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いずれ現実になるかもしれない気候変動アポカリプス映画8選
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いずれ現実になるかもしれない気候変動アポカリプス映画8選

2016-01-01 21:30
    いずれ現実になるかもしれない気候変動アポカリプス映画8選


    暑すぎる夏、長すぎる雨季、例年と比べて寒すぎる/暖かすぎる冬など、気候がおかしいと感じると「異常気象」や「地球温暖化」といった言葉を耳にします。

    地球温暖化は私たちにとって非常に身近で重要な課題です。それ故に、地球温暖化は映画に度々登場するテーマでもあります。


    【大きな画像や動画はこちら】

    突如として訪れる異常気象、戸惑う人々、生存をかけた自然の脅威への争い、人間が再び生活を取り戻した後の社会、迫力のある映像など、見る人を魅了する要素を詰め込めるためか、定期的に気候変動アポカリプス映画が公開されているのです。

    そこで今回は、io9が選んだ、科学的なものから魔法的なもの、実写、アニメと多岐にわたる気候変動アポカリプス映画をご紹介。

    実際にこんな世界がやってくるかはわかりませんが、私たちが地球温暖化の脅威にさらされている現在は事実なので、これらの作品を見て備えてもいいかもしれません。


    ■『ウォーターワールド』


    温暖化により北極と南極の氷が溶けて海面が上昇し、海だけになってしまった世界を描いたケビン・コスナー主演作。

    傑作! と言えるほどの内容ではないかもしれませんが、温暖化を描いた大作としてはチェックしておくべき作品でしょう。ユニバーサルスタジオのアトラクションの1つに採用されていることでも有名です。


    ■『Absolute Zero』


    『Absolute Zero』は、地球の極が現在の位置から移動しつつあることを察知した気象学者が、氷河期の到来を必死に警告するものの誰からも信じてもらえず、彼の訴えもむなしく世界は氷に包まれていく――という、テレビ映画版軌道ダイナミクス『デイ・アフター・トゥモロー』。極の移動というアプローチが興味深いです。


    ■『アナと雪の女王』


    魔法が原因でアレンデール王国に氷河期がやってきてしまい、人々が夏を取り戻すために奔走(といってもごく一部の人たちがエルサに直接交渉しようとしているだけ)するミュージカル映画。

    この異常気象がエルサではなく、原因不明の何かしらが原因で起こっていると仮定したら、違った見方ができるのではないでしょうか?


    ■『キングスマン』


    高級テーラーが秘密組織の諜報員として活躍する、アクション・スパイ・コメディ。本作のヴィランは、温暖化現象は人間というウィルスを駆除しようとしている地球の発熱という考えから、人口を劇的に減少させるべく計画を実行します。

    温暖化が直接的なテーマではありませんが、温暖化が悪の計画のモチベーションになっている作品です。


    ■『スノーピアサー』


    地球温暖化対策に化学薬品を散布した結果、効果がありすぎたために全陸地が雪と氷に覆われてしまった世界が舞台。生き残った人々は永久機関によって動き続ける電車の中で生活しているものの、先頭車両に住む裕福層が全てを支配しており、奴隷同然の生活を強いられている後部車両の人々が、体制に対して行動を起こすアクション・スリラーです。

    本作において地球温暖化、氷河期うんぬんは、あくまでも電車生活が始まるきっかけ程度でしかありません。過酷な環境がやってきて人間が死に絶えそうになったとしても、対応策を見つけて生活が安定すれば、支配が始まるということがメインのテーマでしょう。悲しいことですが、納得させられます。


    ■『シャークネード』


    竜巻によって巻き上げられたサメが陸にいる人々を次々と襲うサメ映画。とんでもないコンセプトですが、地球温暖化という魔法の要素があれば可能......かもしれません。空から魚やカエルが降ってくることは実際に起きているので、完全に否定することはできないでしょう。

    可能か否かの是非は置いておいて、2013年にSyFyチャンネルで公開され、瞬く間に人気となった気候変動アポカリプス作品であることは確か。あまりの人気に『2』『3』と続編が作られました。


    ■『アイス・エイジ』


    スクラット(とその他大勢)のドングリ・アドベンチャーの『アイス・エイジ』シリーズでは、氷河期から温暖化への変化が描かれています。

    作中を通して訴えられているメッセージは1つ。状況を受け入れ、生き延びるためにとにかく動け! です。


    ■『デイ・アフター・トゥモロー』


    地球温暖化によって南極大陸の氷が溶け、これによる海流の急変が氷河期を引き起こし、世界が崩壊するという、まさに気候変動アポカリプス映画。温暖化を取り上げた映画を語る際に、抜かすことのできない作品です。

    本作ではあっという間に状況が変化して氷河期が訪れますが、実際ここまでの速度ではないものの、同じような理論によって何十年単位で気温が4度下がる恐れがあると、2005年にAPI通信が伝えているほど、リアルに地球温暖化を捉えた作品です。


    いかがでしたか?

    この中で一番訪れてほしくないアポカリプスは『デイ・アフター・トゥモロー』ですが、興味本位で起こってほしいのは『シャークネード』かもしれません。


    ソース:io9、YouTube

    中川真知子

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