この企画では、日本一といわれている百貨店・伊勢丹新宿店の売り場スタッフの方に、オススメアイテムをご紹介いただく。
今回は「ステーショナリー」。紹介してくれたのは、パーソナルルーム/ステーショナリーコーナーの村井南さん。
アシュフォード×三越伊勢丹の「アイデアスケッチ」(12,960円、税込)
「アシュフォード×三越伊勢丹の「アイデアスケッチ」は、日本製革小物ブランド・アシュフォードと三越伊勢丹によるコラボアイテムです。文具コンサルタント・土橋正氏監修のもと、半年かけて『ウエアラブル文具』という新しいジャンルのステーショナリーを開発しました。
“ミニ5穴”という、システム手帳で一番小さなサイズは、スーツのポケットに入るコンパクトさ。また、ペンの太さに合わせて調整可能なペンホルダーや、手帳を開いた左側にある、スマートフォンを滑らず置いておけるスウェードの返しが特徴です。これにより、スマートフォンの画面を見ながら、立ったままでも片手でメモを取ることが可能なんです。
システム手帳は古いものというイメージがありますが、このサイズ、機能なら気軽に取り入れられると思います。また、アシュフォードは品質の高いものづくりにこだわるブランドで、上質なものを持ちたい方にピッタリですよ。色はネイビー・ホワイト・ターコイズブルー・グリーン・ピンクの5色。お仕事で立ったままメモを取る方、手荷物をスッキリさせたい方にオススメです。一連の所作がスマートになりますよ」(村井さん)
LAMYの「サファリ、限定色ぺトロール」(4,320円、税込)
パーソナルルーム/ステーショナリーコーナーのLAMY棚
ジャケットの胸ポケットに入れてアクセントに
「サファリ ペトロール万年筆」購入の方に、同色の限定インクカートリッジを1箱プレゼント
「LAMYの『サファリ ペトロール』は、毎年コレクターからの問い合わせが多く入る、ど定番の人気商品、LAMYサファリの2017年限定色です。
ポップでかわいいデザインながら、筆記具としての機能も高く、書き心地良好だし、タフで壊れにくいのが特徴です。癖があまりなく、敷居が高いイメージの万年筆を使い始めるのに、最適な1本ですよ。
万年筆というとインクの入れ替えが面倒なイメージがありますが、これはカートリッジを差し替えるだけだし、お手頃価格なのでギフトにもピッタリです。
LAMYは信頼のドイツ製。ドイツでは、子どもが初めて使うペンで、いわば“かき方鉛筆”みたいな存在なんです。かわいいのにしっかりしているLAMYは、スーツの胸ポケットからLAMYが覗いている男性がいたら、素敵だなと思いますね。スーツ着こなしのはずしテクにもなりますよ。
今回は、LAMYが認めた店舗限定で、新発売の限定品を先行発売を実施し、伊勢丹新宿店でも発売されます」(村井さん)
会期:5月3日(水)~23日(火)
場所:伊勢丹新宿店本館5階=パーソナルルーム/ステーショナリー
SRGの「オリジナル印刷・プリントスタジオ」
プリントスタジオの山本さん
活版印刷が目の前で見られる
「『プリントスタジオ』は、紙にこだわる方にぜひオススメしたいコーナーです。名刺やレターカードの印刷をはじめ、リングノートをお好みで作れるオーダーを承っています。国内外の約50種もの紙から好みのものを選び、サイズ、書体や印刷する色をオーダーできるんです。
例えばノートなら、サイズはA6・B6・A5の3種類、中身は無地・横線・罫線から選べて、30〜60分で完成します。
国内ではほぼ伊勢丹新宿店のみで扱っているイギリスのカラープランや、リバティ、イタリアのロッシ、コットン100%の紙など、“本物の紙”にこだわってセレクトしています。店頭のカウンター横にあるスタジオはガラス張りで、実際に印刷される様子が目の前で見られるのも、人気の理由だと思います。
30〜60代と幅広い方にお越しいただいていて、男性は名刺、女性はノートを作られる方が多いですね。とことんご自身のお好みを詰め込んだオンリーワンの一品を作れて、活版印刷による名前も入れられるので、ギフトにもオススメです。例えば、母の日だとか……。細かいところまで気を使う方は、素敵ですよね」(村井さん)
「また、サイズ、デザインは決まっていますが、ウェディングボードなどのオリジナルポスターを作ることもできますよ」(村井さん)
Photographed by Kayoko Yamamoto