今度の知事選挙で様々な考えるべき要素があったが、その一つに 20代の世代で田母神氏支持が高かったことにある。
朝日新聞の出口調査の結果(9日報道)(%)を見てみたい。
桝添 田母神 宇都宮 細川
20代 36 24 19 11
今改めて気づいたが、この順は、年齢の順である。だから、年齢順になじめない結果が出たともいえるかもしれない。
しかしこの選挙は原発をテーマにしての選挙であった。
実は原発の再稼働について、20代は一番支持している世代である。多分学校教育で原発は不可避のエネルギーと学んできたことであろう。
しかし、事故が起これば、若い世代順に被害にあう。福島では次の報道が出ている。
「原発の事故当時に18歳以下だった子どもの甲状腺検査で、結果がまとまった25万4千人のうち75人が甲状腺がん
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「2)。。。。多分配管系及び配管工事と地震の振動において縦波と横波とは何を意味するかについても知らない(だろうと思われる)素人の孫崎氏の想像に過ぎないのではないか」との事ですが、何故福島第一の事故は起きたんでしょうかね?浜岡原発について、菅直人元首相は朝日新聞で「当時、30年以内にマグニチュード8程度の地震が発生する可能性が87%との数字があった。浜岡が事故を起こせば、100万人単位の避難が必要になる。東海道新幹線や東名高速など日本の大動脈、自動車産業も大打撃を受ける。その対策ができていなかったので止めた。再稼働に向けた審査を申請するのは根本的に間違っている」って言ってますけど、どう思いますか?まあ、そんな地震が二度と起きないことを望みますがね、でも危なそうですね。
「田母神氏に若い世代が投票したのは若い世代が戦争の原因と実態について無知だから」と言うのはその通りですが、そんな無知にしたのは誰でしょうね。歴史をきちんと教えなかった親や社会じゃないですかね。 「自分の国は自分でまもる」等の安全保障面で威勢のいい発言に惹かれての事でしょうが、現代の安全保障教育としては中国脅威論を振りかざして、中国が日本を占領するなどと言う幻想を教える方が余程危険ですよね。そもそも尖閣の紛争だって(日本は領土問題無いと言い張ってますが)中国は19世紀後半に奪われた島(と主張してる)を取り返したいだけで、日本を占領するつもりなんて無いでしょうにね。その問題(歴史、領土主権、政治決着、共同開発等)を旨く処理する事が一番の安全保障なんで田母神氏の様な人に憧れる様な社会を変える必要がありますよね。田母神さんを応援した百田尚樹さんの様な人がNHKの経営委員にのさばって益々影響力を発揮されその様な風潮にもって行かれたら大変ですよね、即刻辞任させるべきだと思いますが、安倍さんはお友達なので何も言えない。だからアメリカも(大使館やメディア)が安倍さんを非難しているんですよ。
孫崎先生お世話にまります。
自分は今53歳ですが小学高学年から冷戦終結まで、自分はオウム信者と同じく米ソ核戦争による人類の滅亡危惧してきした。
我々人類にとって核戦争の危機に如何に対処するのかが人類最大の安全保障問題と思います。
一部の人に中国はいずれ格差問題で治安が保てず四つか五つに分裂する、日本に好都合だと無責任な意見がある。
もし中国が各地の軍閥ごとに分裂して各々が核兵器を持ったら、いつ核戦争が起きるか分らなくなり、夜が眠れなくなる。これは冷戦期以上の危機です。
我々日本は、中国をソフトランディングする方向で社会安定化に導かなくてはいけないと思います。
現在、日中間は、尖閣問題で一触即発の危機にある。我々はこの危機を乗り越えるため、先生が言われるように日中首脳で園田ー鄧小平間で確認された尖閣列島棚上げを再確認する必要がある。
先生が言われるようにEUの中心国はフランスとドイツ、両国は二度の世界大戦で多大な犠牲と払って戦った過去がある。
戦後、彼らはそれを乗り越えてEUを結成しました。
我々はこの危機を乗り越える為、日中韓の相互依存の経済関係と合わせてEUを見習って安全保障の枠組みをつくる必要があるとの先生の意見に賛成です。
