安全保障と少し違うが、有名な言葉に「一人の生命は地球より重い」がある。1977年日本赤軍グループがムンバイを離陸直後、搭乗の日航機をハイジャックし、人質の身代金として600万ドル(約16億円)と、日本で服役および勾留中の9名の釈放と日本赤軍への参加を要求し、拒否された場合、または回答が無い場合は人質を順次殺害すると警告した。
この時、として身代金を支払い、超法規的措置で獄中メンバーらの引き渡しを行った。日本国内では「テロに屈するな」という声はまだ主流ではない。 では今はどうなのだろうか。
まず「ロシアは国際法を破ってウクライナを侵攻した。これは批判されるべきである」との声がある。それはその通りである。次いで、「ではどうするか」の問題である。
軍事や制裁で、ロシア軍を侵攻全の所にまで押し戻す。有力な政策でありそうである。だが経済制裁は機能しなかった。制裁にもかかわらずロシアのGDPの落ち込み
孫崎享のつぶやき
福田赳夫首相の「一人の生命は地球より重い」→人質身代金として600万ドル(約16億円)、服役勾留中の9名の釈放。他方オルブライト国連大使、国務長官、対イラク制裁で50万人死亡の犠牲払う価値がある行為かを問われ、その代償、思うに、それだけの値打ちはある
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コメント
コメントを書くわたしが、米国人の他国人とは違う性質に気がついたのは世界中で
吹き荒れたベトナム戦争の反戦デモでした。
米国以外では反戦デモでしたが、米国では反徴兵デモにすぎなかったのです。
徴兵されなくなった途端に米国のデモは無くなりました。
戦争は続いているのに、米国の若者は、俺を戦争に連れて行くな、B52がどれだけ
ベトナム人を殺してもよいから、というものでした。
おれを巻き込まないでくれ、茶の間のニュースで米軍の活躍を応援させてくれというものでした。
何度か書きましたが、ふつうの米国人とは米軍が外国でどれだけの殺戮を
行なっても少しも心を傷めることのない人々です。
米軍兵士の犠牲が少ないといいね、とくらいは思うのでしょうが、それだって
自分はそこに含まれないのですから。
RT 19 Sep, 2022
NATOによるユーゴスラビア爆撃:米国主導のバルカン国家への違法な攻撃は、いかにしてヨーロッパの歴史を変えたか?
https://www.rt.com/news/562875-nato-vs-yugoslavia-evil-war/
米国の帝国主義的なプロジェクトに栄誉を与えることを意図した介入は、却ってロシアを「失う」結果となった-
ネボイサ・マリッチ記
セルビア系 米国人ジャーナリスト、ブロガー、翻訳家、RTシニアライター
ウクライナで現在起きている出来事を理解するには、1999年にセルビアで起きたことを勉強しない限り不可能である。NATOの表向きの「人道的介入」からロシアの「特別軍事作戦」まで、ベオグラードとベルゴロド、そしてその間にある全てのものを繋ぐヘーゲル的な糸が直接走っているのだ。
1999年3月24日、最初のNATO機が当時のユーゴスラビアの首都に爆弾を落としたとき、それは当時「慈悲深い世界覇権」と表現されていたプロジェクトの頂点に立つものであるはずだった。今日、「ルールに基づく国際秩序」として一般的に知られているこの秩序は、米国が全てのルールを作り、世界の他の地域は「同盟国か、将来の標的」という2つの陣営に分かれるという一極集中型である。
米国は、NATOを執行機関として、この10年の前半にすでに国連を脇に追いやることに成功した。米国が支援するクロアチアのセルビア人に対する猛攻撃の際には、国連平和維持軍はただ脇に追いやられた。その後、NATOがボスニアのセルビア人を空爆し、和平合意はオハイオ州デイトン近くの空軍基地で米国の爆撃機の影に隠れて交渉された。
