出典『日本の国境問題』
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日本は第二次大戦、ドイツと共に戦い、共に敗戦国となった。終戦後はソ連が両国の共通の脅威であった。
私が外務省で国際局長時代、ドイツから連邦議会外交委員会一行が来日した。ドイツ大使が意見交換をするために日本側の何人かを昼食会に招待した。ここでドイツ議会外交委員長は次のように助言をした。
「戦後、我々はフランスとの確執を克服した。独仏には昔から領土問題がある。二回の戦争を戦った。相手の国が如何に非人道的なことを行ったかを指摘しあえばお互いに山のようにある。しかし、我々は二度の戦争を繰り返し、このような犠牲を出す愚行を止める決意をした。憎しみあいを続ける代わりに、協力をしあうことの方が両国民に利益をもたらすことを示した。そして、これまで戦争の原因にもなった石炭・鉄鋼を共同管理するために、1950
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安倍さんたちの政治的な試みは無知蒙昧から出てくる”おふざけ”だと思っていて、早晩失敗に終わると観ていたのですが、マスコミがよいしょし、国民も何か期待めいたものを持っていることがここにきて明らかになってきました。しかも、そのバックに中国嫌いの米国ネオコンテロリストたちが後押ししている兆候が見え隠れしています。日本が民主主義を取り戻すには結構な時間がかかりそうです。
中国や韓国のメデイアからは”日本はドイツに学べ”とのシュプレヒコールが聞こえて来るのですが、日本のメデイアが一切伝えないので大部分の国民は鎖国状態に置かれています。安倍さんたちの政治的試みが対外的には不発に終わりつつあることは明白です。日本が孤立すれば、安倍さんたちがフラストの解消先を内向きに変えて、国内リベラル派一掃に拍車をかけるのではないかと心配しています。自分たちにとって好ましくない小数の人間をいじめるのは多くの支持を得る格好の手段ですから。
そんな鬱屈した状況で唯一健全なマスコミが現存する沖縄から新しい民主主義のウネリが出て来るのを期待するしかないなというのが小生の実感です。
右傾化する若者は、どのような情況に置かれているか分からないが、経済的弱者という側面も否定しがたい。
本来は、弱者を生む体制に問題があるが、自分たちの立場を理解してくれる政党が現在は共産党だけであり、共産党支持に向かう人もいるが、多くの人は、逆方向の体制側に向かうのではないかと思われる。つまり、経済的弱者が、経済的弱者を徹底的に批判する、あるいは、日本政府と対立する国を徹底的に批判することによって、体制側にあるという己が自己満足を得るという弱者生き延びの処世術というか論理によって己の存在を肯定しようとしているのではないかと、思わざるを得ない。しかし、多分、私の見方はまちがっているでしょうし、そうあってほしいのです。
ソ連がドイツ東部をポーランドに割譲させたのは、中世以来からの、領土問題の確執からです。
12世紀にポーランドがモスクワ公国に攻め込み、ウクライナ、ベラルーシ、西部ロシアを占領しました。
15世紀に、再び攻め込みましたが、このとき敗北し、ベラルーシ、西部ロシア、ウクライナ東半分を、17世紀に、取り戻しました。
ポーランドが、ウクライナをポーランド化したため、西ウクライナに、分離独立運動がくすぶっています。
ナショナリズムというのは体制側が利用する装置の一つで、その意味で今は体制側とリベラルの戦いの時代と認識しています。その意味で体制側に入るけれど心はリベラルを思考している人間をリベラル側に引き戻すことが何より大切なことと考えています。批判されるのは辛いでしょうが、それはある程度仕方ないことだし、今の自分を守るために必死になるよりは、スルーの方が効果的だし、今回は相棒の方が立派でした。みんな心はリベラルなのはよくわかります。だからこそ、今の自分を守ることより、未来の自分をどうやって獲得するのかに努力をするべきであろうと思うのです。
やはり現実の姿は大切です。散らばった鏡のかけらにすべてが存在しています。結び合わせれば最強になります。すべてを知り、すべてを見渡せる高みで権力を戦う重要な力になるはずです。そういう人生の方が、権力の枠の中で生きるより、幸せですが、それをどうやって実現するかが課題なのではないでしょうか。
傷つくことは不幸ではありません。またがんばる力になります。そういう人生も悪くはないのですよ。
