沖縄で静かに勢いを増す独立論(糸数慶子議員の発言を聞いて思うこと）
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１３日、大阪で、孫崎 享 +糸数 慶子議員と「集団的自衛権の正体」で講演とパネル討議を行った。この時、糸数議員は沖縄独立論にも言及した。
かつて、沖縄の人が日本からの独立という時には、ある程度冗談っぽく話していたと思う。今、多くの沖縄の人は真剣な選択として議論始めた。
幾つかの契機がある。
特に普天間米軍基地の移転と、オスプレイ配備問題が契機となっている。
オスプレイは沖縄の全41市町村で反対議決をした。
それを踏まえて、本年１月２８，２９日全41市町村代表が東京で陳情し、銀座を行進した。
この時、街頭でどのような反応を得たか。
同情ではない。
「国賊」「お前らは中国からいくらお金をもらったのだ」という声が執拗に浴びさられた。
沖縄の人々は、日本に帰り、どれだけプラスになったのか、過去を含め論議が出てきた。
① 江戸時代の薩摩藩の侵攻、さらには明治政府の琉球処分
② 沖
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沖縄のオスプレイ配備反対の銀座行進に対して「国賊」「お前らは中国からいくら金をもらったのだ」という声が執拗に浴びさられた。。。
あまりに酷すぎる、これが今の日本人（本土人）の本音なのか？罵声を浴びせた連中に言いたい、「国賊ども、お前らはアメリカからいくら金をもらったのだ」と。勿論哀れにも一銭ももらってはいまい。例によって在特会にも通じる一部日本人の屑どもによるものだろうが、最近ネット上でもこういう極低レベルの人種が異様に増殖している、特に2009年夏の民主党による政権交代以来始まった国会などでの自民党による口汚い執拗な民主党攻撃と、その後の安部政権の天下となり益々ひどくなった様だ。強者に対しては卑屈に称賛し、弱者に対しては醜く罵倒する。我が国独立の犠牲ともなった沖縄同胞の心情を顧みず、特定在日外国人に対すると同様に排撃しようとする。これでは本来愛国的な沖縄県民も独立したくなるでしょう。日本人と政府の良心が試されている。
沖縄は古来、琉球と言うように、本来的に日本(大和)ではない。客観的に見れば、地理的にも、歴史的にも、文化的にも南方中国、台湾に圧倒的に近く、親和性がある。仲井眞沖縄県知事も、祖先は中国大陸出身である。薩摩藩が琉球に侵攻し、その後明治政府が強引に編入したのである。日本国内が尖閣問題で熱くなっている時に、ある関東地方のおばあさんが、「尖閣諸島ってどこかしらと思って地図を見ると、なんだ台湾、中国のすぐ近くなのね」と、拍子抜けした調子で言った。このおばあさんは、理屈を超えて、直感的に問題の本質を見抜いたのだ。
そもそも明治国家は、西洋的帝国主義の論理にアジアでいち早く、そして唯一目覚めた国家であることを知らねばならない。帝国主義的論理では、主権が特定されないままの領土に対して、まずそれを自国に編纂しようとする欲望が承認される。
そのようなマインドをアジアで唯一明確に抱いた日本は、竹島、尖閣を抜け目なく領土に取り込もうとする。いまだ目覚めていない相手国は、そのことに疎く、その背後にある帝国的野心を見抜けない。どちらの領土であったかなかったかの以前に、このような歴史的背景を理解した上で、尖閣、竹島、そして琉球の問題を巨視的に見つめなければならない。帝国主義的ゲームの論理を知った明治国家は、それを知らぬまま南海の海で交流している場所に、その論理を持ち込み、虎視眈々と領有化をひそかに狙い、関係国を出し抜いたのである。日清戦争の勝利後は、遠慮なくその本音を露呈したのは歴史が示すところである。
沖縄県民が、平穏な生活を取り戻すには、日本国からの分離独立しか方法はないと思う。
思考能力を喪失した日本政府は、自分の国をどうするかを考えることもできず、規制改革要望書などで米国に指示されるままに法律を作り、規制を変更してきた。かつて自分たちが近隣国を侵略したように、軍隊をもたない日本が近隣国から侵略されることを恐れ、米国に依存した。だが米国は、日本を守る必要性など感じていない。毎年地震や台風に襲われ、天然資源もない国など、犠牲を覚悟で侵略する国など有り得ないからだ。でも、リゾート地のような常夏の島を、無償で提供してもらうのは、兵士の求人にも役立つだろう。日本政府としても、本土の基地が増えると反米感情が強くなるので、沖縄に押しつけている。
沖縄県民が、どんなに「基地反対」と叫んでも、本土の日本人には聞こえない。まして政府は全く無視だ。沖縄が日米安保の影響を受けない状態にするには、日本国から分離する以外、方法は考えられない。
かつて薩摩藩の侵攻を受けた時も、全く戦わずに降伏したという。平和を愛する琉球民族の末裔も、きっと世界の模範になる「平和の国」をつくりあげると信じている。