1998年2月までに、オルブライト国務長官は、米国を「欠くことのできない国」と表現し、「自由、民主主義、米国的生活様式のためには犠牲になっても」武力行使を厭わないとした。オルブライトが1999年のNATOによるユーゴスラビア侵攻の主要な推進者の一人であり、支持者と批判者の間で「マドレーヌの戦争」と呼ばれたのも不思議ではない。
■セルビア人には「ちょっとした爆撃が必要だった」
公式の説明では、米国とその同盟国は、セルビアの州であり、当時のユーゴスラビア連邦共和国の一部であったコソボにおけるアルバニア系民族の「人権」を懸念していた、とされている。セルビアは「コソボ解放軍」(KLA)と名乗る武装勢力と戦っており、米国はベオグラードが手を引かなければ爆撃を行うと脅した。
ユーゴスラビアはこれに同意し、OSCEの「検証団」が派遣され、状況を監視した。しかし、KLAは休戦を利用して再編成と再軍備を行った。そして1999年1月、KLAの武装勢力はラカク村で警察と衝突した。OSCEミッションチーフのウィリアム・ウォーカー氏(米国)は、これを無辜の市民に対する「虐殺」だと即座に宣言した。遺体を調査したフィンランドの法医病理学者ヘレナ・ランタは、後にこれに異を唱えたが、その時はもう遅かった。
そして、ラカク村の件は最後通牒を突きつけるために利用された。オルブライトは、ユーゴスラビアとKLAの代表団をフランスのランブイエ城に呼び、ベオグラードに「NATO軍に平和維持軍としてコソボを占領させ、アルバニア人が3年以内に独立を問う住民投票を行うことに同意しなければ空爆する」という最後通牒を突き付けた。さらに、付属書BはNATOにユーゴスラビアの他の地域を自由に通過させるものだった。
セルビア人は、これを1914年6月にオーストリア・ハンガリーが要求したのと同じような最後通牒と受け取った。これは偶然ではない。米国は「セルビア人が従うには、意図的に高すぎるハードルを設定した」のである。1914年と同じように、ベオグラードはノーと言った。1914年のウィーンと同じように、NATOは攻撃した。
■軍事的失敗
空爆の最初の目的は、ランブイエでの条件を押し付けることであった。第一次湾岸戦争の経験と、ユーゴスラビアが10年近く制裁を受けていたことから、NATOは完全な優位性を確信し、2週間ほどで終わる所謂「短期決戦」を期待した。しかし、それは78日間も続くことになった。
3日目までに、ユーゴスラビア防空軍は、1960年代のS-125(SA-3)ミサイルを使って、F-117ナイトホーク・ステルス戦闘機を撃墜した。その後、別のF-117も大きな被害を受けたが、なんとか基地に帰還した。この事件は今も機密扱いされている。後に米空軍参謀長を務めたデビッド・ゴールドファインも、5月2日にセルビア上空でF-16を撃墜された。
B-52戦略爆撃機が、アルバニアからコソボに入る重要なルートにあるコサレの国境基地を絨毯爆撃するために使用された。 生き残ったユーゴスラビア兵士らは、攻撃は結果的にKLAを攻撃することになったと語った。 コサレは陥落しなかった。
米国はアルバニアにAH-64アパッチ攻撃ヘリコプターも送ったが、戦闘になることはなかった。訓練中の事故とされる状況で少なくとも2人が死亡した。
ユーゴスラビア軍の兵舎や基地を破壊した後、NATOは道路、橋、発電所、列車、病院、家庭、市場、そして難民輸送隊にまで目を向けた。NATOが公式に保護しようとしていたアルバニア人の隊列は、何度も攻撃された。NATOは、KLAが地上からの標的情報を伝えていたにもかかわらず、パイロットが彼らをユーゴスラビア軍と勘違いしたと述べた。
4月23日、NATOはベオグラードのセルビア公共テレビ(RTS)スタジオも攻撃し、16人の従業員を殺害した。しかし、ユーゴスラビア メディアの発信を阻止することはできなかった。5月7日、ベオグラードの中国大使館を爆弾が襲った。CIAはこの攻撃が自分たちの仕業であることを認め、公に謝罪したが、近くの別の建物を狙っていたのだと述べた。中国は忘れてもいないし、許してもいない。