それが軍事費を最小限止められる。核兵器は不要になり。米軍の駐留は不要。日米間は駐留なき安保で友好を目指すべきと思います。
平和に東アジア共同体が実現できれば、我々日本は平和憲法と唯一の被爆国で核兵器不使用、不拡散、廃絶の看板を前面に立て世界の外交でイニシアチブを取るべきです。
東アジア共同体を更に東アジア非核共同体に道びき東アジア非核地帯目指すべきと思います。
それが実現出来れば、アメリカ・EU・ロシア・インド・イスラエルにこの巨大市場の力を利用して核兵器放棄と戦争誘発廃止や内戦誘発廃止を呼びかけられる。
それと合わせ我々日本は、フロントランナーとして人類と地球課題解決に取り組むべきと思います。
中国や世界各地の環境汚染問題の解決。新興国・途上国の貧困や格差を無くし教育・医療を充実させ、避妊を徹底させ人口増抑制で生活を向上させる。
森林・ジャングル・草原・サバンナの開発を中止しての野生動物絶滅阻止と保護。
事故を起こしたら収束できず、処分できない放射能廃棄物を大量に出し、下請け労働者に過酷な被爆をさせる各国の原発の廃止。
こんな発言にはお花畑と言われるかもしれませんが、現実として核戦争を回避する事を考えれば、お花畑実現する道が開けると思います。テクノロジーがこれだけ進んでいる現在、何故、人類が世界の課題を解決できないのかと思います。
>>5
福島第一原発の事故原因は、(1)設計時の想定以上の高さの津波が襲来し、(2)地下にあった緊急用の冷却水ポンプ系統が水浸しとなって結果的に冷却水が送れなくなり、(3)その結果、原子炉が過熱し、(4)高温のため冷却水が水素を発生し、(5)原子炉から洩れた水素が原子炉建屋に充満し、(6)水素と酸素の割合が爆発に適した比率に達したときに爆発を生じて原子炉建屋を破壊したことによると理解しています。設計上のミスは津波に対する冷却系統の配置が不当であったことで、これは人為的原因ですが、全ての科学技術はその意味では常に不完全なものであり、必ずこのような普段は見えない弱点を持っています。配管が壊れたとしてもそれは二次的であり、ポンプさえ動いていれば、冷却はできたでしょう。配管が大幅に破壊してポンプが正常に動いていれば、発電所のあたりはそこらじゅう水浸しになっていたでしょう。それがけしからんというなら、文明社会のすべての利便性、たとえば暖房、照明、家屋、交通手段(自動車、飛行機、船舶)、衣服、プラスチックなどの各種人工的材料等々を放棄しなければなりません。
なお、地震波における縦波とは、例えて言えば渋滞道路において車の流れが伸びたり縮んだりすることに似ており、言わば地震波の進行(伝ぱ)方向に平行な振動であり、いわゆる縦揺れも横揺れはいずれも横波です。
>>7
「テクノロジーがこれだけ進んでいる現在、何故、人類が世界の課題を解決できないのかと思います」と仰いますが、実はテクノロジーこそ、人類にとって両刃の剣であり、いわゆる文明世界は、ダイナマイト、ナパーム爆弾、プラスチック爆弾、原子爆弾などの爆発物、サリンガスのような毒ガス、生物兵器などの殺人道具を創出しました。良いとこだけ利用できればいいのですが、人間は常に隣人を恐れ、やられる前にやっつけようとしています。今の中国もその典型であり、かつての日本もそのとおりでした。人間を改造できればいいのですが、もしそうしたら、人間は人間でなくなり、悪さをしないロボットになってしまうでしょう。すべてがいやになったら、自ら命をたてばあなたの問題は全て消えます。
oldjap さんへ
「全てがいやになったら、自ら命をたてば、あなたの問題は全て解決します」。
なんというコメントなのか、耳目を疑いました。さまざまなご意見は、そのまま聞き流すことは出来ても、このような発言は見逃すことは出来ません。傲慢な生き方、それはあなたの自由です。しかし、他の人の言葉を逆手にとって、「死ね」に等しい言葉は限度を超えています。孫崎さんが検討すべきことですが、はなはだ不穏な言葉です。
