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第24回インターバルレクリエーション…芥川賞・直木賞感想会
2022-10-19 18:00第24回目となるMAAインターバルレクリエーションは、2022年上半期の芥川賞、直木賞の受賞作について感想を語り合う催しとして開催しました。
芥川賞と直木賞、読書好きの人でも、この2つの文学賞の違いについて、あまりよく知らない(この文章を書いている自分も、実はよくわかってませんでした)人は少なくないと思います。そこで、今回のレクリエーションレポートでは、2つの文学賞の違いをおさらいしつつ、受賞作の紹介と感想会の様子をレポしていきます。
まず、芥川賞と直木賞、どっちが格上なの?という話を、身近でよく聞きます。実際には、対象とする小説の種類が違うので、格上も格下もないわけですが、人というものは同じ対象に2つ以上の賞があると、順位付けをしたがるもののようです。
ちなみに、私の身近では芥川賞の方が格上、と考える人が多いのですが、それはおそらく、次の段で述べることが影響してるのかな?と想像 -
第23回インターバルレクリエーション…東京国立博物館 沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」を巡ろう【ニコニコ美術館】アーカイブ視聴 + 感想会
2022-08-08 18:002022/07/23(土)MAAではオンラインにてインターバルレクリエーション『東京国立博物館 沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」を巡ろう【ニコニコ美術館】アーカイブ視聴 + 感想会』を行いました。 ニコニコ生放送にて放映される美術館巡りの放送(ニコニコ美術館、以下ニコ美 https://ch.nicovideo.jp/niconicomuseum )にて放送された、『東京国立博物館 特別展「琉球」』の紹介放送のアーカイブを事前に視聴し、その意見や感想をオンラインで述べ合うという趣旨の会となりました。このブロマガでは、その時の様子などをお伝えしたいと思います。
実は私(uehatsu)は、このインターバルレクリエーション(以下インレク)の前に、実際に東京国立博物館で『特別展「琉球」』を見ています。以前より、うちの奥さんが琉球文化に興味を持っており、仕事を休んで平日に2人で行って来ました -
第16回インターバルレクリエーション…芥川賞受賞作感想会
2022-02-15 18:00MAAでは現在、新型コロナウイルス感染防止のために対面でのリアルなレクリエーション開催が控えられ、インターネットで配信される企画を視聴したあとにZoomで感想会を行う「ネットレク」が活動の中心となっています。自宅で鑑賞できる多種多様なコンテンツが、美術館や博物館、劇場をはじめ、多くの人が現地に赴くことを前提にしているはずの機関からオンラインで提供されていることは非常にありがたく、視聴することがほんの少しでもそういった機関の運営継続に繋がるのであればという思いもあって、私も楽しみながら参加しています。
今回のレク「芥川賞受賞作感想会」は、2021年上半期の芥川龍之介賞受賞作について感想を語り合うというものでした。
上述したレクの流れで言うと受賞作を読むことが配信コンテンツ視聴にあたり、オンラインではなくオフラインの活動となります。そのため、各自が受賞作を自分のペースで読んでおき、Zoo -
第13回インターバルレクリエーション…富士総合火力演習(オンライン)
2022-02-12 18:00レクが実施されたのは2021年の5月22日(土)、雨模様のお世辞にも良い天気とは言えない中、ZoomのURLをクリックしたのが朝9:30頃。普段であれば夜8:00頃からスタートのインターバルレクリエーションが、この日に限って朝からだったのがやけに記憶に残っています。なぜこんな書き方になっているのかというと、このレポートを書いているのは2022年2月12日(土)、もう半年以上も前の事を思い返しながらのレポートとなります。
この日MAAメンバーで集まったのは、自衛隊が一般公開をしている訓練「富士総合火力演習」のネット放送を見るためでした。「総火演」と略される事が多い、この演習は1961年(昭和36年)から行われているもので、もともとは陸上自衛隊富士学校の学生に火力戦闘の様相を認識させる目的で始まり、1966年(昭和41年)からは自衛隊に対する国民の理解を深める目的で一般公開を行っています( -
第20回インターバルレクリエーション…ニコニコ美術館「ウポポイ国立アイヌ民族博物館を巡ろう」
2022-02-05 18:00今回のインレクは、ニコ美でタイムシフト視聴できる「ウポポイ(民族共生象徴空間)国立アイヌ民族博物館を巡ろう」 (https://live.nicovideo.jp/watch/lv327832483)を視聴しての感想会でした。時間は約2時間と結構長い番組でしたが、あっという間に見終わってしまった、と感じるほど、楽しく知見の広がるものでした。
さて、まずは番組の概要から。
進行を博物館展示企画室長である田村将人さん、解説を田村さんの恩師でもあるアイヌ語研究者、千葉大学教授の中川裕さんというキャストで、博物館のエントランスから始まります。
冒頭で、展示物に添付される解説文についての話があり、ここに一つの特徴があります。解説文が多国語(最大8カ国)で書かれているのはよくあることですが、アイヌ語での説明文が一番上に書かれています。アイヌ文化を集めた、アイヌが主役であるということの現れですね -