ユーゴスラビア軍に対する攻撃の効果について、米 国防総省は最終的に、戦車120両、装甲兵員輸送車220台、大砲450門を破壊したと推定している。しかし、6月第2週には、休戦協定に基づきユーゴスラビア軍が同州から撤退する中、欧米の記者たちは「NATOの空襲を受けずに済んだ」輸送隊を目撃した。実際に破壊された戦車は13両に過ぎない。後に、残りは囮であることが判明したが、その中には米国から提供された第二次世界大戦時の兵器で作られたものもあった。
2000年7月、空軍の雑誌は、成功は破壊された戦車の数ではなく、「軍事、政治、経済、外交行動の複合効果」で測るべきだと宣言し、この作戦を「NATOの強圧外交の実践」と呼んだ。
>>19
■政治的勝利
NATOはユーゴスラビア指導部を騙すことに成功した。ネルソン・ストローブ・タルボットは、クリントン政権きってのロシア通であり、中立の立場でフィンランドのマルッティ・アハティサーリ大統領とコンビを組んで外交努力を行った。アハティサーリは、後にコソボ独立の青写真を作成し、セルビア人の目に本性を現すことになる。
ロシアのエフゲニー・プリマコフ首相は、NATOによる空爆が始まったとき、米国へ飛んでいたが、飛行機の向きを変えたことは有名である。一方、プリマコフの前任者であるチェルノミルディンは、タルボットの説得により、ユーゴスラビア大統領スロボダン・ミロシェビッチに、米国側が提案した休戦協定に署名することが紛争終結の唯一の道であると主張するようになる。しかし、チェルノミルディンは、ミロシェビッチを「騙した」ことも、米国に「屈服」したこともないと主張した。後にロシア国防省の高官であるレオニード・イワショフ将軍が、セルビアの情報誌とのインタビューで主張したように。
イワショフは、ロシアの空挺部隊によるプリシュティナ空港への「ダッシュ」を組織した中の一人である。この作戦は、戦後の平和維持活動におけるモスクワの役割を確保しかけたが、政治的意思の欠如のために頓挫してしまった。
6月9日、ユーゴスラビアがクマノボで受け入れた条件は、ランブイエでの条件から一転して、書類上では、独立のための国民投票に言及していない。独立の是非を問う住民投票も、NATOによる自由なアクセスもなく、セルビア軍と警察の一部は数カ月以内に帰還することになっていた。平和維持ミッションは国連が運営すると約束され、安保理決議1244号はセルビアとユーゴスラビアの両国の領土保全を保証していた。実際には、NATOはこれらの条項をことごとく破り、同州をすぐにKLAに引き渡し、最終的には2008年に同州の独立を承認した。
2010年、国際司法裁判所はセルビアの異議申し立てに対して判決を下し、ある反対派判事は「一種の巧妙な司法手腕」と呼んだ行為を行って、国連安保理決議1244号に基づいて設立された暫定政府を、国際法の適用を受けない単なる市民の集団と再定義した。
■邪悪な小さな戦争
NATOの行動は、国連憲章(第2条、第53条、第103条)だけでなく、ブロック独自の規則(第1条、第7条)、1975年のヘルシンキ最終法、1980年の条約法に関するウィーン条約に違反している。米国とその同盟国もこのことを知っていた―彼らは、ユーゴスラビア戦争犯罪法廷の検事が率いる「独立委員会」を設置し、「違法だが合法」であるかのように誤魔化した。
米国のビル・クリントン大統領と英国のトニー・ブレア首相は、「保護する責任」(R2P)という新しく作られた教義を正当化の理由に挙げ、ベオグラードがアルバニア人を「民族浄化」し、「大量虐殺」したとまで非難した。空爆中、NATO当局者は10万人以上のアルバニア人が殺害されたと推測していた。しかし、調査団が発見した遺体が3,000体未満であったため、公式見解は10,000体という恣意的な推定値に落ち着いた。
ドイツは、100万人のアルバニア人を国外追放するというセルビアの秘密計画の存在を主張し、「ホースシュー作戦」と呼んだが、その存在を証明する証拠は提示されていない。2000年の回顧録で、ハインツ・ロクアイ退役ドイツ軍大将は、ベルリンがブルガリアの情報機関から得た憶測を誇張したものであると示唆した。
