今日でも、米国の軍産複合体の利益を代表するジャパンハンドラー達(具体的に動く人物としてアーミテージ、マイケル・グリーン、ジェラルド・カーティス、時々の国防次官補等)が、政治家、官僚(検事を含む)マスコミ人脈を駆逐し、強い影響力を持っている。小沢氏、鳩山氏追い落としで彼らが暗躍したことでも明白である。
彼らの支援がなければ、安倍氏や麻生氏らの台頭はない。
しかし右翼的人物は靖国神社へいったり、歴史を見直したり、必ずしも米国の過去の政策と一致しない行動をとる、
この矛盾に多くの人は戸惑ってきた。
何となく、そのからくりが解ってきた。
まず、ジャパンハンドラー達は次の目標を持っている。
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自衛隊を米軍が使う、
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日本を、政治、軍事を含め、中国に対する敵対勢力として利用する。
この①、②は通常の日本人の感覚であれば、反対する。日本の国益には合致しない。戦後日中関係改善に田中角栄をはじめ、日
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コメントを書くオフショアバランシング! しかし、日清、日露、日中戦争、そして太平洋戦争へと突き進んだ根底には、列強に伍したいという日本の強烈な大国プライドがある。戦争法の根底にもこれが垣間見える。バランスが崩れた時、何が起こるのか?
私は野田首相の尖閣国有化で変な日本を感じ、原発事故に関する嘘の報道に触れ、この体制の欺瞞がどこから来るのか当惑し、安倍氏の反知性政権が誕生するに至って、一体どういう化学反応が起こっているのか、その疑問の回答を得るべく行脚を続けてまいりました。本日の孫崎先生ご指摘のジャパンハンドラーの動きは私の疑問に明確なる回答を与えるものです。
ジャパンハンドラーの思惑通り日本はファシズム化しました。同時に東アジアは北朝鮮を巡って一触即発の危機に直面しています。折角、専守防衛に徹して久しい北朝鮮を韓国のパクネと日本の安倍がタッグを組んで思い上がって金正雲を刺激するとテポドン、ノドンがソウルと東京に飛来し一瞬にして半島と列島の限定戦争は終わってしまいます。その結果、ロシアと中国と米国がそれぞれの利益を得るという半島列島に住む人間にとってはとんでもないことになるんですよ。
続く
>>2
続き
ロシアは念願の半島縦断のエネルギーパイプライン敷設が可能になり、中国はやっかいな金体制から解放される。米国にとってもその資源略奪資本主義を厳しく批判する北朝鮮はやっかいな存在です。特にアフリカ諸国に於ける米国の人民レベルでの信用失墜は目を覆いたくなる状態にあるわけですが、そういう不都合から解放される。
損するのは、北朝鮮と韓国と日本です。北朝鮮は壊滅、日本と韓国はその誇るべき首都を失う。安倍氏とパクネ氏の表情を窺うとあり得ない話ではありません。
個人崇拝金独裁国家、人権封鎖によって国家を存立させている国家中国、いずれも国民主権が否定されている。このような国をどのよう見るかで、対応が異なってくる。米国から見れば、米国式民主主義に大きく外れ、対峙を余儀なくされるものでしょう。そこに、ジャパンハンドラーの活躍する場があることは確かである。極端な米国従属化は問題があるのは確かであるが、米国の財政軍備負担能力の低減、中国、北朝鮮の軍事力増強強化が予想以上に進んでおり、日本、韓国の対応が急務になっているという米国の事情をどのように理解していくかが、大切なことなのでしょう。米国、中国、どちらかに立てば、問題処理は簡単であるが、日本独自解決しようとすると大変である。孫崎さんご指摘のように、基盤ができていないし、作ろうとすれば必ずつぶされることである。
ジャパンハンドラーは、「右翼的人物」を歓迎したのではなく、「操りやすい人物」を見つけて洗脳したのではないだろうか。
小沢一郎は政治的信念が固くて洗脳が不可能と判断し、無実の罪で失脚させた。鳩山由紀夫も中国との友好に熱心で、戦争が嫌いだから洗脳をやめて追い落としを図った。
それに引き替え安倍晋三は、ポツダム宣言も知らないなど「政治の常識に無知」の上、消費税増税も自分で決断できない「思考停止人間」だから、ちょっと脅かすだけで思いのままに操ることができたのだ。そして「米国の、米国による、米国のための政治」が実現したのだ。
> 小沢氏、鳩山氏追い落としで彼らが暗躍したことでも明白である。
日本にとって踏んではいけない米国の「虎の尾」-「在日米軍基地の見直し」、「中国との関係改善」。
いよいよ小沢氏、鳩山氏がそれを踏むと見るや、彼らは持ち駒である日本の検察、マスコミ、官僚、等々を総動員して追い落とした-仮に今からでもマスコミがそのように大々的に報じたならば、国民全般の意識に何がしかの変化が見込めるかもしれませんが、哀しいかな それはまずあり得ない。
> 彼らの支援がなければ、安倍氏や麻生氏らの台頭はない。
これらの輩は ついこの前、無様に退陣したくせに、日本の国民がノーテンキでバカばかりだから再び台頭できた-とする説明だけでは どうしても無理がありますからね。
ラ米を裏庭扱いしてきた米国は、自由/人権無視の軍事独裁政権や、彼の地の一般大衆を干上がらせる新自由主義政権を常に積極的に支持してきた。中東でも同様、圧政を敷きつつ、しかし米国には忠実な政治体制なら常に擁護。
要は、米国が世界でやっていることは いつも何処でも一緒でないか。
そして、支持/擁護していた相手が(わざとそう仕向けて)手のひら返してきたら「自由と人権を守るため」とか言って徹底的に潰す。そこで夥しい血が流されてきた。それが いよいよ日本も他人事ではなくなってきたと実感します。
>>6
全く同感です。
バカめ。
バカってほんとに歴史の年表を見ない。
日本の核は北京や上海でなくニューヨークやロスアンジェルス
を襲う可能性は考えないのか。
>>5
同感です。簡単に言えばアベはバカで、根性なしだからです。