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古くていらなくなった家具は、買い取りに出すかそのまま処分するか、思いつく選択肢はせいぜいそのくらい。自分の手元を離れた家具がどうなるのかなんて、あまり深く考えたことはないけれど、どうせならまたどこかで役に立っててほしいなあと思う。
しかし、ライフスタイルは絶えず変化し、古い家具は今の様式に合わなくなってしまうことも。リユースするにしても、単なる「使い回し」ではなく、時代に合わせた「変革」が求められている。
家具インテリア総合販売の大塚家具は、俳優であり映画監督の伊勢谷友介氏率いる「リバースプロジェクト」とコラボして、新たなリユースプロジェクトをスタートさせた。そのプロジェクト「Un-TIQUE NEWTIQUE」では、買い取り・下取りで集まった家具を先進的なアイデアと技術を用いて生まれ変わらせ、新たな価値を創造する。
日本の家具の代名詞とも言える桐ダンスは、立方体のフレームをつけることによって、飾り棚やテーブルにチェンジ。和のテイストを残しながらもモダンな雰囲気を持つ家具へと生まれ変わった。
経年で程よい味の出てきた家具は、新たに生地を縫い付けパッチワーク風に。ジーンズメーカー「エドウィン」の厳しい審査基準でイレギュラー品となったジーンズを使っており、時の経過とともにヴィンテージテイストが深まっていく。
家具を一度無垢の状態に戻すということにも「Un-TIQUE NEWTIQUE」は挑戦した。木の素地を削り出し、白木のさらりとした質感に戻す。そこにあしらったヌメ革のしっとりとした柔らかさと、飴色に変わっていく過程が一番の魅力だそうだ。
「Un-TIQUE NEWTIQUE」シリーズは、大塚家具「アウトレット&リユース大阪南港」にて展示販売される。大量生産・大量廃棄のファストファニチャーとは異なる、新しい家具のあり方を体験してみてほしい。
Un-TIQUE NEWTIQUE [大塚家具]RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/05/382757/