■セルビアに「勝利する」もロシアを失う
空爆はベオグラード政府の転覆には至らなかったが、2000年10月、後に「カラー革命」と呼ばれるようになる政変でミロシェビッチが失脚した。その後、ユーゴスラビアは欧米の支援を受けながら徐々に消滅し、2006年にモンテネグロが分離独立したことで消滅した。現在でも、セルビアの米国大使館は、どのようなベオグラード政府を望んでいるか、公然と指示する習慣がある。
NATOの戦争の真の目的は、タルボットの補佐官であったジョン・ノリスが書いた「衝突に突き進む:NATO、ロシア、そしてコソボ」という本の中で明らかにされた。2005年に出版され、タルボットが称賛する前書きもあるこの本は、コソボそのものを「戦略的に重要でない領土のスクラップ」と呼び、次のような主張をしている:
「NATOの戦争を最もよく説明するのは、コソボ・アルバニア人の苦境ではなく、政治・経済改革のより広範な傾向に対するユーゴスラビアの抵抗だった」
ノリスは、2001年にハーグに送還され、2006年に謎の死を遂げたミロシェビッチに、全ての責任をなすりつけようとする。しかし、ノリスの著書は、親米派のボリス・エリツィンが統治していたロシアの支配を維持するために、ワシントンが全ての糸を引いていたことを明らかにしている。
そこに1999年のNATOの壮大な失敗がある。「残酷な」NATO爆撃は、ロシアにおける西側諸国への「崇拝」を象徴的に破壊したと、有名なソビエト反体制派のアレクサンドル・ソルジェニーツィンは2007年に「シュピーゲル」に語っている。ソルジェニーツィンは、「ロシア社会のあらゆる層が、あの爆撃によって深く、消えない衝撃を受けたと言うのが妥当だろう」と語っている。例えば、ガールズ グループのt.A.T.u.のようなシニカルな商業プロジェクトでさえ、「ユーゴスラビア」というプロテストソングを録音している。
NATOがこの後、1999年から東欧や旧ソビエト連邦に進出したことで、事態は悪化する一方だった。現在のウクライナをめぐる紛争は、その選択の終着点である。しかし、もう1つの要因がある。1999年8月9日、ユーゴスラビア戦争を終結させた休戦協定から2カ月後、エリツィンはウラジミール・プーチンをロシアの新首相代理に任命した。12月31日、病床の大統領はロシア国民に謝罪と辞職を申し入れることになる。あとは歴史となる。
思うに、「一人の生命は地球より重い」というのは哲学的命題であろう。
しかも、国内法の適用において、「超法規的措置」を決断実行したところがスゴイ。
まさにある種の哲学を踏まえた政治決断だったと考えられる。
国内法には司法警察や裁判所、刑事民事等の様々な法体系により、強固に構築された強制執行機構が存在する。国家そのものだ。
それにより国内「秩序」が担保されている。
その意味で、国内法は重要だし、強制執行力として厳然と機能する破ることできないシステムだ。
その意味では、悪法もありうるとはいえ、我々は法律に守られている、と言って良い面がある。悪法も法なり、というわけだ。
それをあえて「破り」、超法規的措置を実行した福田赳夫氏の胆力、哲学はスゴイと考える。
本来、超えられない「カベ」を超えたのであるから。
しかし、それとの対比で考えると、オルブライト発言は、国際法乃至国際秩序のあやふやさ、いい加減さを物語るものだろう。
>対イラク経済制裁について“これまでに50万人の子どもが死んだと聞いている、ヒロシマより多いと言われる。犠牲を払う価値がある行為なのか?” と問われた際「大変難しい選択だと私は思いますが、でも、その代償、思うに、それだけの値打ちはあるのです」
その「値打ち」は、だれが、なんの根拠により算定されたのか?所詮、アメリカ帝国の独断であろう。
では、そのことに異議申し立てして、違法性があれば、裁定機関に対して刑事告発や賠償請求できるのか?
