NHKは「放送の不偏不党、真実及び自律を保障する」という放送法の理念を逸脱し、政権擁護の道具の道を選択している。

籾井会長の就任にさいしての記者会見での発言といい、ラジオでの中北発言封じ込みといい、NHKが公共事業として機能するか問われている。

これらの点で一番重要な点は何か。

「NHKの籾井会長は就任会見で、「(国際放送では)政府が『右』という事を『左』というわけにいかない」など政治的中立性が疑われる発言(31日朝日)である。

NHKのありようの根本に触れる。

第1条(目的)では、「2.放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること」「.放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」としている。

特に、「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること」と