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1987年『ゼルダの伝説』に裏切られた、任天堂の思惑
2013-01-31 19:00
もう過去の話ですが、あえて掘り起こしてみましょう。
1987年、『ゼルダの伝説』第1作目の発売当初、同作が「かなりイケるぜ!!」と息巻く、なかなか大胆不敵な任天堂サマのお話です。ま、ゼルダが悪いってわけではありませんよ。ただ、それにしても、あまりにも前のめりすぎたというか...。
1987年5月といえば、「ニンテンドウ エンターテイメント システム(NES)」をアメリカで売り始めてから1年後。『スーパーマリオブラザーズ』は飛ぶ様に売れまくっていました。過去の決算報告によると、1987年がどんなんだったか判っちゃうんですよ。
当時、アメリカ、ワシントン州レッドモンド にある任天堂の社長、荒川實(みのる)氏はこんな事を仰っていたんです。「ゲーム産業は良い状態にある。1987年に、450万台のビデオゲーム機を売る 事が出来ると見積もっている。1986年の140万台に比べて、30
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