全くできない、と言ってよいだろう。
国際法とか「国際秩序」などといものは、実質的にはアメリカ帝国らによる勝手なルールに堕している。
その証拠に、アメリカ帝国だけは、いくら戦争犯罪をおかしてもゼッタイに裁かれない。その意味で、現状の国際法は空論であり、砂上の楼閣である。
従って、国際法をどーの、こーの持ち出すこと自体、政治的バイアスがかかった不公正論法となる。
問題は、アメリカ帝国の覇権、一極支配により国際法がそのように歪められている、ということだ。
国際社会においては、国内法適用における「悪法も法なり」は通用しない。
現状の「国際法」が不公正、恣意的「悪法」だから、ロシアは従わなかった。現実的にはそういうことだと考えている。
加えて言うなら、福田赳夫氏は国内法すら哲学的超法規的に乗り越えた英断を下したのである。
そこからして、ロシアが国際法的空論の如きを乗り越えるのは、容易いことであったろう。(ただし、ロシアはキチンと国際法的手続き論は踏まえてはいる。多数の賛同が得られていないだけだ。)
従って、その歪んだ国際法乃至国際秩序が、多極的に公正に改められることが課題であるし、それがなされた暁に初めて、国際法を基本に国際政治を裁定する意味をなそう。
従って、私は国際法を否定するのではないが、現状の歪んだ実態が是正されない限り、「国際法違反!」は無意味な空論でしかない、と考えている。
ロシアに対して「国際法違反!」をいいたてるのは、小学生レベルの思考力にとどまっている多くのB層だろうと推定している。
しかし、そうしたB層がウクライナ応援団として日本には層をなしていることが、由々しき事態なのである。
国際法違反!が空論である、という意味は、ロシアの特別軍事作戦はゼッタイに「国際法」に法って、裁定処理されることはないであろうから。
何故なら、ロシアはゼッタイに東南部露系ウクライナ人支配地域から撤退しない。つまり、ロシアが「敗北」することはない。
「侵略」なる言説が空論、たる所以だ。いくら、ロシアは「侵略だ!」と空論をとなえても、結局、「国際法」ではなく、外交的に交渉により停戦和平により解決するしかないのだから、時間のムダ、というものだ。
否、時間のムダどころか、侵略論という建前論を振りかざす形でB層ウクライナ応援団が応援するほど戦争継続を招き、ウクライナ人の死者が増大する、というまことに罪深い結果となる。
ウクライナ応援団は、謂わば善意の「戦争屋」である。論理の筋道や結果に関する思考力も責任感も欠如している。だから、私はこういう、善意のウクライナ応援団を「凡庸な悪」と呼んでいる。
最終的に、ロシアの特別軍事作戦は外交的に解決されるだろう。そのとき、ロシアの侵略、国際法違反を唱えた連中は現実を突きつけられることだろう。
しかし、わたしはロシア侵略、国際法違反を唱える連中につけるクスリがないのも、彼らが厚顔無恥であることも知っている。
ウクライナ応援団=善意の「戦争屋」である彼らは、なんの痛みも責任も反省も感ずることなく、またのうのうと同じ過ちをするのだろう。
哀れ、ウクライナ人である。
>>14
そうですね。
まず「ロシアは国際法を破ってウクライナを侵攻した。これは批判されるべきである」
との声がある。それはその通りである。
と明記してある。
のだそうだ。
孫崎さんはそのあとで、だが、と続けたはずで、文意の重点はそれ以降にあるのに
それは無視して書かないのだから悪質である。
自分の都合に合わせて一箇所の表現だけをパクってそれをもとに
書いたタチの悪い駄文などに何の説得力があるだろう。
孫崎さん、こういう悪質なヤカラがいるからもう少し注意をして
表現をされたほうがいいですよ。
要するにこの戦争は、NATOとウクライナが、そんなことをし続ければ
戦争になるぞ、との声が身内にもあるのにそれを無視して委細かまわずし続けた。
そして戦争になったというきわめてわかりやすいものです。
国際法がどうとかいう性質のものではない。
ロシアは国が滅びる危険を冒してでも戦争するしかないと考えた。
何が国際法だ。
だいたい、この後に及んで、国際法がどうのこうの、なんていうのは
開戦をめぐる情状の面で米国NATOウクライナに理がないことを
認めるようなもの。
>>24
>キッシンジャーは超高齢だが、いまだに発想が非凡かつ正しいとおもった。キッシンジャーがこう考える理由を、皆様、虚心坦懐に考えてみられると良いとおもう。
相変わらず、薄っぺらい思考だな。
変節漢、転向の徒はどこにでもいる。年齢も関係ない。
キッシンジャーもそうであった。それだけのこと。
>As for NATO, Kissinger said Russia would also benefit from Ukraine joining the bloc.
"If I talked to Putin, I would tell him that he, too, is safer with Ukraine in NATO," he said.
