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安倍首相、韓国大法院(最高裁)が日本企業に元徴用工への賠償を命じた判決について「国際法に照らして、ありえない判決」としている。だが、柳井外務省条約局長は平成三年、「請求権協定で個人の請求権を国内法的な意味で消滅させたものではない」と国会答弁
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安倍首相、韓国大法院(最高裁)が日本企業に元徴用工への賠償を命じた判決について「国際法に照らして、ありえない判決」としている。だが、柳井外務省条約局長は平成三年、「請求権協定で個人の請求権を国内法的な意味で消滅させたものではない」と国会答弁

2019-01-07 09:26
  • 10

A:事実関係「安倍首相、徴用工問題に「具体的措置」 関係省庁に指示(朝日)

安倍首相は6日放送されたNHKの番組で、韓国大法院(最高裁)が日本企業に元徴用工への賠償を命じた判決を受け原告側が企業資産の差し押さえ申請をしたことなどに関して、日本としての対抗策を関係省庁に検討するよう指示したことを明らかにした。

 首相は番組で、差し押さえの申請について「極めて遺憾。政府として深刻に受けとめている」と語った。判決を「国際法に照らして、ありえない判決」と改めて批判。その上で「国際法に基づき毅然とした対応をとるため、具体的な措置の検討を関係省庁に指示した」と語った。

B:評価

1: 先ず、日韓請求権問題はどうなっているかを見てみたい。平成3827日の国会答弁。http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/121/1380/1210827138

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元徴用工問題は本件だけでなく、日本企業70社を相手に関連裁判が15件進行中のようだ。簡単に解決するような問題でないようだ。

元徴用工問題の日本国内のことは柳井俊二条約局長の話で、孫崎さんのご投稿で理解できるが、韓国ではどのように進めていたか調べてみた。

1965年締結された「日韓請求権協定」により、日本からの経済協力金のうち無償3億ドル(当時1080億円)に補償金が含まれており、韓国政府は75年から一人当たり30万ウォン支給した。2005年韓国は大々的に検証し、「慰安婦とサハリン抑留者、被爆者は対象外であるが、元徴用工は含まれる」と判断した。裁判をおこした徴用工の主張「1965年当時不在」ということである。95年から日本で裁判敗訴、2005年から韓国で裁判敗訴。

1965年当時不在ということであるが、正当な理由があれば、韓国政府が日本の補償金で了解している限り、韓国政府が解決すべきでしょう。何故支払わないのか理由がよくわからない。

No.1 71ヶ月前

安倍っていう人のずばり表看板はカケモリ的問題を起こしがちな利権配分業ですよね。最近の「鯨」はその典型。更に加えて、消費税アップを目指す弱者懲らしめ、つまり、人頭税的収奪業ですね。法人税を下げるから、資本の提供者と事業者には歓迎される。もう一つ、株価買い支えに国家ぐるみで取り組む政策も表看板の一つです。日本人のかなりの部分が大なり小なり安倍政権がもたらすこのような蜜的なものの恩恵を直接間接受けて居るから、そうそう、野党も結構な蜜にあり付け、1980年代後半のふあわっと浮き上がったムードの再現で現代の政官民は「悪くない!いいムードだ」と受け止めているのだ。

裏看板、これが本来は安倍的政治の肝の部分。彼の心はずばり半島と大陸の支配志向です。長州人安倍氏の大先輩である大村益次郎は自民党が肯定して憚らない人物ですよね。違いますか?国民はそのことをよく自ら本を読んで勉強し、覚悟するか、反対するか、選択せねばならない。違いますか?この時期です。フランス人みたいに、曖昧を許さず、明確に確信する必要があるんですよ。

続く

No.2 71ヶ月前

>>2
このコーナーに対して不協和音を奏でる人は、表看板にはほとんどだんまりを決め込むが、中にはカケモリで困った安倍氏を擁護する人物もいますから、そういう人物は株で結構儲かっているのだろう。それは、ともかくとして、こういう人物が、北朝鮮の核保有でエキサイトした。日本が喩え灰燼になっても北朝鮮を許さない姿勢を白状したのだ。その心情は中国人、ロシア人に対しても当てはまるから怖い。石原慎太郎の心情もまさしくそうだった。ハドソン研究所というシンクタンクが米国にあるが、これはネオコンの私的研究機関です。この機関と石原慎太郎等等の人物たちは昵懇の間柄。ハドソン研究所は中國やロシアを崩す方法を研究している。

ああ、そうそう、本日のテーマは徴用工の請求権でした。個人に権利がリザーブされるのは当然ですよ。新日鉄はそういった請求権を尊重せねばならない。大した金額じゃないし、国際企業として誉こそなり、尊敬の対象となるでしょう。何を考えているんですか。

安倍氏が国際法と言う場合、それは米国の戦争屋の「お達し」ですよね。これまでの安倍氏の言論から判断してそういうことになる。一国の首相が「お達し」とは口が裂けても言えない。韓国軍は米国戦争屋の先鋒。日本自衛隊も勿論米国戦争屋の先鋒。レーダー問題、個人請求権の問題、そう簡単じゃない。米国戦争屋は頭痛いだろう。

安倍氏の尊敬する人物は大村益次郎だし、朝鮮人は大村益次郎を嫌悪しているから、両国の実力集団は一緒には絶対ならない。この不仲は極東の平和を支えるものとして高く評価されるべきと私は考えているのです。