>>3
沖縄県民には沖縄県民が戦時中及び戦後の米国支配時代に受けた苦痛と差別に対する償いとして大量の国税がつぎ込まれました。一方、現在の日本は、沖縄を含めて世界中で最高の社会保障制度によって守られています。にもかかわらず、それ以上の生活が独立によって得られると信じるならば、我々は無理に日本国に留まることを要求しません。また、沖縄県民以外の日本人で、外国の方がよい生活ができると思うなら一度、外国で長期生活してみると良いと思います。自分の国を信じることができないことは大変気の毒だと思いますね。
>>3
沖縄県民には沖縄県民が戦時中及び戦後の米国支配時代に受けた苦痛と差別に対する償いとして大量の国税がつぎ込まれました。一方、現在の日本は、沖縄を含めて世界中で最高の社会保障制度によって守られています。にもかかわらず、それ以上の生活が独立によって得られると信じるならば、我々は無理に日本国に留まることを要求しません。また、沖縄県民以外の日本人で、外国の方がよい生活ができると思うなら一度、外国で長期生活してみると良いと思います。自分の国を信じることができないことは大変気の毒だと思いますね。
>>4
と言っても簡単に外国に長期にわたって済むことは難しいでしょうから、外国に住んでいる下記のような著者の本を読んでみたらいかが？
米国については 堤 未果 （「ルポ 貧困大国アメリカ」など）
ドイツについては 川口マーン恵美 （「住んでみたトイツ」など）
中国については 中島 恵 （「中国人エリートは日本人をこう見る」）
かく言う私は米国に35年住み、米国の良さも充分理解していますが、日本と言う国は理性的に比較した場合、総合的にみてどの国に比べても良い国であると確信しています。「思考能力を喪失した日本政府」などとのたまっているｍ.ｍ.氏などは全く外から日本国を見たことがないご仁だろうと思います。孫崎氏は現政権を批判することにより本を売ろうとする意図が丸見えですから、むしろ彼の意図は簡単に理解できます。
沖縄は世界有数の綺麗な海を持っている。独立しても観光収入だけで十分やっていけるのである。世界から観光開発のための投資を募集したら間違いなく数兆円の資金が集まってもおかしくない。そのくらい沖縄は世界もうらやむ観光資源、世界一綺麗な海を持っているのである。ジュゴンもいる。サンゴ礁もある。他に日本のどこにこんなところがあるというのか。まったく日本国民はどこまで騙されれば気が付くのか。ありもしない戦争を煽り立てられ、思いやり予算などと、やくざのみかじめ料をむしりとられ、湾岸戦争、イラク戦争、アフガン戦争と莫大な支援金を貢ぎ、外為、米国債でもしこたま貢がされ、ＯＥＤでは金もないのに大盤振る舞い。本来なら、かって世界2位だったＧＤＰを持つ日本国民はもっともっとゆとりのある生活ができていたはずなのに。おかしいと思わないのだろうか。沖縄が、意味のない人殺し集団から離れ、こんなふざけた政権を持つ日本から独立したいと思うのは当たり前だ。
>>7
観光開発をすれば環境は確実に汚れ、天然観光資源は確実に枯れる。ハワイのように人工的な観光地を目指すしかない。沖縄程度の観光資源は世界中に無数にあろので。でも仰るとおり、独立しても観光収入だけで十分やっていけるでしょう（「十分」の定義にもより、つつましい生活を目指すならばという条件付き）。私が沖縄で地元の人たちと会話して得た結論は、沖縄には資源も、産業もないということ。沖縄が日本に返還されたのち、沖縄で起きたことは、米軍基地に土地を貸している地主たちの日本国政府からの補償費太り、そういう幸運（？）に恵まれない人々は日本国の本土に出稼ぎにいき、本土の自動車工場などに職を求めた。その人たちが定年になり、沖縄に戻ってからの第二の人生はタクシー運転手、本土で覚えた半分素人のラーメン屋、寿司織などである。沖縄には工業らしきものは無い。沖縄は農作物、特に米、麦、キャベツなどの緑葉野菜などに乏しい。県別農作物生産高では、全国最下位の47位である。海に囲まれている沖縄だた、漁業については県別人口10万人当たりの水揚げ量で全国27位である。皮肉な言い方で恐縮だが、いま沖縄が成り立っているのは、米軍基地を維持するための日本政府の国税を基にした支出・援助資金であり、したがって最大の産業は米軍基地である。沖縄が独立することは現実的には全くあり得ない。私は沖縄問題に興味があったので、2度現地を訪ね観光の傍ら様々の沖縄人から話を聴いて歩いた。主として現在彼らが何を考えているかについて。彼らにあるのはあきらめと悲哀である。沖縄歴史の本も読んだ。沖縄の地政学的な価値は軍事基地でしかない。我々日本人は沖縄のメロディーを愛している。沖縄独立論はあきらめと悲哀の果てに生まれたものであろうと思うので、気の毒でありとても具体的な議論の対象とはしたくない。