Indian PunchlineのMK バドラクマール氏は次のように書いている。
「ロシア側は、完全な勝利なくして、アメリカやイギリスに対して、特別軍事作戦の背後にある3つの目的、すなわち、ロシア民族の安全と新領土での平和で尊厳ある生活の権利、ウクライナの非軍事化と脱ナチ化、アメリカの手から解放され、敵対する隣国ではなくなる中立、主権、独立のウクライナは譲れないものであると理解してもらえないという結論を下したようである。」
「思い浮かぶのは、昨年7月、プーチン大統領が議会で行った演説である。プーチン大統領は、「今日、彼らは戦場でわれわれを倒したがっていると聞いている。まあ、何と言えばいいのだろう。彼らにやらせてみよう。西側諸国がわれわれと『最後のウクライナ人まで』戦おうとしていることは、すでにたくさん聞いている。これはウクライナの人々にとって悲劇であるが、そこへ向かっているようである。しかし、大体において、我々はまだ本格的に何かを始めたわけではないことを、誰もが知っているはずだ。"
さて、ロシアの作戦はようやく "本格的に "開始されました。この遅れの背景には、まぎれもない考え方がある。プーチンは演説の中で、ロシアの特別軍事作戦が長引けば長引くほど、"我々と交渉するのが難しくなる "ことを西側諸国は知るべきだと強調した。
したがって、大きな問題は、ウクライナの反攻についてである。ロシア軍は軍事的にあらゆる意味で圧倒的な優位性を享受している。仮に、西側で訓練されたウクライナ軍のハードコア、約30〜35000人の兵士が、全長950キロの前線で何らかの「突破口」を開いたとしても、その後どうなるのか。
間違いなく、ロシアの大規模な反撃が続き、ウクライナ兵は火の海になり、数万人の大損害を受けるだけかもしれない。アングロサクソン軸は何を実現しただろうか。
さらに、ウクライナ軍は徹底的に疲弊し、ロシア軍がカルコフやオデッサに進撃するのを止めるものは何もない。ここにパラドックスがある。
アメリカの著名な戦略思想家であるデイビッド・マクレガー大佐(退役軍人)は、今週初め、次のように語ったが、これ以上の表現はないだろう:
「ワシントンは何もしないと断言できる。私は常に警告してきた...我々(米国)は大陸勢力ではなく、自国の半球以外の陸上勢力でもない。我々は主に航空宇宙と海洋の大国であり、イギリスのようなものだ。それが何を意味するのか。物事がうまくいかなくなると、船出し、飛び立ち、家に帰る...それが私たちの常套手段です。最終的には、ただ去るのです。それが今の課題だと思います。」
ウクライナの反攻に対するG7声明の膠着した沈黙は理解できる。G7声明は、広島でのサミットの前夜にポリティコ紙に掲載された、米国の高官を引用して、ウクライナ戦争を朝鮮半島やカシミールに例えられるような「凍結紛争」に変えるという大胆な計画を詳述したレポートと並べて見る必要がある。」
https://www.indianpunchline.com/us-hopes-to-snatch-victory-from-jaws-of-defeat-in-ukraine/
こういうのもあるぞ。
https://eisenhowermedianetwork.org/russia-ukraine-war-peace/
オマエ、低学力なんだから、ありがたく、よく読んで勉強しろ。
小泉悠とか防衛研究所のやから、篠田みたいなのばかり読んでいては偏向B層から抜け出せんぞ。
>露宇戦争の帰趨自体に関係なく、このままではロシアは(さらに)衰退していくとわたしは思っている。
アメリカ帝国とその腰巾着日本の衰退とどっちが早いか?見ものだな。
>>35
私はあなたの見解に全面的に賛同します。
>両者を日常日本語で区別して表現しているひとびとがいったいどのくらいいるのか。
オマエ、「グローバルサウス」について、学術用語がどーとか、こーとか、言ってたな。
なのに、今度は「日常日本語で区別して表現しているひとびとがいったいどのくらいいるのか。」だと。
どんだけ、ご都合主義なんだ?コトバもまともに使いこなせない低学力のくせに、ナマイキなカキコミするな。
まともに言葉を使いこなせないヤカラに、まともな議論ができるわけがない。
言葉をキチンと使いこなせない、論理的思考力が欠落したオマエのようなヤカラが批判を受けるのは当然だ。
オマエのカキコミは、言葉も論理的思考力もデタラメな単なるヨタ話か悪口レベルだ。
開き直るな。ホントに厚顔無恥だ。
>なにいってんの。福田首相がしたことだし、ゼレンスキーもプーチンも毎日やってるんじゃないのか。そもそも法益とか比較衡量とか、意味わかってんの、おまえ。
まぁ、落ち着けよ。みっともないぞ。
ホントにつけるクスリ無しだ。失笑だ。
低学力B層小学生。
オマエ、自分の間違いにまだ気づかないのか?
