1:日本の多くの人は、尖閣諸島の主権に関する国際的状況を把握していない。
2:政府は尖閣諸島を我が国固有の島と述べているので、同盟国たる米国も支持していると、勝手に推測している。
3:だが米国の立場は異なる。この立場を鮮明にしたのは、沖縄返還の時である。この時、国務省報道官は①尖閣諸島の管轄権は日本、②領有権に関してはいずれの国の立場も取らない」とした。
4:米国国務省報道官が尖閣を日本の主権として、米国の姿勢を変えたかと思われたが、訂正した。
「尖閣」発言を修正=主権めぐる立場に変化なし」(時事、 2021/02/27
 【ワシントン時事】米国防総省のカービー報道官は26日、沖縄県・尖閣諸島の主権に関する日本の立場を支持するとした先日の自身の発言について、「修正したい。尖閣諸島の主権をめぐる米政府の方針に変わりはない」と述べた。
 カービー氏は国防総省で記者会見し、先日の発言は「誤りであり、混乱を招