第18回インターバルレクリエーション…宝塚歌劇「CITY HUNTER」「Fire Fever!」ライブ配信鑑賞
2021-12-01 18:00MAAでは毎年11月に全国レクリエーションを実施し、これまでに長野県、石川県、愛知県を訪問してきました。全国各地から会員の方々が現地に集合して文化施設などを巡りながら交流を深める1泊2日のレクは、いずれも忘れがたい時間となっています。
しかし2021年は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて開催が見送られ、代わりにインターバルレクリエーションを行うことになりました。それが、宝塚歌劇団雪組の東京宝塚劇場公演「ミュージカル『CITY HUNTER』-盗まれたXYZ-」と「ショー オルケスタ『Fire Fever!』」の千秋楽ライブ中継鑑賞です。
ミュージカルの原作は、1985年から「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、コミックの累計発行部数が5,000万部を超える人気漫画「シティーハンター」。1987年にはテレビアニメ化され、各シリーズの主題歌からは数々のヒット曲が生まれています。特 -
第15回インターバルレクリエーション…Scratchプログラミング入門
2021-08-29 13:002021年もコロナ禍が継続中。もはやコロナショックといってもいいくらい、生活に、仕事に、経済に多大な影響が出ています。そんな中、世間では、大きな会場で行われるのが当たり前、人がひしめき合うのが当たり前、という感じだったモーターショーやCES等のショーイベント、学校を始めとして各種の教育やセミナーがオンラインで開催(ウェビナーという新しい言葉が生まれた)されるなど、コロナ前とは形を変えての実施が模索されています。感染を防ぐために従来と同じことができなくなる中、様々な試みが試行されているのは、まさに今、コロナという外敵に対抗して世の中が変わろうとしているということなのだろうなと感じます。人は本当に逞しい。個人的には、これを機に、現在のVRがさらに進化してVRMMO(注)に準ずる技術開発が進むのではないかな、などとヲタク全開の期待をしてしまったりもするわけですが、間違っても人体に接続機器を埋め込 -
第14回インターバルレクリエーション…科学は未知に、恋をする〜スーパーカミオカンデ Meets ニュートリノ〜
2021-06-28 20:00第14回インターバルレクリエーションは、スーパーカミオカンデとニュートリノを題材に、オンライン講義に近いスタイルで執り行われました。
■なるほどわからん
アカデミックな冒頭から打って変わって突然のネットスラング、失礼します。今回のサブテーマは「なるほどわからん」だったのです。
「なるほどわからん」がテーマと言われても単に「わからん」のですが、少し噛み砕けば「最先端科学を題材に"未知との触れ合い方"をみんなで体験してみよう!」といった趣旨になるでしょうか。
ちなみに「なるほどわからん」とは「説明を読んで一瞬理解した気になったけれど、すぐに全然理解できていないことに気が付いた」という意味です(ネタにマジレスみたいな解説となってしまいましたが…)。
■レクリエーション
前置きが長くなりました。当日の進行は下記の通りです。WebサイトもYouTube動画も大変見応えがありますので、みなさまもぜひご -
第12回インターバルレクリエーション…超歌舞伎「御伽草紙戀姿絵」/創立5年オンライン交流会
2021-06-10 20:00「今年もリアルに集まっての総会は難しいでしょうね」 「その代わり、何かオンラインで楽しめる企画ができるといいですね」 * * * * * 2017年4月9日に設立されたMAAでは、4月に全国から会員が集まって設立記念総会を開催することが恒例でした。しかし昨年は新型コロナウイルスの感染状況を考慮して延期となり、今年度も各レクリエーションの企画段階から厳しい状況が続いていました。 そこで事務局会議で冒頭のような検討を経て決まったのが、4月24日(土)に開催された第12回インターバルレクリエーション「超歌舞伎『御伽草子戀姿絵』」オンライン鑑賞と感想会・交流会です。 開演前に参加者がZoomに集まって挨拶を交わし、一度解散して各自がそれぞれのデバイスで超歌舞伎を視聴、終演後Zoomに戻って感想を語り合い創立5年の交流会を続けるというレクの流れは、美術館の入口に集合したあと自由に個別鑑賞、時 -
第11回インターバルレクリエーション…ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
2020-10-09 12:002020年度のMAAのレクリエーションはコロナ禍という事もあり、中止・延期やオンラインでの開催が続いていましたが、(1)色々な方法を模索する中で実際に現地で鑑賞、(2)オンラインにて鑑賞、(3)その後オンラインにて感想会を行う、という初めての「ハイブリッド」レクリエーションを実施しました。(1)現地鑑賞■現地看板 2020年9月12日(土)に参加できる会員様で可能な限りのCOVID-19対策を取った上で、上野の国立西洋美術館に集合。関西からご夫婦で参加された会員様もいらっしゃいました。ご主人は新規会員で初めてのレクリエーション参加となります。MAAのレクリエーションでは珍しく結構な雨でしたが、上野駅周辺は一時期よりは人が戻ってきていました。私は事前にニコ美(ニコニコ美術館、後述)などを見て予習をしての参加でしたが、あえて予習無しで参加された会員様もいらっしゃったようです。
■入場口横 入
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