教えてやる。
福田赳夫氏が行ったことは、超法規的措置=法律を超越した政治判断だ。
意味わかるか?政治判断。ここがポイントだ。
従って、違法性阻却がどーの、こーの、比較衡量がどーの、こーのという「次元」ではない。
違法性阻却も、比較衡量も関係ない。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E6%B3%95%E8%A6%8F%E7%9A%84%E6%8E%AA%E7%BD%AE
「超法規的措置は、国家が法律に規定された範囲を超えて行う特別な行為のこと。例えば、テロなどで人質の命が脅かされた場合に法律を逸脱して犯人の要求に従ったり、法律が想定していない有事において立法を行わず強硬な措置を行う場合などに政治的判断として行われる。」
法律が想定していない有事に、政治的判断により実行されるのが、超法規的措置だ。
一方、オマエがトクトクと語る違法性阻却だの、比較衡量だのは基本的に裁判所が判断することだ。
法律の想定しない政治的判断と、裁判所による法律解釈や判示は次元が違う。
ここまで、論理的に説明すれば、意味わかったか?
低学力。
>孫崎さんに言ったらどうですか?
侵略と侵攻の違いも分からない低学力B層小学生よ。
何故、ここで孫崎先生の名を出して、ごまかすのか?最低の卑怯者だな。
「比較衡量」みたいな、国際関係には全く関係ない法律概念を持ち出して、得意げに珍妙なハナシをやらかしたのはオマエだろうが。低学力。
オマエに質問がある。
オマエが「国際法違反!」と言い立てるから訊くのだ。
国際法違反として、ロシアとウクライナの比較衡量するのは、ダレだ?
いや、どんな機関か?どこの国か?でもよいから、答えろ。
超法規的措置を判断するにあたっては、「比較衡量」したらいいわけだろ。
なら、ダレが、どんな機関が、どこの国が、比較衡量するのか、答えてみろよ。
自分で書いたことに責任持て。逃げるなよ。
答えられなきゃ、間違えましたと、正直に言え。
なお、私は国際法違反は無意味な空論だと言っているだけだ。
だから、孫崎先生の言われた「「ロシアは国際法を破ってウクライナを侵攻した。これは批判されるべきである」との声がある。それはその通りである。」というのは、一般論として、理解しているし、前提にもしている。
ただ、私は、孫崎先生のキャリアとも立場とも異なる自由な立場で、モノを考え、発言しているだけだ。
私にとっては、国際法違反かどうかは、ロシアの特別軍事作戦の意義や適否を評価する上で、優先順位はもっとも低い、ということだ。
私は、国際法違反か、どうか?そんなこと、どーでも良い。問題解決の重要な要件ではない、といっている。
国際関係においては、力による一方的現状変更は時として、起こる。私にとって大事なことは戦争をしないことだけだ。
>ただ、言ってくれなきゃわかりませんからね。謝罪も削除も理由がありません。
ホントにクズだな。
オマエな、勝手な思い込みでヒトの人格を貶しておいて、それで済むと思っているのか?
オマエがやってることは、ありもしない事実を捏造して、ネットに掲示していることになる。名誉毀損にもなり得る誹謗中傷の類だ。
思い込みで勝手な人格攻撃するな。愚か者。
>立ちション
二度書くな、品性下劣野郎。
>純粋なロシア人は無駄死してないみたいですね。ロシアの少数民族が百人死ぬのに対して、純粋なロシア人が一人くらいだったかな。正確な値はいま手元にないが。
そのてのネトウヨ言説は他でやったらどうだ?
>えっと、その氏の論文が、このキッシンジャーのことばにどうかみあってるの?
オマエは偏向しているから、イロイロな見解を知れ、という意味だ。
>日本はたぶん10年後くらいは、ロシアを助けているとおもう。
日露友好のほうが日米同盟よりよほどマシだ。