>>1
”安倍さんはダボス会議で今の日中関係を問われて「第一義大戦前のドイツとフランスの関係」等” → これは間違いで、英国とドイツの関係でした、訂正します。要はダボス会議の様な場で安倍さんが第一次大戦前の欧州英独関係を引合いに浅薄な歴史知識をひけらかし(内容自体は非難にあたらないが-通訳のへま「誤訳ではなく言ってない事を訳した捏造訳」で騒がれた)嘲笑されるよりも、先ずは東アジアの第二次大戦敗戦国の首相としての自覚を持ち近隣国との外交戦略に於いては過去を正視して、同じ敗戦国のドイツの取組み方を謙虚に学び真摯に実践すべきではとの趣旨です。孫崎さんとしては本来20代の若者に学んで欲しいわけですが、まさに今の為政者こそ学ぶべきではと思います。
ポーランドがウクライナの民族主義を煽り、トルコが新彊ウィーグルの民族主義を煽っているといる云われています。
この場合、あきらかに内政干渉になります。
日本に求められるのは自ら思考し、決定し、行動し、その責任を取る、という覚悟だ。
まずこんなチャンネル20代で好き好んで購読している奴そうそういないんだよな。内容は読めないわコメント欄は信者のノリが出過ぎて気持ち悪いわで入ろうとも思わない。是非読んで欲しいなら公開ぐらいはしたらいいのに。
という趣旨をコメントするにしたって105円も払ってまで書きたくないだろう。
書きたいこと書いてすぐ退会して去るけど、「信者で小銭稼ぎする」という古典的な姿勢を捨てて「日本の流れを変える」という姿勢を手に入れたらどうかな?こんなコメントがわんさか来て荒れること請け合いだけどさ。
内容に触れるなら、周りの国がまず違いすぎるよねってことだけだよ。これまで何度そのような影響を与えようとして握ろうとして甘い汁吸だけ吸われて手のひら返しされたと思ってるんだよ。日本の手腕が無かったことはあるにしても、日本はドイツのような程遠い国より経験から学んだってことだろうが。
反対意見の見れないこんな記事なんて新聞読んでるのとなんら変わりはないね
ドイツは二度も世界大戦を起こしておいてやっと目が覚めた(のかな?)愚かな国であり、また、1900年頃には黄禍論などというふとどきな人種差別論の盛んな国であった。また、三国同盟を結んだなかで、日本人の技師たちがドイツへ技術を学びに行ったとき、ひどく冷淡に扱われたという話も読んだことがある。さらに、国民の一部であるユダヤ系ドイツ人をあそこまで憎み、組織的に殺戮した国民である。日本人や他のアジア人を蔑視する傾向は今でも消えていないと思う。べつに敵視することはしないが、まるで日本人より上等な人間であるかのようにドイツ人やドイツという国を崇める孫崎氏の論調にはとてもついていけない。孫崎氏が外交官だったことは疑いようもないが、逆にそのために生の白人を知らないのではないか。私はただのサラリーマンとして、米国の生の男女と知り合い、彼らの企業のなかで永年にわたり競争し、付き合ってきたなかで、いろんな姿を見てきた。雑種のアメリカ人は、生粋のアーリア民族の血を誇るドイツ人には何か不気味な一刻者の気味悪さを感じているようだ。Deutschland über alles in der Welt (全世界の上に立つドイツ)という国歌には他にみられないおごりが感じられる。中国人などはいまでもドイツ人を崇め、それと比較して日本人を批判することによって自分を日本人よりは一段高いと思いたいようだが、日本人は科学技術でも今やドイツに負けていない。ドイツの弱さは思想でも科学技術でも、一直線に凝り固まる傾向があり、英国のような、雑種を認める弾力性にかける。日本人の傾向はやや英国人のそれに近い。といっても、私が知り合いになったロンドン大学の名誉教授は日本人が英国人に近いのではという私の提案には眉をひそめて、いやスペイン人に近いかな?なんてごまかしていたが。要は、人間を国民性と言うようなあやふやな定義で囲うことは無理だ。さすれば、日本はドイツに学べ、なんていうのもひ弱なおベッかでしかなく、必ずドイツ人に裏切られるだろう。必要なのは独立心をもち、自分をある程度信じることだ。
私は現在学ぶべき国があるとすれば、ドイツだと思います。3.12以降、原発廃炉に向け舵を切ったことと、戦後処理の仕方をみても、徹底しています。ナチスヒットラーを合祀するなんて考えられないですものね。あの無益な非人道的な戦争を遂行した者たちを罰するのは、二度と戦争を起こさないために当然だったと思います。第一次史料の東京裁判記録を読めば、その罪深さは一目瞭然です。