃなくてサバンナだ!」と気づいたスタッフの一言により、タイトルが改められました。

子供のオモチャや知育教材でライオンやシマウマが猿やダチョウと一緒にジャングルにいるグッズなどが多く販売されているので、「ライオン=ジャングル」という認識があるのはわからなくもないですが、『King of the Jangle』と聞くと、やはり『ジャングル大帝』のパクリと感じられるのは致し方の無いことではないでしょうか?


■『ふしぎの海のナディア』/『アトランティス 失われた帝国』

2001年に公開されたディズニーの『アトランティス』は興行成績的には黒だったものの、アニメーションのスタイルを変更したことやディズニーが得意とする歌が無いこともあり、世間一般の評価が高い作品とは言えません。また『ふしぎの海のナディア』を盗作したと言われており、ケチがついたとも考えられています。

両作はともにジュール・ヴェルヌの『海底二万里』をもとにしているので、内容が似ることは不思議ではありませんが、『ナディア』オリジナルの褐色の少女や脇役のキャラクターのコンセプトが同じといった点が指摘されています。


■『パーフェクト・ブルー』/『ブラック・スワン』

今敏監督の作品がまたまたリスト入り。今回は女優に転身するアイドルの苦悩にサスペンスを絡めた、今監督の処女作『パーフェクト・ブルー』です。

対するダーレン・アロノフスキー監督の『ブラック・スワン』は『白鳥の湖』の主役に抜擢されたバレリーナが黒鳥を演じることに悩む姿が描かれます。

2つはドンピシャでそっくりというわけではありませんが、大役を任された将来のスターがプレッシャーに押しつぶされそうになるうちに、もう1人の自分を見るようになり、その「異なる自分」に取り憑かれ、最後には事件に繋がっていくという大まかな流れは一緒です。

『ブラック・スワン』には、『パーフェクト・ブルー』を真似したとしか思えないほどそっくりなシーンやショットが登場します。アロノフスキー監督は『パーフェクト・ブルー』と『ブラック・スワン』は関係がないと話していますが、2000年に公開された『レクイエム・フォー・ドリーム』には『パーフェクト・ブルー』から強く影響を受けて引用したシーンがあるということを明らかにしています。

なお、アロノフスキー監督は『パーフェクト・ブルー』のリメイク権を持っているそうです。


Anime Films That Were Ripped Off By Hollywood Movies[ScreenRant]
Popular Movies That Ripped Anime Off[YouTube]

中川真知子

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RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/11/hollywood-films-based-on-japanese-anime.html
コメント コメントを書く

>両作はともにジュール・ヴェルヌの『海底二万里』をもとにしているので、内容が似ることは不思議ではありませんが

いや、不思議だからな
海底二万里に出てこないナディアだけのオリジナル設定が似てる部分だから
その言い訳が白々しさを余計に強調する
見れば分かるけどキャラや設定をナディアから丸々パクってるのが丸分かりだから
ジャングル大帝よりはマシって程度

No.1 61ヶ月前

>>1
ナディアはほとんどオリジナルですものねw 原作に似てるところといえば潜水艦が出てくるところと人物の名前くらい

No.2 54ヶ月前
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