No.3 71ヶ月前

>>1
どこから引用したか明示して下さいな。

No.4 71ヶ月前

孫崎さんはなにか勘違いしている。「個人の請求権が消滅しているかどうか」は日韓間の争点ではない。

常識的に考えても、日本は個人の財産権を普遍的に手厚く保障しており、日韓の協定のみで韓国人個人の請求権を消滅させるわけがない。もちろん、日本人個人から「韓国側」への請求権も(協定では)消滅してはいない。

日本側は
「個人の請求権は消滅していないが、請求先は韓国政府だ」と言い続けており、
是非はともかく、一貫してそう言い続けている。

韓国側は
「個人の請求権は消滅しておらず、請求先は各企業だ」という主張であり、
是非はともかく、そういう主張はここ最近つくられたものである。

No.7 71ヶ月前

ところで、このコメント欄は、孫崎さんからとくに「孫崎さんと同じ意見のひとびとのみのための場所」であるとの提示もないので、常識的には、(安いとはいえ)お金を払ってブロマガのメンバーになっているひとびとは等しく、優劣なく、書く権利がある場所だろう。

他人に書く権利を認め、自分も自分の意見を、マナーを守ってたんたんと書けばいいのだ。

そのさい、他人にみだらに罵詈雑言を浴びせない、ヘイトを向けない、かりに議論になっても丁寧なことばのやりとりをするなどが社会人として当然ではないだろうか(私見では、ここの掲示板は構造上、議論には向かないと思っている)。

ところが、なぜか勝手にこの場をしきる「ヒトビト」があらわれ、孫崎さん、あるいはその「ヒトビト」当人たちに同調しない書き手に、罵詈雑言を浴びせ、ヘイトを向けている。

おかげで異論のあるひとたちは居づらくなり、実際にわたし知るだけでもyounghope氏というひとが消えた。わたし自身も、「自分からは罵詈雑言を浴びせないが、もし罵詈雑言を浴びせられたら、黙っていないで浴びせ返す」という方針を当初からつらぬいたおかげで、こうして書き続けることができている。おとなしくしていたら、いまごろはわたしも消えていただろう。

「他人にも書く権利を認め、罵詈雑言を浴びせない」という社会人として最低限のマナーすらろくに守れない「ヒトビト」が、安倍内閣がどうしたとか、国政政治がこうしたとか、一人前のくちをきいているのも不思議だ。しかもこの「ヒトビト」は本来年少者の模範となるべき高齢者なのだ。やはりゲンパツのデンキを喰らい続け、パックス・アメリカーナのなかでワガママに生きてきたおかげで、こういう抑制の欠けた高齢者になったのだろうか。

この「ヒトビト」が、なにかというと日本の防衛に文句をつけるのも定番だ。おそらく、日本の敵は日本にどのような罵詈雑言や、理不尽や、ときには実力行使をしても、日本からはいっさいやり返してはいけないとでも思い、そこに自分を重ねているのだろう。

しかし、わたしは日本のあるべき防衛とは、「自分からはやらないが、もしやられたら、黙っていないでやり返す」であるべきだとおもう。これは多分、小中学校におけるイジメから、国際政治にまで通用する原則であろう(国際政治の場合には「やり返す」にはオトナの知恵が必要であるが)。実際、わたしは戦ってきたおかげで、この「ヒトビト」によるつきまといも少なくなり、むかしよりは多少は自由になった。

No.8 71ヶ月前

追加
「個人の請求権は消滅しておらず、請求先は各企業だ」というのを、韓国が国として差し押さえという形で韓国人に保障しようとしているわけですね(日本企業からみれば韓国政府によって強制されようとしている)。

この、「韓国政府による強制」の点が、条約違反なわけです。

No.9 71ヶ月前

>>9
「やられたらやり返す」勿論、私も賛成。それが防衛の基本です。ただ、米国の戦争屋は大戦後侵略をやりまくって来ている。そういう国と軍事同盟を結び国土まで提供している。その米軍に日本からの歯止めが無い。それは大問題ですよ。そうことに対してはあなたたちからしっかりしたオピニオンを聞いたことが無い。

言っておきますが、ヤングホープさんを追放した覚えは私にはありませんが。彼の文章は右翼の志向の一形態だということでその深層心理まで透視出来た。

彼は北朝鮮の存在を認める訳には行かない。それを認める我々がいるこのブログに嫌気さして志願して出て行ったのです。

誤解しないでください。私はあなたの文章を熟読していますよ。非常に参考になる。こういう風に反論するのか、等々実に勉強になっておりますが。積極的に文章を投稿してくださいな。

No.10 71ヶ月前

ついに出てきた共産党批判。米中貿易戦争の一つの影が現れてきたといえるのでしょう。

「北京共同」中国北京大の元教授が、中国共産党は政治体質改革を怠っていると非難し「歴史の舞台」から退場するように迫る文書を公表波紋を広げている。

経済が影を帯びてくれば、さらに大きな批判が沸き起こってくる可能性が強い。中国は「白旗」をあげたいが、あげれば上げたで人民の批判を受けることになる。強気に出れば、さらに悪化するジレンマに習近平独裁体制が追い込まれているとも見える。

No.11 71ヶ月前

>>10
それは書いてきたのですが、あなたの「熟読」の範囲外だったのでしょう。

細かな話を書いても、あなたとではたぶん不毛なので、数十年単位での大きな枠組みの予測を話すなら、(中国が内部分裂するようなことがない限り)わたしはあなたの「(代理もふくめ)戦争がおきる」という心配とは真逆で、米中は握り合って棲み分けていくと予想しています。そしてそのとき、このままでは日本は米国からも中国からも食い物にされる未来しかないとおもっています。

あなたはともかく、わたしにとっては、事故や病気がなければまだ生存しているであろう未来のはなしなので、切実に考えていますよ。

No.12 71ヶ月前
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