東京都知事選挙では、確率論的に考えて、奇跡に近い現象が生じていた。

前猪瀬知事の基盤は自公である。

この自公の支持は、舛添氏、田母神氏、細川氏(小泉氏が支援)に分かれたとみていい。

しかし、東京都各区での舛添氏の得票は、ほぼすべての区で、猪瀬氏の得票の48%前後となっている。

区によって職業、年齢構成等様々な変化がある中で、ほぼすべての区で、舛添氏得票≠48%×猪瀬氏の得票という結果が出るのは奇跡とした言いようがない。

しかし、仮に、集計マシーンに人工的操作がなされていれば、それはいとも簡単で、この結果は十分すぎるほどありうる、
 日本の民主主義の根幹にかかわる問題であるが、「そんなことが起るわけはない」と皆真剣に考えない。
 しかし、「そんなことが起るわけはない」現象が、ブッシュとゴアの大統領選挙で起きていた。
 日本の選挙では、投票の所は仰々しく行っているが、集票の作業には驚くほど監視が