僕も不謹慎ですがoldjapさんの言っていることはよくわかります。もう少し違う表現ができないのかとは思いますが。事実僕も同じようなことを考えていました。人間が目指す理想にはなかなかたどり着けない、ほとんど不可能だということ。他人はどこまで言ったも他人であり、本当の友達や伴侶を得ることも現実的に考える限りこの世界での実現は難しいこと。いやになって諦めればそこですべてが消えてしまうこと。そのすべてを僕も感じていました。oldjapさんはここでは少し嫌われていますが、僕は彼の意見が本当に良くわかることがあります。それはまさに自分が感じていたことを代弁してくれているように感じることすらあります。
でも弱小ほ乳類は諦めずにこの過酷な世界を生き抜くしかありません。助けてくれるものを期待するなどということはあってはならないのです。弱肉強食の世界ですから。でも爬虫類的な思考にはどうしても染まることはできません。たとえ虚像であっても、自分の目に移る世界を信じて進むのが自分の生を全うすることだと思っています。左目で現実を認識しつつ、右目で愛する世界を信じて生きる。そういう不毛な日々が当分続いていくのだと思います。歩いていればいいこともあるかもしれません。
NakaBB さんへ
「自分の目に移る~右目で愛する世界を信じて生きる」。
これでは、幸せなときは、幸せであり、不幸なときは不幸でしかありません。自分を心を相対化させ、「心が心を見る」ようなもので、何時までも安心が得られるときがないといえます。即ち、見聞覚知する現象は、あなたの言っておられるとおり虚像であり実体があるものではありません。幸せも不幸せもありません。勝手にあなた一人が考えているだけで、他の人は関係ないのです。絶対的な今を除いて、私というものはなく、今を生きることが、その人がその人としていきることにほかなりません。今なる絶対世界を生きることが重要なのに、相体的な現象世界に捉われるから「生死」が重大化するのです。「死」は時であって、そのときが来れば必ず訪れるものであり、自らが命を絶つなどは、絶対避けなければならないことです。
tsutomizuさん
ご助言ありがとうございます。僕に取って右目で見える世界とは今のところ虚像でも構わない世界で、いつ消えても構わないものです。でもあった方が自分の人生にとってよいもので積極的に消す必要のないものです。それでも僕に取って右と左は等価であり、またつながっている世界です。あなたの言うように目に見える世界がすべてなのかもしれません。またそう信じる人にはそれが真理であり、また目に見えない世界が現実世界と平行して存在すると信じる人にとって、それは自分の人生を豊かにするものなのです。右と左は対立せず、補い合っていくものです。
僕にとってそのことは疑う必要もない真実であり、自分がその全体像を見ることができなくても、いずれは完成することが自明のものです。いつか誰かがその全体像を見渡す時が来ると思います。まるでマトリックスの世界ですね。自ら命を絶つということはないですが。ただやはりよりよい選択はすると思うのです。ベストは尽くすつもりですがそれは覚悟しておいてください。そういう意味では他の人は関係なくても構いません。それがその人間の選択なので尊重すべきことだと考えます。
>>10
「なんというコメントなのか、耳目を疑いました。さまざまなご意見は、そのまま聞き流すことは出来ても、このような発言は見逃すことは出来ません。傲慢な生き方、それはあなたの自由です。しかし、他の人の言葉を逆手にとって、「死ね」に等しい言葉は限度を超えています。」と仰いますが、私は「死ね」とは行ってませんよ。文明の利器、たとえば、自動車、航空機、プラスチック、セメント(プラスチックやセメントは時を経ても自然消滅しませんし、セメントは古くなると圧縮強度、接着性が弱まり、建築物の崩壊を招きます)などに潜む危険性があるのはけしからんと仰るなら、文明の利器を使わなければ良いのですが、今の世の中でそれは常人には無理ですね。だから全ての文明の産物を捨て、仙人のような原始生活を送るか、それも厭なら自殺するしかないと言っているだけで、事実、私がそう言わなくても世をはかなんで自殺する人は昔からいっぱいいますね。私にはそういう人の生き方(死に方?)には責任がありません。どうぞご勝手にと言っているだけです。それともtsutomizu氏は私に生き方を指示して欲しいのですか?それならはっきりと言ってください。授業料をとる契約ができて、契約金を払ってくださればいつでもお教えしますよ。